feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

俵屋旅館探索.

2023年01月12日 | 旅行

Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.

廊下の曲がり角にはいろんな灯りと作品が

パブリックスペース

 

パブリックスペースの奥には本が沢山

壁一面の本がとてもいい雰囲気なのだけど、50mmだと到底無理

喫煙室から臨める庭。スペースというスペースからは必ず庭が見えるようになっている。

この先が特別室”暁翠庵”

いつかは。

 

俵屋旅館の内部は建物自体が全て素敵な上、色んなところに様々な美術作品が配置されていて飽きることがない。

パブリックスペースや夕方から公開されるアーネストサトウさんの書斎スペースなどなど…

スティーブ・ジョブズが定宿とされていた特別室の手前まで行ってみたり。

外の街並みが殆ど見えない工夫がされていて、僕が知っている京都にいるとは思えない不思議な気分。


俵屋旅館.

2023年01月10日 | 旅行

今後はしばらくはちょっと旅行にでかけにくくなるかな~という事情があって、行けるときに行っておこうということでずっと前から憧れていたお宿目的で京都へ旅行することにした。

ちょうど京都でアンディーウォーホル展が開かれるのでまずはそっちを行って作品を愉しみ、チェックインタイムに合わせていざ俵屋旅館へ。

Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.

俵屋旅館は京都の三大老舗旅館に数えられる宿で、appleの創業者スティーブ・ジョブズが定宿にしていたことでも有名かなと。

建物に入ってすぐの坪庭。素敵だ…

 

通されたのは壽の間。縁起がいいねぇ

まず目に入ったのは立派なお庭。ガラス張りで外には出れないようになっているようだけど、庭という作品を展示している額のよう。

存在がわからないくらいの透明度が高く反射率が低いガラスのお陰で、美しい庭を堪能できるのと部屋が広々しているように感じる。

掛け軸は室町時代のものだそうな。

座椅子に座ってみれば、京都のど真ん中にあるけれど一旦中に入るとなんの雑音も聞こえない。

当主が描かれたという部屋の図

テレビは壁をくり抜いた奥のスペースに隠せるようになっているので、目に入れることはなく、

トイレや洗面脱衣所、掘りごたつ形式の書斎スペースには床暖房が効いていて、気配りが抜かりない。

シンプルながらも細部に拘り、伝統を重んじながらも細かな配慮が行き届いている素敵なお部屋。

ちょっとしたスペースに降りる用の草履。

草履を履いて降りた左記には庭を眺める用のソファと冷蔵庫が。

棚の中には冷蔵庫が。テレビや電話や冷蔵庫など、家電は全部隠されているので目にすることはない。

高野杉を使っているといったのかな?小さくても木の香りが素敵なお風呂。既にお湯ははってくださっていた。風呂の中からでも庭を眺められる素敵な仕様

 

なんとも素敵な建物で、シャッターを押す手が止まらない。

悔やむべくは50mmの焦点距離が宿の内部を撮影するには狭すぎるのと、ちょっと暗めで落ち着いた雰囲気を撮影するには手ぶれ補正のないライカM型でF2はちょっと暗い。

でもこの旅館の当主の旦那様である写真家、故アーネスト・サトウさんはライカを使っておられたということで喜びを感じながら、尽きることない欲求に満たされながら撮影を愉しんだ。


京都滞在翌日の朝.

2022年10月11日 | 旅行

朝6時ころ、ホテルはまだ眠りから覚めていない

 

 

 

噴水もまだ眠ってる

外に出ると素敵な感じで車を保管してくださってました。右端にフェラーリF8トリブート。素敵だねぇ

 

密かに楽しみにしていた早朝ランニング。

朝6時ころに鴨川沿いを走る心地よさ

たくさんの方で賑わっていた

 

 

鴨川デルタを横切り、森見登美彦さんの小説で一方的に親近感が湧いている京都大学を見学し、平安神宮の外周をぐるっと。

 

途中までスタートボタンを押し忘れてたので7kmくらいかな。もうちょっと遠回りしたら良かったか

 

さっぱりしたあとはこれまたお楽しみの朝ごはん。

 

ここはリッツ・カールトン京都が建つ前はホテルフジタ京都があった記憶があって、おそらく元の所有者の藤田さんにまつわるものを遺しているのだろうな。

ピエール・エルメのクロワッサンがいただけるのではち切れんばかりにたくさんいただきました。笑

シグネチャーメニューのハム、ほうれん草入エッグベネディクト

 

 

チェックアウトまでゆっくりと過ごし、ピエール・エルメのケーキをお土産にたくさん買って帰宅。

ピエール・エルメのお姉さんも久しぶりなのにもかかわらず覚えてくださっていて嬉しかったな。

チェックアウトしてからは下鴨神社に立ち寄っただけで観光という観光はほとんどしていないのだけれど、

とにかく飲んで食べて(笑)とっても充実した京都ステイだった。

また訪れる日が来るといいな。


ザ・リッツ・カールトン京都 水暉.

2022年10月07日 | 旅行

 

リッツ・カールトン京都滞在の日の晩御飯は、水暉というお店の天婦羅をいただくことに。

ホテルからプレゼントということでシャンパーニュを頂きました

サクサクで素晴らしく美味しい海老本体よりも印象が強かった

 

ペアリングセットで頂いた日本酒たち。仁左衛門はとても貴重なのだそう。

鱧と高野山産の松茸

シグネチャーメニューだという近江牛の紫蘇巻の天ぷら

これは液体か?噛んだ感触がない程にとろけて最高だった

これも看板メニューだという卵黄の天ぷらにキャビアを乗せたもの

濃厚。

ミシュラン一つ星を獲得されているという天婦羅・水暉

ごちそうさまでした。本当に美味しかったです。


ザ・リッツ・カールトン京都.

2022年10月06日 | 旅行

人生のお祝いごと。

いろんな要因が重なって、まさかまた行けると思っていなかったお宿に行くことが叶った。

鴨川湖畔に建つ立派な建物

 

秋が始まるちょっと前ということで、京都の街は未だ混雑しすぎてない感じ。

 

アイコンたる大階段(翌朝早朝の写真)

館内には音楽は流れていなくて静かで落ち着いた雰囲気の中、日中は稼働させていないバースペースに案内していただき、ゆっくり座りながらの受付

130室ほどの客室があるらしいけど(そして高い方の部屋から全部埋まっているという恐るべき稼働率)混雑している様子は全然なく、エレベーターで誰かと一緒になるということは殆どなくて安心だった

 

部屋の奥はほぼ全面ガラス貼りで鴨川を臨めるという素晴らしいロケーション

テーブルにはピエール・エルメのチョコレートや挨拶付きのプレートをつけてくださっていたりと、嬉しいお気遣いが

築9年ということで経年劣化する絨毯やファブリック系のものを中心にリフォームをされているそうな

 

 

 

大文字も見える

部屋ワインにオーパスワンがあるという。因みにデミボトルでこのお値段

相変わらず凄いなぁと感心しつつもクリュッグはなくなっている…代わりにペリエ・ジュエのデミボトル

お風呂も美しい。

 

遮音は完璧で完全に無音

静かに流れる鴨川を眺めながら、ゆっくりまったり過ごさせていただいた。


出雲を後にし北野ホテルへ.

2022年05月12日 | 旅行

混雑が始まった頃に出雲を後にし向かったのは、神戸にある北野ホテル

久しぶりの大都会神戸と言っても予定は特段立てておらず、北野ホテルで美味しいご飯を頂いて帰ろうと

オーベルジュの正しい楽しみ方なのかな。

 

道中蒜山高原SAや何度かトイレ休憩を挟んで4時間半くらいかかったのかな

米子あたりで軽い渋滞があったけれど、それだけで4時間半ほどかかるのは島根ってやっぱり遠いんだなと。

といっても鬱陶しい渋滞の時にはクルーズコントロールに助けられて走り終えても疲れは皆無

駆け抜ける喜びもあるし荷物はわんさか乗せられるし、523dツーリングは旅をするにその名に恥じない名車だと実感した。

神戸らしい瀟洒な外観

落ち着いたステキなエントランス

落ち着いた内装がとっても素敵な緑のお部屋。

この雰囲気好きだなぁ

夕方ののんびりした時間。いいもんだねぇ

 

久々登場ベルルッティ。身なりを整えていざ晩ごはん。

身なり一式を予め車に積んでおけたので積載能力が高いクルマは便利だ

シェフからのご挨拶。

 

 

サーモンとブロッコリー

柔らかいタコが絶品

魚の天ぷらみたいな料理。サクサクがたまらん。奥は洋風の茶碗蒸しみたいな感じ。

名前を忘れてしまったけれど、ちょっと珍しいらしい。からすみをふりかけてくれた。

最後の仕上げを目の前でしてくださると嬉しくなるね。

神戸ビーフ。これですよね

スペシャリテ、砂漠のバラ

ペアリングでワインも楽しませてきただき、絶品晩御飯でございました。

ルレ吉さん、ごちそうさまでした。

ゆっくり休んで、そして翌朝

もう一つの目的"世界一の朝食"

おなかいっぱい!

北野ホテルのキーマン、ロワゾー氏

世界一の朝食はこの方から頂いたとか

翌朝はゆっくり目覚め朝食ご飯をいただき、のんびり帰って2泊3日の旅は終了。

充実した3日間だったな。


出雲大社へ2.

2022年05月10日 | 旅行

早朝5時半ころ。出発に合わせて車をスタンバイさせてくださっていた。ありがとうございます。

お世話になりました

高速道路を使って1時間弱で出雲大社に到着

駐車場にはすでにそこそこ車が停まっている。皆さん熱心なんだなぁ

早朝は凛と冷えた空気が心地よく、特に混雑を意識することなく参拝を終えることができた。

今更かもしれんが初めて御朱印帳なるものを購入。格好いい紺色の冊子を手にすることができた。

 

 

TVなどで見たことはあった巨大なしめ縄。すごい迫力

 

スタバのオープンを待ってちょっと遅めの朝ごはん

スタバのテーブルが勾玉?

しばらく街をブラブラし(ブラタモリに出ていた旧大社駅までお散歩)

そして1030オープンのお蕎麦屋さんを待って出雲蕎麦を頂き、11時過ぎには帰宅開始。

早め早めの行動が素晴らしく功を奏したな

というのもお昼をいただいた”かねや”さん、第一陣で入ったにも関わらずオーダーしてからありつけるまでには30分かかった。そして出る頃には数十人待ってはったので一体どれだけ待つことになるんだろう…と。

そして僕は出雲大社に一番近い駐車場に停めたのだけれど、帰る頃には駐車場の西から、東から、南から、一つの交差点を経由して集まろうとしており恐ろしい台数の待ち渋滞になっていたこと。

この人の集まりを後目に帰宅できることを幸せに思った。

密対策になるし、何より人がまだ少ない静かな神社で参拝することの心地よさ。

朝の一苦労やご飯のタイミングがずれることに少々の苦労はあるけれど、十分に価値のある対策だと思う。


出雲大社へ.

2022年05月09日 | 旅行

初の蒜山

 

大山と。

約400km、寄り道しつつ約10時間かけて到着。ホテル山の井さん、素泊まり一泊一万円。

晩御飯は若竹寿しさんへ。オープン10分前くらいから並んで前には5~6組かな。第一陣でありつけた。

城崎温泉ほどに商業化が盛んでない感じ。

飲食店も商店も少なく、全部それぞれのホテルが賄っている感じ

夕方6時にもなれば店は殆ど開いておらず、飲食店も4店程しかないので静か。それはそれで良しか。

 

密を避けつついけそうな旅先ということで選んだのは、出雲大社。

初の山陰、和歌山→大阪→兵庫→岡山→鳥取→島根と6県をまたぐ大移動だ。

といっても時期が時期なんで観光は少なめにと思いつつ気になったのは蒜山。

乳製品で話は聞くことのある蒜山が道中に存在していたため、ジャージーランドという所に立ち寄ってみることにした。

朝7時頃出発し11時頃到着想定にしていたけれど、吹田で既に混雑っぽい話。

混雑を避けたルートに退避したがそっちもでもちょっと渋滞にはまってしまった。いったん下道に降りたりなんだかんだで結構時間がかかったな…

加えて中国道に乗ってしばらく走ったところでトンネル中の事故渋滞が起きたようで1時間半くらい渋滞に巻き込まれてしまった。6台位が絡む事故であったようだけど、救急車が出動しているわけではなく、お子様たちが外で遊んではったので怪我はないようなのでまだ良かったのかな。

結局11時ころに牧場に着く予定がSAの昼ごはんを挟んで13時ころに到着。ジャージーランドでの昼ごはんを食べそこねたー。でもそれ以外は大体想定の枠内に収めることができたので良しとしよう。

蒜山高原でソフトクリーを舐めつつドローンを飛ばし

大仙高原PAにて雄大な景色と車との記念撮影を楽しみ

玉造温泉にてほぼ貸し切り状態の温泉にゆっくりつかり、翌日に備えて早めに寝た旅行1日目。


ろ霞(か).

2021年12月24日 | 旅行

直島の本村地区に新たな高級タイプのホテルが来年の芸術祭開催前日に誕生するらしい。

全11室、客室露天風呂付きで2名1室食事別で44,000円だとか。

安藤忠雄さんやベネッセの社長さんとも通じていて、こちらでも一部屋ごとに作品を展示されていたり、作品を購入できたりするそうな。

直島に行ったらとにかくベネッセに泊まりたくなるけれど、何度か行ってるならこっちもいってみたいかもしれない。

アート好きの若い人たちだけでなく世界中から客が来る島だし、ベネッセハウスを覗いて高級ホテルって他になさそうだから競合するのではなくうまく共存されるのでは。