気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

着物を着る前に

2009-10-25 10:48:00 | アート・文化

 着物宣言をしていて気がついたのが最近の女性ファッションはスカートを履く方が非常に少ないということ。ボトムにデニム素材とかチノパンを合わせていますね。トップはチェニックとか割合に女性らしい着こなしなのですが、ボトムが男性ぽいと、そこからいきなり「着物」にはいかないのではないかな?と思うのです。

 だから、まずはスカート宣言。学生時代に戻ってスカートを履いてみる。足の太さはともかくですね、裾捌きが上手になると思うのです。出来ればフレアーよりタイトぽいぴったりくるデザインだと着物に近い感覚がつかめると思うのです。スーツでもボトムにズボンを持ってくるタイプがありますよね。どうしても自分の中では正装というとスーツでもズボンはあり得ないと思っているので、これは偏見だと分かっていて、敢えてスカートを推奨します。

 そこから着物にいかないと歩き方もぎこちないし、日常生活に困ることも多くなるのでは?と思ったのです。もちろんGパンを履いていても女性らしくふるまえる方は多いです。歩き方もそう。綺麗にすっすっと足が出る。腰からというよりも体全体が前へ行く感じ。若い方はどうしてもひざ下だけで歩くので、非常にだらしなく思えます。また膝を前にだしてのオバサン歩きはみっともない!立ち姿がもう「おばさん」なんですよ。背中を丸めて膝を前にして足を肩幅くらいに開いて立つ。と・・・・おばさん度アップ!です。

 とにかくおへそ(出来れば丹田)を中心にして前への移動を心がけると非常にいいですよ。背中心が曲がっていると良い事ないですからね。内臓にもよろしくない。

 着物宣言をする前に女性ならスカート!これ試す価値ありだと思います。


モデル気分でコーデファイル

2009-10-24 23:29:00 | コスメ・ファッション
せっかく毎日組合せを変えて着物を楽しんでいるなら、写真に収めたらどう?と友人が云うので、現在本気で部屋を見渡しセルフで撮れる位置を検討しています。座っても立ってもいいのですが、逆光だとか背景が生活臭漂う雰囲気では興醒めですよね。家人がいるときは頼んだり出来ますが、大抵着替えは家族が出払った後なので、には頼めないし。アイデアは良かったのですが、実現にはまだ時間が必要な様子。ブログにアップするなら顔は出したくないし。難しいです。一応は補正しますが、あくまでもラフに撮りたいのです。
 この週末はジュエリーフェアだとか。姫と二人でお出掛けします。姫は青の織り萩文様小紋に菊刺繍の半幅帯。私は撫子と露草を白地に墨で描かれた友禅小紋に秋文様を扇に描いた茶系の名古屋帯を変わり結びにしてみました。柔物は滅多に着ないのですが、たまに着るとはんなりまったり良い感じ。新たな自分を発見出来ますね。
 姫用にと買ったアンティークが肩と襟がぼろぼろなのでリメイクできるか検討しています。身丈が長いのでいっそのこと痛んでいる部分を切り取りすればなんとかいけそうな感じ。襟は掛け襟をとって中と交換します。アイデアは湧くので楽しんでます。負けず嫌いだし(笑)
 今日の着物用にとサテン地のリボンで髪飾りを作ってあげたら大喜び!白い小花を付けてちょっとだけボリュームを着けました。姫は髪が肩胛骨付近迄伸ばしていてストレートなので、敢えてアップにしないで大正か明治時代のお嬢様風にしてみました。バックも自分で選んで持ちます。中身がゲームとおやつと云うのが現代人ですね。
 ジュエリーフェアでは貴石が多く値段の割に安っぽいので買わずに終わり、自宅で手持ちの宝石を並べて姫と遊びました。
 一つ気になる帯留めがあったのですが、文様が萩というのがちょっとだけ?なので、諦めました。珊瑚の帯留めは綺麗で使い回しも出来そうなのですが、そこまでのコーディネートな自信がないので、修行しなきゃならないなと思ってます。パーティー等では結構目立つので、重要なアイテムなのですが、今一つ使いこなせない。取り敢えずは手持ちの物を攻略してからです。
 フェアーには別の友人Mさんも娘さんと来たのですが、長居したくないので入れ違いに店を出ました。話も合わないし…
 まぁまた来週末の展示会に期待です。


対抗!女着物宣言一般人編

2009-10-22 22:52:00 | アート・文化

 私も着物生活をして一年のうち3/4が過ぎました。ここまで来たのも全部実母のおかげです。とにかく多分に普通の着物を初めから揃えなければならない方にとってはとても贅沢な環境だからです。

