feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

次期愛車.

2019年07月04日 | クルマ
ポルシェを手放しはや二年程

車熱はすっかり冷めX1とのんびり余生を過ごしていたが、走行距離が6桁までもうすぐとなると若々しい格好であるもののシワや傷が目立つおじいちゃんになってきた。心臓や足腰にも疲れが…

まぁそれは当然のことなんでかまへんものの、修理する箇所が出てきて見積もりが30万円弱もかかるということだった。

気づけば車検が今年末であったり、消費増税が近かったり…

当初は走行が10万km超まで乗り潰すつもりだったけど、まだ値段が付きそうな今、直す前に売ってしまおうか

ポルシェなき今後の主戦力車としてポルシェとニコイチで走りの質もよく長く乗れる車が欲しかったから、1-2年予定が早まったが増税前の乗り換えがベターかなと思うに至った。



次期車両を選定するにあたって一番のポイントはワゴンであること。ワゴンのびやかなデザインに美を感じるのです。

仕事の荷物やロードバイクを乗せられる実用性もほしいし。

前はSUVに興味が湧きAudi A4AvantからBMW X1にしてみたが重心が高く走りに於いて良い事がなく、ワゴンに戻ろうと考えていた。

今流行りの4ドアクーペに浮気することも考えたがどうせ次にまたワゴンに戻ることを考えるかな積載量は減るし

僕の落とし所なんだろうなワゴンって。

Audiに戻ることを考えたが僕に四駆は必要ない(FFはもっと避けたい)。FRがいいかなということでボルボV60も選から漏れる

ほなベンツかBMWか。ベンツは未だ所有したことないので興味があるが、この二社でドライバビリティを優先しているのはBMWかしらん

とそんなこんなであれこれ考え、最終候補に残ったのはBMW先代3シリーズF31の6気筒ワゴン335iツーリングと、同じくBMW先代or現行5シリーズの523dツーリング

335iツーリング
◯なんと言っても今や上級グレードの6発エンジン。BMWといえば6発でしょう。自らも一番馴染み深い6発。
 先代F91ならサイズが1800なのでジャストフィット
✕程度のいいタマが残ってない。6発しかもツーリングとなるとそもそもの生息台数が極端に少ない様だ…
 想定してたほど安くなっていない。というか5が値落ちしてて相対的な割安感が少ない
 親族が320dセダンに乗ってたので今更感。

523dツーリング
◯今のBMWディーゼルは性能がよくトルクがあって乗りやすいし燃費が良い。試乗や親族の評判で問題ないことは分かっていた。次の本命エンジン。
 新型3シリーズが頑張っちゃってて?値落ち気味。最近はDセグがEセグを喰いにいっているというがまさにこの状況のことか。
✕横幅が1860-1870mmもあるのが難点


