もう,少し前のことになりますが,本校の運動会が無事に終了しました。
前回の記事で書いたとおり,台風17号が心配されたのですが,奇跡的に予定通りの日曜日に実施できました。
近隣でも延期を決定した学校があると聞く中で,よくできたなぁって驚きもこめて思いました。
実施の決定は正解で,どんよりした空ではありましたが,雨も風もなく,終始すずしいぐらいの天気で実施できました。
本当に奇跡的でした・・・
私自身,「運動会延期を経験したことない記録」は,また一年更新されました。
よかったよかった。
受け持つ六年生の子たちにとっても,すばらしい運動会でした。
さて
運動会後の一周目を送っています。
6年生学年全体として,なにかと「ケガ」が多く重なっています。
大きなケガではないのですが,保健室で手当てをしたり,念のために病院で診てもらったりするケガです。
う~ん・・・
学年主任という立場から,私も悩まされるところです。
子どもたちの様子を見ていると,ケガをするほど無茶なことをしたり,ふざけたりしていることはないのですが,
保健室の先生に言われました。
「6年生,ちょっと疲れてますかねぇ」
そっか・・・
運動会がんばったもんねぇ。
「最上級生」「最上級生」と繰り返し釘を刺されながら,本当によく動いていました。
この重なっているけがは,それから解放されて少しほっとしているところに,注意力が欠けてしまってのケガなのかも。
と思わされました。
であれば,気を抜かないことを指導するのも必要ですが,
休めるときには休ませる学級経営も!
担任として意識しなくてはいけません。
「休む」と言っても,学校で子どもたちに何もさせないわけにはいきません。
いろんな活動量を調整することはできるでしょう。
宿題なんかも配慮できそうです。
そしてなにより「リラックスできるクラスの雰囲気づくり」が大事でしょう。
体と同時に,子どもたちの気持ちを休ませてあげたいですね。
「がんばろうがんばろう!」だった学級の雰囲気に,一段落をつける。
次にまたがんばらなくてはいけない行事もしばらくするとやってくるでしょうが,それまでのほんの短い間ぐらいは,休ませてあげることも必要です。
総じて,1年間を見通した,重点を置くポイントをうまく配分した学級経営をしていきたいものだと思いました。