1:手持ちの着物の90%が小紋と紬という普段着だったこと。化繊も多く手入れが楽だった。しかもその数が半端じゃない。写真を撮って二枚プリントしファイル用と畳紙に張る分です。その作業だけでもまだ終わっていません。増えるし・・・・・

2:訪問着・色無地・江戸褄(黒留袖・色留袖)・喪服・などは一通り揃っていたこと。

3:帯は袋帯が主流、半幅帯も豊富なので、変わり結びでコーディネートの幅があったし、自宅用や近所への外出には半幅帯が活躍したこと。

4:小物類が豊富にあったこと。未使用の物も多く勿体ないです。

5:夏物はほとんどが化繊で自宅で洗えたこと。

以上が良い点。次に悪い点

1:時間が経ち過ぎていてシミ・カビ・色落ちなどのトラブルが多く、悉皆に沢山出したので多少の出費があったこと。

2:反物だけとか洗い張りしたままの状態で未仕立ての物が多く仕立てたらやはり出費がかさんだこと。

3:足袋のサイズが合わないので買い替えたこと。何故か一枚の足袋もない。全部死ぬ前に捨てたらしい。サイズが違うので履けないから仕方ないです。

4:草履は古いエナメル素材で鼻緒も細いタイプの物だし、張り合わせが劣化し再生使用できず、買い足したこと。

5:襦袢が古くなっていて自宅用はあきらめて着ているが、外出となると困るので買い足したこと。

6:お直しにと呉服屋に行けば目に付いた物が欲しくなりやっぱり買ってしまったこと。これは自分の意思が弱いだけです。でもアラ40でピンクの色無地は着られないしね。レモンイエローやオレンジ総絞り、周防は着ます。利久茶は新たに増やしました。三つ紋を入れて準正装ようにと思ったからです。行事も増えるし。仕方ないです。

4:姫と息子が着物にはまり買い足したこと。

5:浴衣が一枚もなく(習い事のお揃い浴衣はありましたが)買ったこと。

 以上色々考えて今年着物宣言してから結構出費があり、へそくりが底をつきました。しばらくは買いためた反物を仕立てて我慢です。それでも二代目の姫が意気揚々と着てくれるので楽しみです。またネットでアンティーク物を安くまた状態の良い物をゲット出来たことも良い事でした。着物友達も増えたし

 着物に関する本は沢山買い込みました。勉強して残す本と、手放す本に分けてはせっせと整理しています。結構売れます。

 先の呉服屋三代目さんのように洋服を一枚も残さず捨てるという訳にはいかないので、完全なる着物生活ではないのですが、それでも日常のほとんどは和服です。夜だけユニフォームになったり、パジャマだけ洋風だったりします。喪服は女性だと親族に限られている状態なので御法事以外は洋装です。お付き合いの告別式だと焼香だけして帰る場合もあるので和服は着ません。

又海外旅行の思い出のある民俗衣装や舞台衣装も捨てられません。普通のスーツも夏物とツーシーズン用は幾つか残しました。毛皮のコートやショールも。

 普段の生活に着物で特に困ることはないし、仕事柄役職に就いているので着物だと箔がついて結構商談もスムーズです。覚えて貰えるし。良いことずくめです。

 子供の参観日も行事も着物で出掛けます。姫のクラスメイトは「何で着物なの~?」といぶかしげに言うらしいのですが、その親御さんは結構着物にあこがれている様子。姫は「着物で何が悪いの?」と言い返すとか。「それが何か?」的な感じです。休日に自分で着付けて過ごす姫ですからもっともな発言ですね。頼もしいです。日本人が和服でいることに違和感を覚える方がおかしい。着物で何か迷惑でもかけていますかね?と問いたい。

 手芸が好きなので単衣を仕上げたり、小物(髪飾りや帯飾り)を作ったり、半襟に刺繍をしたり、匂い袋を作ったりと趣味も増えました。また上手に作れるのも楽しい。手織りは姫と二人でやっています。あれは意外性のある作品が出来て面白いですね。また古い反物をリメイクしてチャイナシャツを作りユニフォームにしたり、アロハシャツにしたりして楽しんでいます。

 だから純粋に和服だけで過ごす!という着物生活宣言にはならないのですが、それでもいいかな?と思います。

 これからも精進します。


男性陣の着物宣言にモノ申す!

