Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

oppai poron

2006-08-23 16:20:38 | ThinkAbout..
8月の絵日記

茅ケ崎小学校 4年3組 あいおか いわお



ぼくがすむ茅ケ崎はサーフィンができます。
ぼくのしゅみはサーフィンです。

海パンいっちょうでするとビーチクがこすれて痛いんです。
こすれて次の日とかになるとカサブタができてしまいます。
黒くなってしまうと、2がっきのプール教室で、
『おい、お前!こどものくせに遊んでるだろ!
6年2組のサセ田ヤラ子にビーチク吸ってもらってんじゃねーの!?ぶんなぐってやる!』
と、ジャイヤ~ンに言われそうでいやなんだな。

で、ぼくはビラビラボンのラッシュガードを着てサーフィンします。
ところが大きな波に巻かれると、ベロベロベローってぬげちゃうんです。
そうするとうまく泳げなくておぼれそうになってしまいます。

近所でウインドサーフィンしてるおねえさんたち(れれ?オバチャン??)もサーフィンしてますが、
浜でこんなこと言ってました。
『やっぱさ~、ビキニでサーフィンしたいわよね♪』
ぼくはそうぞうしたらオチンチンがちょっとだけビヨーンダンカーベックになってしまいました。

ラッシュガードがぬげるくらい、波の力はすごいんです。
ビキニのブラジャーなんてあっというまに取れちゃうとおもいます。
それにヒモパンだったりすると、これまたすんげーことになります。

でも、さいきんビキニのねえちゃんのサーファーってとても多いんだよ。
最近海が混んでいるのはビキニちゃんをねらったドスケベサーファーが多くなったせい?なんておもってます。

ぼくはきれいなおねえさんのそばで波待ちしました。
おねえさんはビキニでいい香りがしました。
ぼくは思わず、おねえさんのそばにいって、おねえさんのまわりの海水を飲んでみました。
のどがやけるかと思いました。

友だちに話したら
『気持ちはわかるよ』って言われました。

『ただ、おねえさんのとなりにオヤジサーファーがいてションベンしてたよ』って友達はつけくわえました。
ぼくは、おえ~っとなりました。

WAVE RIDING

2006-08-22 16:58:56 | ThinkAbout..


オイラがウエーブを始めたのにはキッカケがある。
オイラだけの話じゃなくて誰にでもキッカケはあるだろうけどね。

オイラは20代の頃、海水浴規制のかかった江ノ島東浜でエリアロープに張り付いてしまった。
南西風が強くて、ロープに一度張り付いたらニッチモサッチモいかなくなった。
オイラと同じ張り付き組が蝿取り紙にくっついてくるように張り付き始め、
セイルとセイルが重なり合い、ボードとボードがぶつかり合った。

そこをとても軽快にウエーブボードの人がサクサクッっとオイラのワキを走り抜けた。
小さなチョップで軽くジャンプしちゃったりした。

オイラはとにかく羨望のまなざしでそのライダーを見ていた。
ほんとにカッコよかった。
その後、オレ何やってんだ!ロープ邪魔くせい!と憤慨したもんだ。
絶対ウエーブやってやると思ったのはそのときだ。

茅ケ崎へ越してきてすぐ、オイラはサザンビーチへ出かけた。
クラークのウエーブボードとコンバット5.0を持っていったのだ。
あっという間にオーバーになり、あとは指をくわえて他の人のライディングを見てるだけだった。
そのとき、とても好青年で腰が低く感じのいい男がやってきた。
ずっとこんな感じですか?みたいなことをオイラに聞いて、ニコニコして出艇した。
いきなりとても高さのあるワンハンドジャンプをした。
マスト手をダランと下げ、ハングルーズのサインをした。
まるでオイラにしてくれたみたいだった。
オイラは純粋にカッコエエ!と叫んだ。
ああいうふうに乗りたいと心から思った。
それが2番目のキッカケ。
そしてその男は後に全日本を制したイシイちゃんだった。

その後、とにかく海に通った。
風と波は少しずつ少しずつオイラに夢と希望を与えてくれた。
途中何度も風はオイラを吹き飛ばし、波はオイラをグルグル巻きにして、プッシュしてくれた。

挫折は次の機会の起爆剤になるし、
充実感は更なる機会の継続になった。

ひとつ確実にいえることは、ウインドサーフィン、特にウエーブは負けず嫌いじゃないとできない。
人に劣っていることを認めやすい人や、自分自身をプッシュできない人には向いていない。
何故かというと、オイラ自信負けそうになると、自分をプッシュしたし、そうしないとめげたのだ。
何事にも壁はある。
たぶん、4.7以下で乗れる人は壁をぶち破る快感を知っている。
人生というものは壁が幾重も重なってできているものだけど、
ウエーブで壁をぶち破ることは、人生を生きていく中ではさほど難しいものではないのだ。

