四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

吉田拓郎 『流星』

2016-11-11 10:56:55 | 音楽
永遠の名曲とは、この歌のことを云うのだろうか。
とにかく詩がいい。
聴けば聴くほど味がでる。
それぐらい僕はこの歌が好きだ。

♪さりげない日々に つまづいた僕は
 星を数える 男になったよ

心の病を患っていたころ、
夜、ウッドデッキで星を見ながらタバコを吸う。
まさに、この詩のようであった。

♪心をどこか忘れ物 ただそれだけでつまはじき
 幸福だとは言わないが 不幸ぶるのはがらじゃない

外に出るのも怖かった時もあった。
社会から「つまはじき」されている感じでもあった。

♪流れる星は今がきれいで ただそれだけに悲しくて
 流れる星はかすかに消える 思い出なんか残さないで

ウッドデッキから見る星はきれいだった。輝いていた。
でも僕はさみしかった。孤独でった。
そんな自分が悲しかった。

あの頃、よく聴いていた『流星』。
そして今でもよく聴く。
心が疲れたら・・・。
この歌は、僕の栄養剤なのかもしれない。
コメント (2)
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