おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

親が叫び、子どもが感動を創る!少年サッカー

2008-09-15 23:34:16 | 少年サッカー
この連休、長男(小学2年)はサッカーの大会に出場。そこに家族で応援に出かけた。

少年(少女)サッカー。主役はもちろんプレーする子ども達であるが、脇役である”応援する親たち”がスゴイ!見ていると面白い。

初めは”いいよ、いいよ”、”ナイスプレー”といった声援なのだが、予選リーグから決勝トーナメントに進むにつれ、子どもにかける声が徐々に大きく、激しくなってくる。”太郎(仮名)ボールとりに行け!”、”次郎(仮名)プレスかけろ!”、”三郎(仮名)なんでそんなところに立っているんだ!”、”なにやってんだよぉ!”。声援というよりは、プロ野球 外野席の”ヤジ”に近いものがある。僕もその中の一人。そんな中でプレーする子ども達は、ちょっと可哀想。まだ低学年なのに…。

そんな子ども達が、感動を生む試合を創り出す。

長男のいるチームは予選リーグで敗退したのだが、同じ所属のもう1チームが決勝トーナメントに進出。勝ち上がって準決勝まで駒を進めた。準決勝の相手は、長男達のチームを破った優勝候補の(僕が勝手に思っているのだが実際強い)チームとの対戦。

親たちが声援する中、試合が始まった。前半0-2で負けていたこちらのチームは、後半盛り返し、1点を取る。もちろんこちらの親たちは、大盛り上がり!声援する声のボリュームが段々デカくなってくる。

更にヴォルテージをアップさせたのは、終了間際の同点ゴール!”誰が入れたの?”と聞く次男の質問に、何故か僕は声を詰まらせるほど感動してしまった。自分の子どもは出ていないにも関わらずである。こんなことは初めて。なんなんだろう、この感動は?

結局、前・後半では決着がつかずPK戦となった。これまた緊迫する場面。ボールを蹴る子の親、キーパーの親は、ドキドキものだろう。実際キーパーの母親は、”心臓が痛い”と言っていたらしい。ここでもこちらのチームは、劇的な逆転勝利を収めた。

最後の一人がゴールを決めたところで、親たちは”ジャンピング・バンザイ”。いい歳なのに、そんなことをするなんて…。でも、それだけ感動する出来事なのである。

その後、このチームは決勝戦で負けてしまったのでちょっと残念だった。しかし、いい試合を見せてもらって感動したこともあり、子供達には感謝×2。こちらのチームの多くの親がそう思っているのではないだろうか。

家に帰って長男の試合のビデオを見る。大声で声援しながら撮っているので、画面がゆれる揺れる。次回は、もうちょっと冷静に撮らないと…。

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