2009-10-21 10:16:10 | アート・文化

 息子に着物を出してやりながら先日読んだ本を思い出しました。「着物宣言」一年をいやこれから一生を着物(和服)で過ごそうと決心し洋服を全部捨てた呉服屋三代目さんのお話です。

 でもねえ。ちょっとなんだか見当違いかもしれませんが、違和感を覚えました。確かに男性で着物姿は非常に珍しいのかもしれませんが、噺家や呉服屋、力士、骨董屋、古本屋、老舗の酒屋、味噌屋、蕎麦屋、うどん屋、陶芸家、画家、作務衣も着物カテゴリーに入れるとすれば身近にも着物で過ごす男性は結構います。下着が褌かどうかは聞きませんけど

 改めて息子の着物を見たり、ネットの男性着物を見ても大概が江戸小紋か紬、木綿などで花柄は見ません。浴衣に龍とか鯉とかあるくらいですかね。大島紬のアンサンブルは非常に多い。ということは季節がなく、ビジネススーツ的もしくはTシャツにGパンという姿そのものなのです。女性の様に季節に応じて柄を考えるとか、それに合わせて帯を・・・・とかはあまりないようです。中には襦袢や羽裏で楽しむ方も知っていますから、見えないところでお洒落しているのかもしれませんが。

 そういうことを考えると女性の着物宣言よりも男性の方がずっと楽なはずなんです。おはしょりのしまつ、帯結び、髪型。女性は男性の着物の着付けよりずっと手間がかかる。しかも行き先によって着物の格や帯の格を変える必要も出てくる。先の本ではお太鼓を前で結ぶという新しい着付けを紹介していましたが、すでに後ろで結べるとか簡単帯を持っている者にとっては非常に複雑に思えて、はたして本当に三分帯結びなのか?と疑問に思いました。だからDVDを購入して勉強してみたいと思います。本当ならこんなに楽なことはないですものね。楽で綺麗に出来るならこれはありがたいお話です。この著者も着付けは最後の帯で全部まかなえると言っています。女性には出来ない!

 著者が呉服屋であることも「着物宣言」の意味があまりないなあと思いました。普通のビジネスマンが会社に行くのにこれから一生退職するまで着物にします!というお話ならすっごく面白いかもしれませんが。そういう人います?いたら是非お友達になりたいです。

 それにね、女性特有の「お月」のものの時は結構大変ですよね。男性はそれがない分いいなあと思います。

 家事も買い物も仕事も育児も全部着物で・・・・・。やってみて下さいよ。洗濯は奥さんとお母さんに任せて・・・なんてちゃっかり書いているところをみるとまだまだだねえと思うのです。

 自分で仕立てる。直す。洗濯する。やらなさそうだし。この辺突っ込んでいいですか

 私個人としては男性にも着物は着て貰いたいのです。毎日じゃなくてもいいから。帰宅後にくつろぐ時。お出かけの時。別に習い事を始めなくてもいいじゃないですか。お茶お花詩吟お能歌舞伎落語書道日本画水墨画友禅画家。何でもいいですけど、別にやらなくてもちょっと着物でお正月に初もうででもいいと思うのです。365日本気で10年やったらまた何か別なものが見えてくるかもしれませんね。ただし家事も手伝ってよ!

 とここまで書いてきて、自分も着物で過ごしていますが、あまり不都合はありません。パチンコもやりますよ。ただ、スポーツは無理だからユニフォームに着替えますが、せめてもの意地で生地だけは和物や和柄にしています。どこかに和風の小物を使うとかです。

 着物宣言しなくても着物を楽しんでいる男性陣!がんばれ!

 

 


モチベーションの維持

2009-10-20 23:11:00 | ボウリング
人間は不思議なもので駄目だと思うとダメになり、頑張ればなんとかと最後まで闘志を持ち続ければ、以外に良い結果になったりする。今夜のリーグは3フレでマシントラブルにより中断、その後レーン移動するも、もうやる気なし。でも他のメンバーは一位二位を獲得。あらまぁ。私だけ?出遅れです。ハンデ戦ですから実力通りに右並いですから、普通にしていればいいのに、全然だめです。やる気が全くない。何故なら起こってもいない事があったらどうしようと私生活の悩み事があり、頭から離れず、尚且つ女性特有の体調不良に見舞われていて今一つ。考えられらるだけの理由を探すとけっこうあります。そんな自分が嫌です。
 今夜はツレもスコアが酷いのでボウリングの話はなし(笑)だから面白い。
 失敗から学ぶ事は成功体験を積み上げるより大事だと思います。有りもしない不安にかられて縮こまるのはナンセンスですね。
 昼間に読んだ禅の生活はシンプルというのを理解し、実行しようと言う項目と今のままで間違ってないんだという自信と混在しています。
 何事も元は単純なのかもしれない。