オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

バランスを求めてのコーナー型設置、肝はやはり低音

2019年10月24日 18時12分18秒 | オーディオ




 

私がスピーカーに求めるものは

 

リアリティー

 

バランス

 

聞き易さ

 

に加えて、

現実ではあり得ない、原音を超えた「私オリジナルの表現力」

 

 

 

私は、そんなものを求めているのだと思う

 

 

ただ、ばかげた大音量を楽しんでいるだけではないんですよ~

 

 

 

 

今回のㇵの字型配置したバッフルに、オープンバックでウーハーを取り付けるTA7396をコーナー型に設置したのは

 




音の一体感、バランスを求めて考えた末のセッティングでした

 

 

 

ほぼ狙いは当たりましたが、「原音に忠実でない」私の再生音はこのバランスが難しいのです(笑)

 




「原音を忠実」なほうが簡単だと思う

 

 

 

 

私の楽しみ、私オリジナルの表現力、これをバランスよくが鳴らすのが意外に難しいんです

 

 

バランスのポイントはやはり低音でした

 

 

まあスピーカーシステムの殆どは「低音のため」と言っても過言ではないと思います

 

我がTA7396バッフルも低音専用です、中高域はホーンむき出しのセッティング

 

 

 

 

低音をどう弾ませ、響かすか

 

私の好みは、

 

ボケない輪郭のしっかりした、張りのある低音





 

 

そんな低音は弾みます、弾んだ低域があれば、全体の音楽は楽しい、これが私の考えです

 

 

 

今回の、コナーバックロードセッティングは、自分でも意外でしたが

 

低域の輪郭が物凄くしっかりしました

 




量感たっぶりに、締まった響きの低音を奏でています

 

 

 

 



えっ!、

コーナー型バックロードで低域の輪郭が出る、なんて有り得ないだろ!

 

バックロードホーンは本来、低域の量を増やすためだけのもの

 

量を増やせば、ボケることはあっても、切れが良くなるなんてことは絶対にありえない!

 


と、言われると思いますが・・・、

 

 

 

 

私もそうなってしまうかもと、思って始めたのですが

 

それが引き締まった低音が弾んでるんですよ

 

 

 

 

今まで何度も書いてきたことですが、私オリジナルの表現力のひとつの、歪感無い大音量を奏でるには、

 

大量の空気を乱さず、沸騰させず、整って動かすことだと思っています

 

 

 

 

 

今回のセッティングでは、

 

バックロード自体は殆ど掛かっていませんので、実は低音を増やす作業は殆ど行っていません

 




 

 

注、大きな声では言えないんですが

ほんと言うと、長いバックロードの音は違和感があってあまり好きではないんです。

 

タン〇〇などの長~いロードが掛かったスピーカーの響きは良いと思いますが

 

いくらホール感等の雰囲気が出ても、ロードが長い低音は、

 

私には緩んで切れが悪くリアリティーに欠ける音に聞こえてしまいます

 

緩んで張りの無い音は弾みませんよね、だからあまりロードを長くかけた音は好きではないんです

 

 

 

 

リアリティーと量感・雰囲気、この辺の兼ね合いが、様々な音楽を楽しむうえで難しいところですよね、

 

 

 

 

 

 

これは確認も含めて、おさらいですが

 

後面開放バッフルの良さは、箱固有の音がしない開放的なサウンドが特徴的ですよね

 

 

 

開放的なサウンドの秘密は、

 

デメリットと言えるかどうか?後面開放は多くの空気を振動させることが出来るのです

 

 

 

振動板前の正相の空気と、振動板裏側の逆位相の空気を無駄なく響かせる後面開放、

 




サウンドをメリットにするも、デメリットにするも、背面のいわゆる逆位相の音の処理次第だと思います

 

 

 

 

 

デメリットかもしれないのは、

 

当然ながらバッフルが上手く用を無さなければ、正相の波と逆相の波が打ち消し合って音が消えてしまいます

 

 

 

それと大量の空気が動くことによって生ずる、乱れ

 

後方からも同じに出てくる空気の振動は、フロント以上に多くの間接音を伴い聞こえてきます

 

 

それと、これは音の特性でもありますが、前後の音は遮断しない限り必ずどこかで回折現象を起こし、

 




回り込んだ音はぶつかり合い、結果として音が滲むと思います

 

 

 

 

 

後面の逆位相の音を消そうと

 

箱に入れれば、固有の音が出て滲みが生じます

 

開放すれば位相の乱れ、間接音が増える乱れが生じます

 

 

 

オーディオルームという限られた空間の中で、振動した空気を上手く動かすことが最大のポイントだと思い

 

 

 

そんなことを考えながらの、後面開放でコーナーを使ったバックロードでした

 

 




 

 

箱なりや、逆位相消音も、回折現象も、間接音箇所もできるだけ減らしたと思ってやってるんですよ

 

 

相変わらずバカなことやってるでしょ~(笑)

 

 

 

 

そんな思いが叶ったのか、ほんとに上手くいき、引き締まった低音なんですが

 

ただやっぱりちょっと量が多いかな~?

 

 

子のセッティングのまま低音を少なくするのには、

 

空気の振動量を減らすには、スピーカー前面の絞り板を狭い板に変えるしかない

 





 

折角組み上げたシステムだが

 

 

 

 

 

 

 

結局全部バラシて組み直し

 

 

 

 

めんどくせ~!