オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

角の取れたまろやかなサウンドは俺には合わない

2020年10月16日 20時43分16秒 | オーディオ

誰が言ったか、WE乱心愚システム

 

私は、あくまでもWEのオリジナルのサウンドを奏でたいわけではありません

WEを使って、我が理想のサウンドを奏でようと、試行錯誤を繰り返しています

 

 

 

よく耳にするオリジナルのWEサウンドは、

刺激が少なく、聴きやすく、角が取れた、

尖った音もしない、まろやかな円熟サウンド

 

 

音は人格を奏でる

 

WEサウンドを奏でる方々は、

物静かな、上品な紳士

 

一部の例外を除き、人格とサウンドがマッチした

憧れの人物が奏でる

憧れのサウンドだと思います

 

 

 

 

 

でも私は、この角が取れた、

刺激の無い「まろやかなサウンド」は

 

慢出来ないサウンドなんですね

 

 

 

 

 

私はまだまだ、鋭利な刀の切れ味で、メガトンハンマーのパンチ力のサウンドを目指してます

音の目標に関しては一切の進歩なしです

 

 

その、目指す音を、現実に奏でるために選んだのが

 

冒頭の自作WE後面開放バッフルとWE22Aホーンに

当時のライバルLansing415と287風のユニットを装着したもの

 

 

それをWEでは行わなかった、バッフルをコーナーに設置し

 

更に両サイドと、上面を塞ぎ、背圧を下方のみに逃がして

 

低音を理想的に調整したシステム

 

思いは叶い

ほぼ思い通りの弾んだ低音を奏でていましたが

 

 

 

コーナーを均等に生かした設置方法だと

焦点位置が視聴位置よりかなり前方に焦点が合ってしまいました

 

 

 

焦点位置を当初気にしなかったのは

 

LANSING415ウーハーの前には、

大型のディフェーザーが設置設置されているので

 

焦点位置は正面ではなく、焦点位置は問題ないと思っていましたが、

 

違ったようです

 

  

何度、どう聞いても「見えないスピーカー」の真正面

ディフェーザーの正面で焦点が合うようです

 

不思議だ

 

 

 

この不思議な、現象を解消するために、ウーハーバッフルの角度を再度調整して

 

 

 

焦点位置を、視聴位置にもって行こうと思い、システムをバラシて再度様々な事を試してみました

 

 

 

 

 

そもそも、なぜ後面開放をわざわざBOX形に覆いを作ったのかというと

 

余分な音を濁さない、遮音の発送からでした

 

古の資料を見ると、WEでは後方に出たウーハーが発する800Kh以上の高域をカットするために

 

シルクの布が掛けられています

勿論、吸音効果もあるとおもいますが

 

音が混じるのを防ぐのが主の目的だと思う

 

 

 

実際に、似たようなフェルトの布を使ってやってみましたが

 

なるほど音が鮮明になる、と思いました

 

 

 

ネットワークでカットしても出るものは、出るようだ

 

出てしまった、不要な音は混ざらないように対策が必要なようだ

コンデンサーと抵抗で補正することもできますが、私は好きではありません

 

 

 

 

スピーカーをコーナー設置していてたので

様々な遮音対策が割と簡単にでき

 




色々やってみましたが

 

 

 

布よりも、板で遮音したほうが、混じらず

クリアーなサウンドが得られる

 

更に、完全に覆ってBOXとした場合

何よりも、低域のトランジェントが良くなり

好みなのサウンドなのでこの方式を使っています

 

以前行った小容量密閉よりエネルギー感があります

 

 

たどり着いたのがコーナーで両サイドの壁を使い

左右と、上の隙間を塞いで、下方にのみ背圧を出すちょっと変わった方式となりました

 

バスレフでもなくバックロードでもなく、その中間の様な設置方法

 

WEでは行わなかった、オリジナルの設置法です

 

 

量感たっぷりだが、タンタンと締まって弾んだ低音を奏でる

 

ほぼ理想の、お気に入りの設置方法

 

 

だが焦点が気になり、いったん解体して再度調整となった

 

 

 

まず、基本となるWE純正方法?を試してみました

 

TA-7396後面開放バッフルとして通常通りに設置してみる

 




 

後面開放にして、まろやかな低音が鳴り出すと

途端に消え失せるのが

お気に入りの「弾んだ鋭利なサウンド」

 

 

後面開放が奏でる、角の取れた刺激の無い穏やかなサウンド

 

大きな声じゃ言えないが、こんなサウンドは

「じい様WEエンスー」に任せればいい

 

 

 

俺が求めてるのはこんな音じゃない

音の角のしっかりした、過激とも言える、衝撃的な音

 

 

やはり後面開放の「まろやかなサウンド」は俺には合わない