小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

日直さんの声を聞けるクラスと聞けないクラス

2017-10-08 20:50:05 | 学級生活の攻略法
クラスには「日直さん」がいますね。
二人でするクラスが多いかな。
私のクラスもそうでしたが、この2学期からは一人でさせています。

朝の会や帰りの会になると、日直の子が前に立ち、進行をします。
私は、このときのクラスの様子をかなり大事にしています。
時に、日直が前に立ったにも関わらず、おしゃべりをやめないクラスがあります。
日直に注目しないクラスがあります。
日直が立ったことすら気付きもしないクラスがあります。

私はこんなクラスは大嫌いです。

日直の子は、たった一人、大勢の前に立ち、緊張しています。
うまくできるだろうかと、ドキドキしています。
なのに、目の前のみんなが自分に気付いてもくれないなんて…
かわいそうすぎます。
私のクラスでこれまでにも何回かありましたが、こんな状況になったら、私は激怒します。
「なぜ日直の気持ちを分かってあげない」
「きみが日直のとき同じ状況だったらどうする」
「一人の友達の努力を無視するようなクラスは大嫌いだ」

日直の声は絶対に無視しない。
日直にみんなで協力する。
この姿勢をクラスみんなで一貫することは、朝の会や帰りの会のときのみならず、クラスのあらゆる場面に影響があるように思います。
結局は、
「みんながみんなを大事にする」
そんなクラスであろう、ということを貫くことになるように思います。
朝の会、帰りの会は毎日必ず訪れる一場面です。
そこに、学級経営の核となる姿勢を貫こうとすることは、意義があるように感じています。

自分の実感として、やはり帰りの会の方がクラスは騒がしくなりやすいですね。
もう子どもたちも集中力が残ってないって感じで。
でも、そんな状態でも、大事なことは譲れません。