オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

さよなら、クイックシルバー、真空管の良さを教えてくれた思い出のアンプ

2014年09月13日 15時57分22秒 | オーディオ



う~涙が出そうだぜ!




俺のオーディオは出会いが全てだった


何にどう出会ったかで、その後進むオーディは変わって行った




雑誌などで情報を得て、その情報を記憶に残しながらその機器を聴く


そこで、すべるかハマるか




それもあるし、自分のその時の気持ちの持ち方もある


いうまでも無くオーディオは答えが無い



到達点が無いと言えば良いのかもしれないが




よく言えば無限に楽しめる!


今は、そう思っている




間違ってもキリが無いとか、果てなき地獄の苦しみ、妥協の産物なんて言ってはいけない・・・





違う話になりそうなので、出会いに戻そう、



そう、同じ機器でも出会い方によって印象が変わる




クルマ等は、まずどこでどう出会ってもそう違いが無いが


オーディオは出会い方を間違うと、その間違った印象が残ってしまうことも




組み合わせ方、鳴らし方、鳴らしてる人・・・によってかなり違ってくる



次にその製品に出会っても、その印象が残っていながら聞くうことになる





そうなると本来とは違う評価をしてしまうのではないだろうか



それもそのはず、当たりまえだがスピーカーの音だけを聴けない


アンプの音だけを聴けない


カートリッジの重はDECCAなら耳を近ずければ直接音も聴けるかな?



まあ通常はカートリッジも聞けない




当たり前だが単品では音は出ない、組み合わせで聴くしかない


組み合わせで、良い音、よくない音と、出てくる音は全く違ってくる場合もある





そうなると、結局製品単品の評価は組み合わせを聴く量、視聴回数で克服するしかない



聴く数が限られている、我々のような一班庶民は、やはり評論家の意見は重要だ


かなり参考になる意見も多く、非常に助かっている面もあるが


明らかにこれは違うぞ!、



てことも多々ある・・・・・・


昔から言われているがメーカーから評○家へのの○賂、○着、等々の噂は絶えないし


職業上、仕方ないかもしれない



ほとんどの評価は頷けるが、明らかに違うのは笑って許すしかないだろう


高評価していたものが、翌年はランク外、

あ、もうあのメーカーと関係が無くなったのね・・・・


なんて自分で評価したりするのも、また楽しい








なかなか本題に入らないが






あのころ、ある方から聴いた話ですが



編集者がアンプの視聴テストで、余りにも良い音で聴き惚れてしまって、記事を書き忘れたアンプがあるんですよ

評論家ではなく編集者が、聴き惚れてあしまったアンプ



そう紹介されたアンプです


後から探した記事ですがこう記されていました



今回のパワーアンプ・テストにおける最大の驚きは、最も小さく、最も見映えのしない外観に包まれてやってきた。

そのアンプに与えられる最高の賛辞は、私がメモをとることを忘れてしまったという事実である



米アブソリュートサウンドの編集長が発した言葉でした





そのアンプがクイックシルバー8417MONOブロックであった


よっぽどメーカーに金が無く、宣伝に金を掛けなかったのか


日本でそのアンプが紹介され話題になったのは、ずいぶん後のことです




始めてそのアンプを聴いたのはB&W-801Fモニタースピーカーでしたが


異様なほどのリアリティーに


「気持ち悪い」と思うほどの実在感の有る音であった


当時B&W-801Fモニタースピーカーは私も所有していましたが


とても鳴らしずらいスピーカーで、能率も低くセッティングの面倒なスピーカーでしたが



各壁から離し、きちんとした台の上に空間セッティングをすると

非常に、表現力のあるスピーカーで、かなり気に入っていました、


そんな表現力豊かなスピーカーがリアリティーを得たものだから大変


気持ちが悪いほどのリアリティーになってしまったのを覚えています


もうあれから30年近く経ったのか・・・・・・




まあそれがクイックシルバーとの出会い


その後同じ輸入元のマーチンローガンもよくならしていた



あの頃はレビンソン(借りて聞いてたもの)からクレルのアンプを購入した頃で


私も様々なアンプを借りたり、拝借したり、ちょっと持ってきたり、たまには買ったり


様々なアンプを使っていた、オーディオが一番おもしろい時期でもあった


新しいソースCDにも期待していた?、そんな時代、


私の中で真空管は過去のものになりつつある時代での出会いだった






改めて、真空管アンプの凄さを思い知らされたアンプでしたが



その後私が選んだのは、時代と共に次から次えと出て来る、新しい魅力を持った

トランジスターアンプの新製品


当然の時代の流れで、

あの頃私が進んだのは更なる、低インピーダンススピーカや、高出力のアンプでした・・・・

音の良さはわかっていながらも、あの頃は定着しなかったアンプだったが





縁あって、数十年経って我が家にに舞い戻ってきたアンプだ




84171台でも十分鳴らせたが、


8417は中高域の透明感や立体感はあるのだがいかんせん


低域のパワー不足


それを補うには低域もクイックシルバーにするしかないと


後継機のKT88バージョンを購入したもの

我ながらこの組み合わせは、ドンピシャ!



クイックシルバー8417を高域に、KT88を低域に使った


ALTEC-817、マルチアンプ駆動


マルチアンプ駆動では基本同じアンプを使うのが鉄則?だが


鉄則と言っても同じアンプを使ってマルチをやっている人は実は少ない




同じアンプではないが似たアンプで行った


高域の艶やかなアンプと、低域に力があるアンプ



音色は実によく似ている


当たり前か?





この組み合わせもほんとに気に入っていたのに



なぜか今更ながらWEに進んでしまい・・・・




今更ながらWE、・・・・私の場合はWEは出会いが悪くて?

いや、私の人間性に問題があるんだろうが




あの頃WEをやっている人はなんだか皆、怖くて近寄りがたかった


だからWEには近づかない、ハマらないようにしていたのだが




結局このざま




WEシングルにはまりながらも




クイックシルバーは手元に置いておいた


繋ないで音を出さないと壊れるので



たまには WE755AやJBL220を鳴らしていたが・・・・・・



等々束なす羽目になってしまった。




ありがとうクイックシバー8417とKT88


出来ればセットで誰かに使って頂きたいが、それは私の勝手な希望



また使った誰かに衝撃と感動を与えて下さい。


おげんきで・・・・感謝、感謝