お誕生日のお祝いが遅れるなど、まして天皇陛下のお誕生日に寄せる「おめでとうございます」の言葉が遅れるなどもってのほかだが、あまりに忙しく色々あり、今日になってしまった。
月もかわった今となっては、それを記す方が失礼なのかもしれないが、こんなニュース&お写真を拝見してしまったので、記録のために。
上記の2023年3月3日モンゴル国家大会議長御夫妻と懇談される両陛下のお写真を拝見し、アッと声をあげてしまった。
皇后陛下のこのロイヤルブルーの御召し物
私の印象に残っていたのは、1998年当時のスペイン皇太子殿下がご来日された時の、この素敵なロイヤルブルーだ。スペインの爽やかな青い海を彷彿させるロイヤルブルーの御召し物でお出迎えになられた、と当時のマスコミは伝えていた。
1998年スペイン皇太子殿下を車寄せでお出迎え
https://8760.news-postseven.com/55012よりお写真
が、実はその二年前の1996年にはもうお召しになっていたというのだ。 1996年
実に27年前の御召し物をブラウスや小物を変えることで、まったく年代物と感じさせずにお召しになっている。(とはいえ1990年代と比較すると、サイズを直しておられることは明らかで、そうして着まわしておられることの素晴らしさと哀しさを感じる)
ちなみに、先日3日につけておられるブローチは、ご婚約の頃に頻繁にお使いになっていたものだ。(母が素敵だといい、同じものを購入したのでハッキリと覚えている)
先月の天皇陛下のお誕生日で、さらには昨年12月9日の皇后陛下のお誕生日でも、
皇后陛下が29歳と半年でご成婚になられてから、昨年12月9日で29年と半年が過ぎたことを感慨深いとご感想を述べておられた両陛下だが、その年月とほぼ同じ年数の御召し物を今も大切に着ておられることに、驚きと喜びと感銘と、哀しさを覚える。
女児しか産めなかったと責められ心を病まれ、公務をお休みされるしかなかった日々・・・
両陛下の29年と半年を振り返るご感想はともに、悲しみの時にも言及されている。
悲しみの時も共に経た御召し物が、今、変わらず美しさを放っていることに、両陛下の喜びと悲しみの時間が見事に昇華されているのを感じ、深い感動に包まれている。
令和が永遠に続くことを願っている。
世界には、たった数回着まわしただけで、節約家だと称賛されるロイヤルファミリーもおられる(お国柄ということもあり、これは別にその方をどうこう言いたいのではない)。
兄の一世一代の国家的な儀式には、身の丈にあったたものにすべしと簡略化を主張しながら、自分の御殿改修&新築仮住まいには総額50億近い金額を要求する方もいる。(ちなみに兄のお住まい改修費は国内外の要人を接遇する公的スペースも含め8億ほど)
身の丈にあうことが重要といいながら、盗作や横入入学は平気な方もいる。
令和が永遠に続くことを強く願っている。