ほのぼのオヤジの気まぐれ意見

漂流人生の思うがまま

日本人はスリランカの恩に報いなければいけない。そうでなければ、ひとでなしの民になる。天木ブログより、、、

2021-09-26 05:57:07 | 日記
愛読する天木ブログより、こんな話があったのだ、日本に対して賠償請求権を放棄したありがたい国に対して恩に報いなければ、日本人は人でなしとして扱われても仕方ない。国家の恥。政府はこのことを肝に銘じて対応すべき義務がある。
きょう9月24日の毎日新聞に掲載されている小倉考保論説委員の「金言」は国民必読の随筆だ。

 そこには、日本が国際社会に復帰した1951年9月のサンフランシスコ講和会議におけるセイロン(現スリランカ)のジャヤワルダナ全権の演説が次のように紹介されている。

 ・・・「憎悪は憎悪によってやむことなく、慈愛によってやむ」。彼は仏陀の教えを引き、日本への賠償請求権を放棄すると明らかにした。

 さらに、アジアの人々は日本の独立を求めていると述べ、「植民地として(欧米の)従属的地位にあったアジアの国民は、日本に深い尊敬を抱いている。アジアの中で日本のみが強く、自由だった」と語った。

 セイロンは19世紀初め、英国の植民地化に置かれ、英連邦内自治区となったのは1948年、スリランカとして完全独立したのは1972年である。その6年後、ジャヤワルダは大統領となる。

 欧米支配に苦しめられたアジア人として彼は、植民地化を免れた日本に生涯敬意を抱き続けた。遺言で角膜の提供を申し出て、「右目をスリランカ人、左目を日本人に」と希望する。1996年に亡くなると、元大統領の角膜は日本女性に移植された・・・