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このブログも100の記事となりました。
2009年8月にスタートしてから,多くの人に応援の声をいただきながら,それを励みに続けています。
このブログを続けていることで,私自身の教師生活の様々な課題や実践を記録として残すことになり,よかったと感じています。
書いた記事の中の「攻略法」と名付けている実践が,私の教師生活を支えていえるものもありますし,さらに新しい「攻略法」が必要だと感じるものもあります。
「こんなときはどうするんだ?」という課題も多くあります。
先輩の先生方や,各研究会,書籍から学ぶことも多くあります。
出会う子どもの数だけ,教師としての幸せを見つけ,教師という仕事の難しさを実感します。
もちろん,私自身は教師としてまだまだ未熟ですし,ブログも100を数えただけの新米ブログです。
これから,私の成長とともに,ブログも成長させていければと思っています。
そして,ほんの少しでも,このブログを訪れるみなさまにとって,役に立つことができればと思います。
今後とも「小学生攻略法」をよろしくお願いします!
と,100回目のあいさつだけでは,せっかく訪れていただいたのに失礼ですから,前回ネタから継続して,少しだけ。
子どもたちへの講評について。
5つの発表があったら,5つの個別の講評が必要だということを前回は紹介しましたが,それに付け加えて
できるだけ具体的な子どもの姿を講評する!
講評としてあまり今後の参考にもならなくて,子どもたちにも響かないのは,次のようなものでしょう。
「3班のみなさん,紙芝居をよくがんばりましたね。とてもチームワークがよかったと思います。たくさん調べてきたことを発表できましたね。もうちょっと詳しく発表できると,もっとよかったかもしれませんね。」
紙芝居の何をがんばったのか,どんなチームワークがあったのか,何を調べて発表したのか,どこを詳しくすればよかったのか,分かりません。
とてもあいまいで,漠然とした講評です。
ひょっとすると,あまり子どもたちの活動や発表を見ていなかった人だって,これくらいなら言えるかもしれません。
次の別のグループにも同じ講評ができるかもしれません。
それでは,やはり講評として質が低い。
ここでは,できるだけ具体的な子どもの姿で講評することですね。
「3班のみなさん。『最新のリサイクル技術』というテーマを聞いたとき,先生はどんなことを教えてくれるのかワクワクしました。紙芝居も使いながら,写真や図を分かりやすく示してくれましたね。車がリサイクルされていく流れなんて,先生も初めて知りました。ありがとう。ページをめくるとごに,読む人,指し棒で示す人,ページを持つ人を分担するチームワークがよかったですね。この発表会までに,インターネットや本を使ってたくさん調べてきましたね。中には,おうちの人にインタビューしてきた人もいましたね。えらいと思います。紙芝居を示しながら,もっとその技術についての説明を,言葉で詳しく伝えられると,より見ている人は分かりやすかったし,おもしろい発表になったと思いますよ。」
講評を聴いただけで,発表する3班の子たちの姿が目に浮かびそうです。
それは,講評の中に,たくさん具体的な子どもの姿が入っているからです。
これを聴けば,3班の子たちも,自分たちの何がよかったのか,課題は何なのかが明確に思い浮かびます。
ほめられた点はうれしくなるし,課題は今後に生かせるでしょう。
そうしてはじめて,講評は,講評としての役目を果たせるでしょう。
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