四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

太田裕美 『君と歩いた青春』

2016-11-28 11:02:30 | 音楽
若いころ、女の娘(こ)と1対1で付きあうことに憧れてはいたけど、
なかなか彼女はできなかった。
いつも失恋ばかりであったから。

でもグループ交際はよくしていた。
数人のグループでいろんな所によく遊びに行っていた。
仲間が仲間をよんで10人ぐらいに膨れ上がっていた時もあった。

そんなグループ内の1人の女の娘が九州に戻るという。
淋しかったけど家庭の事情だからしかたない。
僕たちは盛大にお別れ会をした。

彼女に手渡す色紙に僕は太田裕美さんの『君と歩いた青春』の歌詞を書いた。

♪君がどうしても帰るというのなら
もう止めはしないけど
心残りさ少し幸せにできなかったこと

彼女はこの歌を知らなかった。
色紙を読みながら少し涙ぐんでいた。

♪ケンカ早いやつもいた
涙もろいやつもいた
みんな君のことが好きだったんだよ

グループ内にはいろんな奴がいた。
みんないい奴ばかりであった。
みんなといると楽しかった。

♪君と歩いた青春が幕を閉じた
君はなぜ男に生まれてこなかったのか

青春時代の仲間たち。
今はもう、みんなバラバラになってしまった。
どこかで何をしているのかわからない。

太田裕美さんの『君と歩いた青春』を聴くと、あの頃の仲間たちを思い出すのです。
コメント
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