小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

教務主任 この仕事はまるで「パズル」

2014-04-21 23:08:57 | 教師の仕事術の攻略法

教務主任としての仕事に奮闘している毎日が続いています。

この仕事をしていて、まぁよく思うことは

「この仕事、なかなか進まない!」

ということですね。

担任時代は、ある程度の自分の仕事は、自分で計画立てて、自分でペースを作って進めることができたのですが、教務の仕事はそうはいきません。

「そうはいきません」というか、そうしようとしても、「そうはいかせてもらえません」

ですね。

自分ひとりでスタートして、自分ひとりで完結させる仕事なんてほとんどないということです。

自分がするほとんどの仕事は、だれかとつながっている。

そして、そのだれかと一緒に進めたり、だれかの許可をもらったり、だれかからの提出を待ったりしながら進める仕事ばかりです。

だから自分のペースだけでいくことが難しい。

そしてさらに、その手の仕事を常に何個も何個も同時進行で進めていきます。

この仕事はあの人とつながっていて

その仕事は~年部とつながっていて

あの仕事は校長ととながっていて

そんな感じです。

おもしろいことに、職員室にいると、職員室に入ってくる先生たちの顔を見ては、

「言わなきゃいけないことが…」

と用件を探すくせがついてしまいました。

そんな教務の仕事が

「パズル」

のように思えてきました。

いろんな仕事が、いろんな人やものとつながっていて、それらをうまく組み合わせるのは難しいし時間がかかります。

だけど、組み合わせていかなくては形になりません。

そこから先ができていきません。

だから、不器用でも、手探り状態でも、なんとか当てはまるピースを見つけていく作業の繰り返しです。

それは一箇所だけでなく、何箇所も同時進行で。

しかし、同時進行で進めている別々のパズルは、いずれはまたつながって、大きなパズルの形となっていく・・・・

そんな感じに思えます。

ですから、やっぱり大事なことは

目先の仕事(パズル)ばかり見ず、いつも全体像(完成形)を描いておく!

ことだろうと思います。

どんな仕事でも基本だろうと思いますが、この仕事について改めてそれが大事と思えます。

特に今は、自分の未熟さ忙しさのあまりに、目先のことばかり見てしまいそうになるんです。

完成形が分かってなければ、一つ一つのパズルも配置が分かりません。

逆に完成形が分かっていれば、今手にとったパズルが、今すぐにははまらなくても、それがどこら辺で生きていくるのかが、想像がつきます。

この仕事、またいろんな感覚が磨かれていくようで、すでにやってみてよかったなと思っています。