更新がずいぶん滞っています!すみません。
というのも、赤ちゃんの誕生に加えて、先日まで5年生の宿泊学習でした。
少年自然の家での二泊三日。
雨あり、晴れあり、雷からの避難あり、快晴の中の活動あり。
おもしろい三日間でしたね。
(…本心は、早くおうちに帰って家族に会いたかったのですが!)
さて、我が家に初の子どもが生まれた日から、私や妻の生活も大きく変化しています。
赤ちゃんに関しては、おむつ替えに悪戦苦闘したり、おふろにてんてこ舞いしたり、寝顔がかわいすぎて離れられなかったり。
同時に、もちろん普段の家族生活も続きます。
そして、仕事も。
いろんなことが私の生活時間の中で動いています。
ふと、「人生」というものを考えます。
突然ですが、私が好きな海外ドラマに「グレイズアナトミー」があります。
「あ、私も!」という人もいますでしょうか。
一つの病院に勤める医者たちをめぐる仕事や恋愛のドラマですが、とてもおもしろいです。
そのドラマの中のあるシーンが心に残っています。
ひどい傷を覆って落ち込む患者に、チーフドクターがこう励まします。
「私はいつも全体像を見るようにしている」
ひどい傷を覆ったことはつらいことだが、それはあなたの人生全体像から見ればほんの一部。
その傷を理由にして、好きな人への思いを諦めるのはあまりにももったいない。
そう励ましていました。
チーフドクターは、
「医者の仕事をしていて大変なこともたくさんあって、おかげで家族との関係も悪くなる一方で、とても苦しいけど、いつも自分の人生を全体像で見るようにしている。そうすることで、前向きになれる」
そうも言っていました。
私も、この考え方が好きです。
私も、私の人生について考えます。
・今日、いたずらをしたクラスの子を叱ったことも、この子のこれからの長い人生のほんの一部。
・宿泊学習の経験は、クラスとして一年間の全体像に大きく影響を与えた。
・「来年どんな仕事をしてみようか」といって思い浮かぶ仕事も、長い仕事人生のほんのワンステップ。
・そして、私がしている教員という仕事自体が、私の人生の一部。
・新しい家族が生まれてきてくれたことは、人生全体をさらにハッピーにしてくれた。
・そんな人生をともに歩んでくれている妻は、常にかけがえのない存在です。
・・・最後のは、ちょっと恥ずかしいですが
私も、いつも自分の人生を全体像として見るように心がけています。
そうすることで、それを彩る一つ一つが意味のあることに思えるし、どんな悪いことも受け入れられるし、すべては私の人生という枠の中でつながっているんだと感じることができます。
いつも目の前のことに真摯に向き合うとともに、心を広く持って、それを全体像に位置づけて考えて見れるような人になりたいです。
ほんのドラマのワンシーンから、学ぶことでした。
※しばらく挿絵は省略させてもらいます!