また更新のペースが落ちてきています。。。
読んでくださっている方,スミマセン。
ペースを取り戻せるよう,なにか工夫をしなくちゃです。
学校の仕事と,家庭と,その隙間にこのブログがあるような感じになっちゃっているので。。。
さて
6年生担任として奮闘する日々が続いています。
今年はなかなか手強い!
生活態度的にも,学力的にも!
いい子たちばっかりなんですけど,日々頭に浮かぶ言葉は「未熟」。
なんでこんなにできないかな~
なんでこんなに幼いかな~
この「なんで」が,責任を過去の誰かになすりつけるような感じがして情けないので,そう思うのはやめようと思っていますが。
私は昨年も6年生担任で,トータルしても結構な回数6年生を見ています。
だから,まだ幼いこの子たちに対しても,ある程度余裕をもって付き合うことはできているように思います。
やっぱり経験って強いですね。
それだけに頼って仕事をするわけではないですが,ないよりある方が心強いのが経験ですね。
きっと私がいかにも「6年生の先生!」って雰囲気を醸し出しているからか,子どもたちも頼ってくれますし,担任として求心力が働いていることを感じられるのは,この時期の学級経営の形としては,いいものだと思っています。
いわゆる
「言えば聴く」
ような状態です。
「言わなきゃ分からない」
も同時にあるんですが(笑)
年間を通して長い目でやっていこうと思います。
最近は,この子たちの行動の先が読めてしまって仕方ありません。
「このあと,どんな不注意をやらかす」
「この取り組みの中で,どんなトラブルが生じる」
「この学習の中で,どんなつまづきが見られる」
今までの経験に加えて,この子たちと付き合って一月半が経ち,実態も分かってきたからです。
そこで,私は,不注意やトラブルやつまづきが生じる,その前に言います。
「~なことが起きやすいです。それが起きないようにするためにも・・・」
子どもたちは
「さすが先生・・・」
という顔できちんと聴いてくれます。
そして,事無きを得ることができ,ほっとする。
ということが,多く見られるようになりました。
でも,これってまた考えものですね。
何でも先回りして,レールを敷きすぎない!
レールを逸れて,不注意やトラブルやつまづきが生じることも,大事なんですよね。
子どもはそこから多くのことを学ぶわけです。
先生は先が見えているからといって,そんな子どもたちの学ぶ機会を奪いすぎては,なんというか,弱っちい子どもが育ってしまうことになりそうです。
未熟な子たちなので,未熟なりにいろんな失敗も経験させようと思います。
それが多すぎるのも,また学級の日常としては大変なのですが。。。
バランスを見ながら,ときにはガツンと壁にぶち当たらせることも必要です。
私が余裕をもって付き合うことができているのは,先回りしてトラブルを起こさせないという余裕ではだめですね。
起きるトラブルを予測できていて,かつそのトラブルが起きたときにも懐深く対処できる。
そんな余裕でありたいです。