小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

最近、隣のクラスの初任者先生の様子が…

2017-12-05 21:46:11 | 教師の仕事術の攻略法
隣のクラスの初任先生は4月から元気よく先生としてスタートし、私の目からもなかなかいい先生で、初任者として高い評価を受けています。
が…

最近、明らかに疲れています。
仕事ぶりがトーンダウンしています。
最近は外で子どもたちと体を動かす姿を見ていません。
朝の出勤は時折私より遅いことがあります。
私と顔を合わせるときは、気を遣うのか今までどおり元気に振る舞ってくれるのですが、ふとしたときの姿に以前の若者らしい覇気が感じられません。
そして、そのことを何より象徴しているのが、やっぱりクラスです。
最近、そのクラスが何となく様子が変わってきました。
授業がシーンと静まりかえっていることが多い。
なのに休み時間はやたらとうるさい。
クラスとしてのまとまりが薄くなってきているのか、長縄や合唱に臨む姿にやる気がない。
そして、そこに活を入れようとする先生の姿もあまり見られない…

これはよくない兆候です。
大きく崩れ出す前に早めに何とかしなくてはいけないと感じます。

元気があってよく働くとはいえ、もちろん初任者です。
1年間のうちにこんな時期はあって当然でしょう。
今、初任先生は踏ん張りどきだし、私も含めて周りの先輩は支えどきです。

じゃあ、最も身近なところにいる私は何をするべきか。
校務に関する具体的なサポートやアドバイスをしたり、学級を超えた「学年」という枠で経営に当たる姿勢を強めるのは当然ですが、それと同時に心掛けなくてはいけないのは、こんなときに「学級間の差」をできるだけ広げないようにするということだと思います。
学級間の差として生じやすいのは
・学力的な差(テストの点数)
・クラスとしての盛り上がりの差
・保護者の信頼度の差
など。
隣の学級の停滞を無視して、自分の学級だけが突っ走ることがないようにしなくてはいけません。
そのために、自分の学級のトーンを意図的にコントロールしたり、自分の学級の充実を生むような材料があるときは必ず隣とも共有したりする必要があります。

私も今年は久しぶりの担任で、ここまで結構のーてんきな学級経営をしてきましたが、ここからはそうも言ってられません。

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