小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

久しぶりに「教職員録」を見てみると,うわ~

2013-08-22 15:39:20 | 教師力UPの攻略法

ある研修会で一緒になった先生にメールを送ることになったので,
その先生の学校のアドレスを調べるために,職員室の棚にある「教職員録」を手にとりました。
県内の全ての学校と,全ての職員が掲載されている,あれです。
辞典ほどの分厚さです。
年に一回,個人にも購入の案内が来ます。
初任のころ,訳も分からず買いましたが,それ以降一回も買ったことがありません。
私にはほとんど必要のないものでした。
たまに,この教職員録を肌身離さず持っていて,しょっちゅう開いている先生を見ます。
知り合いが多い先生でしょうか。
人事があれこれ気になる先生でしょうか。
「誰誰はどこどこに転勤した」
そんな話を得意になってする先生っていますよね。
そんな人たちが必携しているんでしょうか。

今回,すごく久しぶりに教職員録を開いていみると,改めて思ったのは
「先生って,こんなにいっぱいいるんだ~」
ってことでした。

小さな字で,人の名前が,ずら~って並んでいました。

これ,全部教職員なんです。
メールを送ってくれって言った先生を調べるために,人名の索引を見てみたら,同じ姓の先生が何人もいました。
「もしかして・・・」
面白半分で調べてみると,もちろん自分の名前もあって,(なんかちょっと照れ臭くなって)その前後を見てみると,
「いた!」
同じ姓の先生が何人かいました。
「ほぉ!俺と同じ先生が○○中学校にもいる!△△高校にも!あはは」

う~ん
1つの県内にこれだけ多くの先生がいて,これが全国となるとまたすごい数の先生がいるわけですね。
たくさんいるという実感が,この教職員録のおかげで感じることができました。
いろんな先生がいるんだろうな。
授業がうまい先生もいれば,授業が下手な先生もいるんだろうな。
一生懸命している先生もいれば,さぼってる先生もいるんだろうな。
いい先生も,そうでない先生もいるんだろうな。
自分も先生としていろいろと実践しているつもりですが,自分なんてこの大人数のほんの一人なんですね~

と改めて思いました。


1万人先生がいれば,1万通りの「先生像」や「教育観」があるわけで,例えば前の記事で私が長縄のことについて述べましたが,この1万人に「長縄についてどう思いますか?」なんて質問したら,また1万通りの答えが返ってくるんでしょう。

教育は多様で,正解は1つじゃないということ。

この大人数の教職員の中から,奇跡的にも私が担任となった我がクラスの子どもたちよ。

みんな,2学期からもがんばるからね!