小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

「今年初めての〇〇」私が今日仕事に意気込んだわけ

2013-05-01 22:54:46 | 学級生活の攻略法

今日は、朝から意気込んでいました。

時間で言うと1時間目。

ここに一つの勝負をかけていました。

重要な授業があるわけです。

それは何かと言うと…

得意な授業でもなく

教材研究をじっくりやってきた授業でもなく

授業参観でもなく

ひたすらしーんとした、つまらない授業

そう、テストです。

(つまらない授業とは、失礼しました)

今日の一時間目は、このクラスで初めてのテストでした。

ここで、何が「勝負」かというと、

採点です。

絶対にやると決めていました。

新学級一発目のテスト、

採点を、テストの時間内に終わらせて、テストの時間内に返却する!

実は、この時間内のテスト採点&返却は、私は今までも当たり前のようにやってきました。

(そのことに関する記事も過去にたくさん書きました)

だから、今日やるとしても難しいことではなく、いつもどおりすればできることなのですが、今回に関しては、きっと一年で一番、その成功に全力を出したことと思います。

そして子どもたちに思ってほしい。

「テストがすぐに返ってきてうれしい」と。

「先生すごい」と。

同じように、保護者にも思ってほしい。

さあ、そして本番。(とはおおげさですが)

早く終わった子からすぐに提出させます。

受け取ったその場からいきなり採点。

「え、先生、もう採点するんだ」

という子どものつぶやきが耳に入りました。

次から次に採点。

提出に来た子が、(出していいの?)みたいに、少しとまどっている様子もありました。

「いいんだよ。そこに置いて」

そして、子どもたちの提出も早かったので、残り10分を残して採点終了。

上出来です。

5分でパソコン入力まで完了。

パソコン入力があと1分で終わるというときに、

「机を戻しなさい。」の指示。

入力が完了して、会心の一言。

「テストを返します。」

ここでの子どもたちのリアクションを楽しみにしていたのですが、期待通り!

「え~!」

「もう終わったんですか!」

「はえ~!」

「すご~い!」

素直な子たちで、うれしいリアクションをしてくれました。

「みんな、テストはすぐに結果が知りたいでしょ?」「はい!」

「すぐに返ってきたほうが、頭にも残ってるしね。」「うん!」

「テストをがんばっているみんなに応えるように、先生も採点をがんばります。先生はテストをすぐに返しますよ。」

テストの出来がよかったので、必要な解説を2分で終わらせ、残り3分で返却。

ぴったり授業終了。

今日の日報には平均点まで載せることができました。

うまくいって、本当にほっとしました。

毎年、気合いを入れる一時間です。

年度始め、クラスの子たちとの出会いに際して、「勝負所」っていくつかあるように思いますが、私の中ではこのテストもその一つです。

テストの返却が遅い先生って、やっぱり頼りなく見られちゃいますもんね。

私もまだまだ力不足の頼りない先生なのですが、少しでも何かできることで

「今年の先生頼りになる!」

と思わせたくて、必死です。