おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

街の本屋が消える

2006-09-23 22:15:20 | 出版業界/本屋さん関連
今日、最寄り駅の近くにある本屋に行ったら、今月末で閉店するという貼り紙がしてあった。雰囲気のある“街の本屋”だったので、非常に残念である。

昨年、近くにチェーンの本屋が出店した影響が大きかった。かなりのお客(特に親子連れ)を取られたと思う。
昔は本屋が小さくてもやっていけた。スーパーにも雑誌のコーナーがあるが、“本屋”という空間は、それとはひと味もふた味もちがった。

そこに本があるというだけで人が入った。時間つぶしで入ったつもりが、目に着いた本や雑誌を衝動買いした人も多くいただろう。もちろん、立読みだけで去る人もいるが。でも、お客が来店することにより、本屋が成り立っていたのは事実だ。

今は違う。人が本屋に足を運ばなくなった。雑誌、コミックはコンビニで購入。知りたい情報は携帯でことがたりる。時間つぶしも携帯をいじっていれば、あっという間だ。

そんな状況の中で、同業の、しかも規模の大きい店が近くにできたら、小さい店は大変苦しい。いくら同じ本を扱っていると言えども、新刊、売れている本の入ってくる量が大型店は違う。

どこの街でもこうして“街の本屋”が一軒また一軒と閉まっていくのだな、と思う少し悲しい。

本当に閉店してしまうのは残念だ。惜しい。
がんばれ!街の本屋さん!



マイ《カルチョビット》
8年目。N1リーグ(2年目)。第20節終了。9勝2分け9敗、勝ち29点、第6位。富士に勝ち、那覇に引き分け(この引き分けは大きい)、N1残留決定。予算が増える4位までに入るのはちょっと厳しいか。

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