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自ら進んで発表できる子になってほしい。
そのために,発表の前にスモールステップを踏むことを紹介しました。
○ノートに必ず書かせること
○となりの子に向けて発表すること
○グループ内で発表すること
こういうステップを数多く踏んで,子どもたちには自信をもって,まちがいを恐れず,堂々と自分の考えを多くの人に向けて発信できるようになってほしいと思います。
今回は,これらのどの攻略法にも通じて使える手ごろな小ネタを一つ。
子どもが発表するために必要なものの一つに,やはり「自信」があります。
これを持たせるために。
とある道徳の授業。
「いつもは言えないけど,家族のだれかに対して言いたいありがとう。」
を,じゅんやくんも一生懸命に考えています。
なかなか難しいテーマですが,じゅんやくんは思いつきました。
「お父さんへ。この前の魚つりのときに,本当は僕が釣ったんじゃないのに,お母さんたちには『じゅんやと一緒に釣ったんだぞ』って,言ってくれたね。ありがとう。」
すてきなエピソードです。
先生は,みんなにワークシートに書くように指示を出しました。 だから,じゅんやくんもなんとか文章にして,それを書きました。 でも,発表できるかな… こんなぼくの思い出が,みんなにどう思われるのかな? みんなに向けて発表することのものじゃないんじゃなかな… やっぱり,はずかしいし… そこで,先生の登場です。 じゅんやくんの机のとなりの来たときに,その文章に気付きました。 そして… 書いていることに丸をつけてあげる! ということを,サラッとしました。 そして,さらにじゅんやくんの耳元でこうささやきました。 「とてもすてきなお父さんだね。このあと発表してね。みんなも感動するよ。」 すると,じゅんやくんは,丸がついた自分の文章にどんどん自信がわいてきたようです。 そして,少し恥ずかしそうにしながらですが,はっきりと手を挙げて,それをみんなに向けて発表しました。 ・・・ということです。 先生は,発表のために書かせる指示を出したなら,書かせっぱなしではなく,机を回りながら,書けたことのノートに丸をつけてあげましょう。 その丸が,子どもにとってはうれしいものなのです。 丸をつけてもらいたくて,がんばって書く子だっています。 「よく書けたぞ」「なるほどね」「ほおほお」「これはすごい」 一言そえてもいいですね。 そして,じゅんやくんのように,発表が苦手な子には,背中をもうひと押ししてあげるための励ましの言葉をコソッとかけてあげるといいでしょう。 先生がつけてくれる丸。 これは,発表するための大きな励ましです。
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