ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

D-35 修理完了

2009年02月09日 | ナット・サドル作成・調整
D-35の修理は終盤に入りました。ブリッジを削り、ペーパーがけをして成形します。


ピン溝穴のカウンターシンク(ピン用の窪み)をつけ、弦溝を少し補修します。サドルの溝を切り直した跡があり、左用だったことがわかります。


切り直し跡を目立たなくするため、木地着色をして色を整えます。


作成したサドルを磨き、弦を張り、ナット・サドルを微調整し、これで完了です。当初より弦高がかなり低くなり、恐ろしいほど弾きやすくなったと思います。


PUも付いていたので、配線止めのやり直しとジャックのガタツキの補修もやりました。そしてボディ内部にある、おそらく20数年分の蓄積であろうホコリも取り、これで身も心も綺麗になったという感じです。

お問い合わせ ABE GUITARS
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする