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レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

お伊勢参り.

2021年02月24日 | 旅行

最近神社巡りが今の自分の関心事で、和歌山の三社巡りを終わらせ次に行ってみたいと思ったのが伊勢神宮。

実は今まで伊勢神宮って行ったことがなかったので今回がまさに初詣だ。

もともと古事記は好きで読んでたので実際に訪れるのは楽しいもの。

天皇さんの直の先祖とされる天照大神を祀る神社of神社、伊勢神宮。ほんとうは伊勢という名前すらつかない”神宮”というのが正式名称らしい。

観光旅行が根付いていなかった時代は伊勢神宮にお参りに行くことが一生に一度の夢であったのだとかで、江戸時代にはお蔭参りと呼ばる流行が起き年間500万人ほどが訪れたとか。

そしてそこに参詣したことを帰宅してから家族などに報告するための証拠の品として、寺社などからの「授かりもの」を持ち帰るのが「おみやげ」だとしてお土産文化がおこったそうだ。

ちなみに江戸から歩いて行くには15日ほどかかったそうな。凄い。

 

和歌山から目指す伊勢神宮まではほぼ直線距離で200km。密を避け極力早くに参拝を済ませようと思い、前日は早く寝て日曜の午前2時15分に出発。

まずは高速道路で和歌山ICを経て京奈和道に乗り換え奈良に入ってすぐの五條で降りる。この間の高速料金は600円ほど(岩出~五條間は無料なのがありがたい)

和歌山最大の川である紀の川をひたすら上流にむけて車を走らせているといつのまにやら吉野川へと名前を変えてることに気づいてびっくり

川を遡ること紀伊半島の約半分、吉野川が南に向きを変える辺り(地図C地点)にローソン吉野リバーサイド店があり、その交差点で吉野川とは別れを告げ県道28号に乗って北東方面の山奥へ向かう。

道中道を横切る野生の鹿の軍団に出会ったりたぬきを眺めたり奈良は自然の宝庫なのだなと実感。

国道166号線に乗り換えたら一安心でひたすら東に走り、道の駅飯高でひと休憩を済ませただけでひたすら進むと我らが国道42号線に再合流

紀和多気ICから再び高速を使ってちょこっとだけ走り、伊勢西ICで降りたら遂に伊勢神宮外宮に到着。

 

時間は5時30分ほどなので3時間と15分で伊勢神宮に到着することができた。そしてその間の交通費はガソリン代込で2500円だったのでとっても安いなと。

写真はiPhone12miniで手持ちの3秒。実際よりかなり明るく写ってるけど撮れるもんなんだなぁとびっくり。

外宮で祀られる豊受大御神は内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神であり、衣食住、産業の守り神としても崇敬されている。

先が見通せないくらい真っ暗なのにもうけっこう参拝客がいらっしゃる。みなさまとても熱心なんだなぁ

冷えた空気も伊勢神宮の中とあらば凛と心地よく、かじかむ手もなんのその

一通りのお参りを済ませたら続いて内宮に。

 

車でいけば5分程なのかな、あっさり到着して一番手前の駐車場の一等地に停めることができた。

到着したのは6時半ころだったので既に明るく、若干ながら人が増えてるもののまだまだ大したことはない感じ。

別宮 ⾵⽇祈宮風雨を司る神をお祀りする別宮。古風な佇まいが時を忘れさせてくれる感じがした。

ここが皇大神宮

荒御魂を祀る荒祭宮

 

冷えた空気と静寂に包まれながら心地よく参拝することができた。

何百年間も多くの方がありがたく眺めたのであろう景色。

 

参拝を終えることには漸くおかげ横丁が目覚め始めるころ

神社を出たころにはいち早く店をはじめていた赤福で起床後7時間後の朝ごはんがわりにお餅と暖かい茶をいただき、

まだ時間があったので歩いて猿田彦神社にもいってみたり、そこらへんをぶらぶら

内宮宇治橋下を流れる川の下流にはでっかい鯉が泳いでいた。

街が目覚めだした頃に一番で昼ごはんをいただき

この日一番のごちそう、松阪牛の牛鍋

旅の思い出にとすでにまんたんのお腹にほうりこんだ”ふくすけ”の伊勢うどん。腰が引き締まった讃岐うどんになれてる自分にはびっくり、もにょもにょしている。

 

混雑の様相を見せる昼、おそらくだれよりも早くお腹を満タンにして満足度100%になった僕は早々に帰途につくことにした。

帰りは高速で楽するとその分襲ってくる睡魔と戦いながらのんびりと帰宅。

充実した一日だった。


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