ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

怒涛のフレット入れ!の準備

2009年02月19日 | ネック関連
いよいよフレット入れに入ります。サイズに合わせてフレットを切っていきます。


4本分+打ち直し分2本、合計6本分のフレットです。
早速打ち込み開始、という訳には行かず、その前に準備することが結構ありまして…


ヤマキの様にバインディングがある場合は、専用のニッパでタングの両端をバインディングの厚み分切らなければなりません。



そして、スロットのエッジのチッピングを避けるために、ヤスリで面取りをしておきます。


指板修正をしてスロットが浅くなったため、専用ノコで深さを調整。


ノコで端の方まで深くするのは限界があるので、両端はナイフを使います。


チャキその他も同様にスロットの深さなどを調整し、指板面をクリーニングして、ようやくフレット入れの準備完了です。ここまででも結構一苦労なのです。


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