小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

この子たちのすることの先が読めてしまうあまりに

2013-05-21 22:45:55 | 学級生活の攻略法

また更新のペースが落ちてきています。。。

読んでくださっている方,スミマセン。

ペースを取り戻せるよう,なにか工夫をしなくちゃです。

学校の仕事と,家庭と,その隙間にこのブログがあるような感じになっちゃっているので。。。

さて

6年生担任として奮闘する日々が続いています。

今年はなかなか手強い!

生活態度的にも,学力的にも!

いい子たちばっかりなんですけど,日々頭に浮かぶ言葉は「未熟」。

なんでこんなにできないかな~

なんでこんなに幼いかな~

この「なんで」が,責任を過去の誰かになすりつけるような感じがして情けないので,そう思うのはやめようと思っていますが。

私は昨年も6年生担任で,トータルしても結構な回数6年生を見ています。

だから,まだ幼いこの子たちに対しても,ある程度余裕をもって付き合うことはできているように思います。

やっぱり経験って強いですね。

それだけに頼って仕事をするわけではないですが,ないよりある方が心強いのが経験ですね。

きっと私がいかにも「6年生の先生!」って雰囲気を醸し出しているからか,子どもたちも頼ってくれますし,担任として求心力が働いていることを感じられるのは,この時期の学級経営の形としては,いいものだと思っています。

いわゆる

「言えば聴く」

ような状態です。

「言わなきゃ分からない」

も同時にあるんですが(笑)

年間を通して長い目でやっていこうと思います。

最近は,この子たちの行動の先が読めてしまって仕方ありません。

「このあと,どんな不注意をやらかす」

「この取り組みの中で,どんなトラブルが生じる」

「この学習の中で,どんなつまづきが見られる」

今までの経験に加えて,この子たちと付き合って一月半が経ち,実態も分かってきたからです。

そこで,私は,不注意やトラブルやつまづきが生じる,その前に言います。

「~なことが起きやすいです。それが起きないようにするためにも・・・」

子どもたちは

「さすが先生・・・」

という顔できちんと聴いてくれます。

そして,事無きを得ることができ,ほっとする。

ということが,多く見られるようになりました。

でも,これってまた考えものですね。

何でも先回りして,レールを敷きすぎない!

レールを逸れて,不注意やトラブルやつまづきが生じることも,大事なんですよね。

子どもはそこから多くのことを学ぶわけです。

先生は先が見えているからといって,そんな子どもたちの学ぶ機会を奪いすぎては,なんというか,弱っちい子どもが育ってしまうことになりそうです。

未熟な子たちなので,未熟なりにいろんな失敗も経験させようと思います。

それが多すぎるのも,また学級の日常としては大変なのですが。。。

バランスを見ながら,ときにはガツンと壁にぶち当たらせることも必要です。

私が余裕をもって付き合うことができているのは,先回りしてトラブルを起こさせないという余裕ではだめですね。

起きるトラブルを予測できていて,かつそのトラブルが起きたときにも懐深く対処できる。

そんな余裕でありたいです。