
昨日、DVDレコーダーにため込んでる映画を整理してて、
ロッキー・ザ・ファイナルを再生してしまい、結局全部観てしまった。
ボクサーのハングリー精神は年老いても消えることなく、
それ自体が限界をすでに越えたロッキーを苦しめる。
現役ヘヴィー級チャンピオンからエキシビジョン試合を申し込まれ、
不屈の精神でトレーニングし敵に立ち向かう。
誰でも書けるようなストーリーなのだが、
この映画、やっぱり男の中にある何かを揺り動かす。
映画を観終わってから脳裏に浮かんだのは昔のスキースクール時代の光景だった。
モーグルしたり、初心者教えたり、チビッコレッスンで一緒に雪と戯れたり、
イントラ連中でトレインしたり(列になって滑るやつね)。
とにかく猛烈にスキーがしたくなった。
同時に、あれ?なんでオレは今山にいねえんだ???と思った。
オイラはウインドが好きだが、スキーは遥かにウマイ。
自分は自尊心のある人間で謙虚だが、スキーに関してはスゲーうまいと自慢する。
とにかくスゲーんだ。中学2年で1級を取り、その後はずっとスラローマー。
しかし体格に恵まれず、デカイ連中にはタイムで叶わなかった。
強いものは速い→速くないので弱い、と思いこんでレースをやめ、
大学時代にプロ教師に転向した。
ところが、オイラは、綱渡りしない人生を望んだので今のリーマン人生に落ち着く。
でも今、この時代、世の中全てが綱渡りだし、誰しもが崖っぷちフロントウイリー走行。
だから今となってはスリル大好き男が安定を望むというのもおかしな話だ。
とは言っても、オイラは今の仕事と海の遊びを続けていくのだろうが、
少なからず、今一体どうなのよ!?と後ろを振り返りながら前進することは正しい筈である。
画像は、オイラが昔いたスキースクールから派生した別のスクールの風景。
とても楽しそうだ。一般の会社によくあるような作り笑いがない。
ハナクソのような奴がいない。
すぐコンプライアンス委員会に訴えるバカ女や、出生しか考えないカバ男なんていない。
そこのスクールで、オイラの後輩だった奴が校長先生をしてる。左から3番目の奴だ。逗子ローカル。
もう20年以上もスキーで飯を食ってるわけだ。
利益の正体がわからない大企業の給料ではなく、お客さんが喜んだ笑顔が対価なってストレートに返ってくる。
いい仕事です。
オイラはまたスキーをするだろうな。
そんなことを考えながら、来月の宮崎サーフトリップの計画を立てるのであった!
わーい!飛行機サーフィンだぜい!