
このところやっとWE212ショックから立ち直りつつある
何とかレコードを楽しく?聴き始めている
昨日のブログの続きで申し訳ないですが、
現時点の我がシステムには、中心となる「要」となる機器が無い事が再確認された
が、
よく考えると以前は確実にあったのだ

オーディオを一生懸命やっていたあの頃の「核」となるものは
やはり、彩り機器チェロのパレット
カートリッジでもプリアンプでも無くパワーアンプでも無くスピーカーでもない
パラメトリックイコライザー、オーディオパレットが必要不可欠なオーディオ機器!
は?グライコがメイン機器?
首をかしげる方もいらっしゃるだろうが、確実にあの時
システムの中心にいたのはパレットだった

もちろん思い入れも沢山あった機器だが、
「レコードを自分なりの音で鳴らす」がテーマだったあの頃
まさに音色を変えられる、彩りを付け加えることが出来るパレット

を中心にシステムが構成されていた
入力は
響きの良いガラード+RF297+SPU+レビンソンJC2
安定度があり繊細なEMT930ST+ベンデッタりサーチSCP2
軽針圧アームSME-S3を装着し、デッカカートリッジでデッカレコード専用トーレンス124
いずれかの入力を、オーディオパレットでの色付けを経て
パレットの威力を存分に発揮できる、チェロパフォーマンスを使って
フルレンジスピーカーとしては最大振動板面積と、軽さを兼ね備えた
ハイスピードスピーカー、マーチンローガンCLS
小柄ながら重低音とその定位の良さ、音のバランスの良いB&Wシルバーシグネチア
飛び出すパンチ力としなやかさを兼ね備えたアポジー カリパーシグネチア
聴く曲や気分で入力を変えて、出力を変えて
楽しんでいた
今思うとパワーアンプ泣かせのスピーカーが好きだった
だから何でもならせるパフォーマンスが必要だった
その中心には必ずパレットがあった・・・・・・

一つのスピーカーで全ての音楽を旨く鳴らすのは無理がある
一つのカートリッジで全てのレコードを旨く拾うのも無理だ
だから入力も出力も複数器そろえていた
しかしその中心は意のままに音を操れる機器がメイン機器として陣取っていた
あの頃はほんとに楽しかった・・・・・・・
考えてみるとあの頃のシステムは全てが「要」の製品ばかりっだた気がする
憧れを追い続けていたあのころが懐かしい・・・