
我が
WE-91Bはもちろんレプリカながら長年にかけて部品を変え
一生懸命手を加えて改良してきた

配線材も何度も変えて
今の配線材は古いWEの単線、主要な抵抗は板抵抗
コンデンサーも吟味して、
この写真の時とはまたコンデンサーが変わっている
今はイコライザー用のコンデンサーを多用している
入力にはレプリカながらWE618Bでバランス入力

真空管もWEの刻印とまではいかないが
そこそこの物をそろえてきたつもりだ
駄物ではないと思う
このアンプの音は劇場で使うにふさわしいと思える
音の押し出し
音の濃さ説得力
彩り
何の不満も無く
何処に持って行っても恥ずかしくないそれなりのアンプに仕上がってきたと思っていた・・・・・
なのに
ある日を境に
まったく駄物に聞こえてきてしまった
やせ細ったったミニチュア管で無理な大音量を奏でているようにしか聞こえなくなってしまった
WE91Bなんて所詮・・・・・・
なんてこった
・・・・
聴かなければ良かったあんなアンプ

残念がら
写真の掲載も
アンプの詳細も

オーナーの承諾を得ていない
ので記載は控える
世の中にはとんでもない真空管がある
とんでもない化け物のようなアンプがある
あのWE300Bがおもちゃのミニチュア管に思える・・
91Bアンプの電源を入れる気力も無い・・・・・・・
聴かなければ良かったあんなアンプ
そう30年前にも一度あったこの気分
当時JBL4343をAGI511Bとマランツモデル250で鳴らしていて
これがサイコーと思っていた時に
あるお宅で聴かせて頂いた
コッターmk2+ML6L+LNC+ML2L*4+4343のあの音を聞かせれた気分
やっと憧れの山に登りつめたと思い、その頂きにたったと思ったら、
そのまた向こうには、遥、雄大に聳え立つ
貧乏人を寄せ付けぬ、WE山脈があった
もう俺には登れない・・・・
一歩も歩けない・・・・
聴かなければ良かった、あんな物凄い音のアンプ・・・・・