おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

結婚式…泣きそうになりました

2006-11-25 23:40:18 | Weblog
今日は親戚の結婚式。場所は広尾。降りてみると欧米人が多い。また、どこかの私立中学の説明会があるのか、小学生と母親の親子連れの姿も多く見られた。やっぱりこの場所は違う。

地図をもらっていたのに散々迷う。余裕をもって出てきてよかった。

無事会場(3つ星レストラン)に到着する。新郎(31)とその弟(29)に再会。僕の結婚式以来だから9年半ぶりだ。

この兄弟は小さい頃から知っている(逆に小さい時しか知らない)。僕には弟がいなかったので、昔はこの兄弟を弟のようにかわいがっていた。いまでは二人とも立派な成人となった。

親族紹介、結婚式が終わり、披露宴のスタート。新郎の経歴に新郎側の会社の友人が一同“オー”。そりゃそうだ。父親の仕事のため米国に転居。地元のハイスクール卒業後、KO高校NY校、帰国してKO大学へ。大学卒業後、一旦企業に就職するが、MBA取得のために在籍のまま渡米。2年後、MBA取得して帰国…。こんな華麗なる経歴の人は、滅多にいない。しかし、本人はいたって普通の男である。

披露宴の席は、新郎の弟の隣。久々に話をする。

この兄弟は仲がよい。弟の大学時代、彼に連絡が取れる唯一の人間は、兄(今日の新郎)だけだったらしい。今回の結婚式(人前式)の介添人(新郎側)も弟が務めた。

不思議なことに、この兄弟が同じ家にいっしょに住んだのは13年間、弟の記憶のない生まれてからの3年を引くとたった10年間しかない。一番兄弟でいろいろな事が話しあえる中学・高校時代には、兄は一人家を出ている。現在も、兄は地方、弟は首都圏に勤めており、会うことは滅多にないらしい。正月も弟の仕事の関係で会えないことが多いようだ。

なのに、この兄弟は仲がよい。弟は兄を尊敬し、兄は弟を認めている。離れているからこそ、兄弟の絆が強いのだろうか?僕から見れば理想の兄弟だ。自分の息子たちも、このようになって欲しいと思う。

披露宴のエンディングで、新郎新婦の生まれた時から現在までの写真が映像として流れた。懐かしい写真もあり、昔を思い出し思わず泣きそうになった。

いい結婚式だった。
コメント
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