田舎で細い道をよく走るため1800mmまでの車幅に拘り車を選んできたが、最早これ以上は難しいなと思うに至り遂にそこを諦め

それよりもまだ所有した事がないオトナのEセグメントに魅力を感じてきた。

積極的に選んでみたいと思える大型化ゆえの?伸びやかなボディに美しく引き締まったデザインが素晴らしい。

外装のみならず内装のクオリティも高く、乗っていると幸せになりそうな姿が想像できる。

CクラスやA4、3シリーズに代表されるDセグメントほど実用性本意を求められるわけではなくコストダウンよりもデザインや品質重視その分高い

かと言ってSクラスや7シリーズのようなショーファーを求められるわけではなくあくまでドライバーオリエンテッド

所有することに誇りを持て、運転を愉しみ、実用性も有る。個人が所有しカーライフを満喫する究極的な存在なのではないかと思う。

先進サポート機能には正直興味がないが”事故防止機能はついてればより安心”とレクサスの試乗会に行った時に感じた事


そんな感じで現行G31 BMW523d Touringを次期車両の標的として定め中古車を検索をかけていると、一件のお買得物件がヒット

2017年式 走行7000kmの523dツーリングMスポーツ BMW認定中古車プレミアムセレクション

フロントバンパーとそこに近いホイールにガリ傷があるのだが、そのおかげで市場価格から50万円ほど安くなっている。

オーナーさんが傷ついた個体を直さず売ってしまったのだろう。

そのうち自分だってやっちゃうだろうから個人的には気にしないし、こんなもん後でリペアすればトータルとして安くペイできるはず

さっそくその出物が出品されている栃木BMWまで足を運んだ。夜行バスでGO

格好いいね Mスポーツはバンパーデザインと19インチのホイールがアグレッシブな感じ。

バンバー下部の傷が問題のそれ。傷は浅く大したことない感じである。ホイールも縁にゴリゴリ傷はあるが浅いね

内装は美品そのもの

美しいね

正面は押しが強い。最早イカリングと呼ぶことも無かろうデイタイムランニングライト

アダプティブLEDライトというオプションが装着されており、ハイビームにしても相手に照射せぬよう調節したりしてくれるらしい。

ハイラインパッケージで屠られるダコタレザーのオプションシート。ボディ同色の白ステッチがお洒落

パドルシフトがつくMスポーツは必須条件

アクセルレスポンスは良いしトルクが40有るので心地よい加速を見せてくれる。それでいてリッタ-15kmは走るんやから大したもの

乗り心地は申し分なし。どっしりしっとり、剛性感高し。非常に満足度が高いドライビングを披露してくれた。

普通の物理メーターでいいのにな。そっちのほうが長持ちしそうだが全面液晶は時代の流れか。

ウッドトリムは憧れだった

横幅が大きいので360°モニターがありがたい。タッチパネルで操作ができ、画面の手前で指をくるくる回すとボリュームが大小する

そんなんやる前にステアリングの音量ボタンを押したほうが早いわとツッコまずにはいられない

これは予想外。ヘッドアップディスプレイが。あったら使うメーターに視線を落とす頻度が減るね。カラーなんだね凄い

ささやかなMバッジ

半ドアを閉じてくれるソフトクローズ機能がオプション搭載。有るなら越したことはない。

ドア特にリアの開閉音がしっかりしてて素敵。X1で凄い不満だったのよね

トランク下部に足を差し入れるとトランクが自動で開閉。荷物を隠すカバーまで電動で昇降する。すごいねえ

5シリーズは今まで乗ってきたDセグメントの車達と比べるとベースが違うからかオプション満載だからか何かを我慢してということが無い感じ

◯Mスポーツパッケージ
・アダティブ・ヘッドライト
・ハイビームアシスタント
・パーキングアシストプラス
・PDC フロント&リア、ビジュアル表示機能付き
・パーキングアシスト
・トップ・ビュー+3Dビュー
・サイド・ビュー・カメラ
・リア・ビュー・カメラ(予想進路表示機能付き)
・Mスポーツサスペンション
・4WSインテグレイテッド・アクティブ・ステアリング これは正直いらない。でもないと小回りが効かない車になるんだろうなぁ
・Mエアロダイナミクスパッケージ
・オートマティックトランクリッドオペレーション 電動トノカバーのことかな?
・コンフォートアクセス
・19インチMライトアロイホイール フロント245/40R19、リア275/35R19 18インチぐらいで十分なんだけどな。でもデザインは素敵。タイヤが寿命を迎えたら脱ランフラットしようか
・ポプラグレーファインウッドトリム
・BMW Individual アンソラジットルーフライニング
・アンビエントライト
以上がつくようである。新車では145万円のオプションらしいが中古はそんなに値段差が生じないので積極的に選びたい。

◯ハイラインパッケージ…ダコタレザーシート、フロント・シート・ヒーティング、ランバーサポート

◯その他デビューパッケージ?…ソフトクローズドア、トランク自動開閉、ヘッドアップディスプレイ

正直ここまでオプション満載の個体であるとは思わなかった。

リアサスはエアサスを標準搭載しており、重い荷物を積んでも車高が変わらないように設定されてるらしい。ここらへんはEセグだからだろうねぇ

ボンネットを固定するロックが二箇所あったりするのも社格の違いなのかしら


僕が選んだのはBMWプレミアムセレクション車であり、延長保証もつけられ4年は正規ディーラーでメンテが受けられるそう

つまりモノ的には間違いのない代物であると。その分保証が高かったけどね…でも電子デバイス満載やし付けておいたほうが良いだろう

加えて旧世代3シリーズ6発と現行5シリーズの程度の良い個体が100万も違わないならいっぺん選んでみたいと思おうってもんです。

流石に高いが新車でクラウンの最下層グレードを買うよりも安いわと心に言い聞かせ、10年乗ってやると心に誓い


判子を押した。


正真正銘車欲を満たし切った感があるので、大切に末永く乗りたいものだ。

電子デバイス満載やから故障が心配やけど。


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