海になかなか来れない人がいる。
きっと海に来るたびに外したんだろう。
それは無風と強風の両極端のコンディションしか見てないんだ。
ウエーブボードに乗り、空を仰ぎ、目を閉じて風の音を聞く素晴らしいコンディションもあるんだ。
それには一つ。まず道具を持って来る事だ。
身体だけ来たってダメ。残念ながらそういう人は生涯ウエーブすることはないだろう。

茅ケ崎だって御前崎だってフラットな日がある。
そのときに乗って、楽しいな!と思った人が通い続けた結果3.7でも乗れるようになるんだ。

5.3で乗ってて、飛び魚と一緒に波を飛んだりする。
仲間とすれ違って手を振る。
かたや、大地異変のように海面が隆起して呼吸すらうまくできないようなコンディションもある。

すげーよな、死にそうだったよな!って笑いながら言えるのがウインドの醍醐味だと思うけどね。

オイラの友達でいろいろな理由でウインドから離れていったやつらがいる。
見切りをつけた(オレには無理だ)連中はしょうがない。
でも、またやりたいと言っていながらなかなか腰が持ち上がらない奴らには
なんとかリスタートして欲しいものだ。
ちょっとは同じ海面で遊べるはずなんだ。

全くの初心者とオイラたちが同じ海面で遊ぶことはたぶん一生あり得ない。
いいよ!フラット海面につきあうよ!
なんて言っても、どっかで腰の波が立てば絶対守れない約束なんだ。

9月に入り、前線を伴う低気圧がやってくると本格的なお楽しみがある。
あと数ヶ月でまた等圧線のギュッとした天気図がお目見えする。

あー、スカッとしてー!!

。。よねっ!

Summertime

2006-08-21 23:48:17 | ThinkAbout..


俺は冬はしんどかったのだ。
吹きつける西風に身も心も凍てついた。
でもでも、熱い熱いボトムターンが全てを吹き飛ばしてくれた(ように思えた)。

夏になると、灼熱の太陽が全てを焼き尽くしてくれると思った。
でもそれは違っていた。ただただ暑いだけじゃないか!

熱い砂や、とろけるようなオーバーヘッドの波や、火照った身体を潤す冷たいビールは、
俺をますますブルーにした。
マイナス100度の太陽というのは本当にあるんだ。
心を湿らす夏もあるんだよ。

目の前を歩くビキニの女や、ココナツオイルやセックスワックスの香りは、
俺を狂おしくイライラさせた。

本当は一番好きな季節だったんだけどな、夏は。

自転車で通る海沿いの道や
エアコンの効いた部屋や
夜遅くに見終わったDVD
グラスに残ったビールの甘ったるい匂い
松林の中から響くウクレレ

そういうものや光景や体験はとても切なくて
胸が押しつぶされそうになるんだ。


風は全く吹かない。
でも風が吹かないせいじゃないけど、
風が吹かないと心が淀む。

こういう思いはしたくないし、させたくない。

夏が辛いサーファーは気の毒なものだ。
それは、ちょいとばかり非常に稀にかなりとっても酷なんだよ。

summertime ってスタンダードな曲があって、よくカバーされている。
かったりぃ、憂鬱になる曲だ。
ジョージ・ガーシュウィンの生んだ曲で、ジャニスジョップリンの名唱が有名だ。
これはポール・マッカートニーでとてもブルース色が強い。
歌詞はこんな感じだ。

夏は生きることすら簡単に思える
海面を優雅に魚が跳ねて、
綿畑はたわわに実る
パパは金持ちで、ママは美人
だからいい子におしよ
泣くことなんかなにもない

そんな夏の朝に
お前は目を覚まし
その小さな翼を広げ
大空へと巣立っていくだろう

The End Of A Long Vacation

2006-08-20 19:14:26 | ThinkAbout..


夏休みが終わっちゃった。
実に6日間も台風ウネリの恩恵を受け、
1日は6.2で完プレして、
今日最終日は友達夫婦と友達主婦と小さいながら楽しい波乗りができた。

アゴを6針縫い、
新しいブルーのビーチクルーザーをゲットし、
切ないくらい美味しいビールを浜でのみ、
仲いい連中とBBQをした。

西浜で超オバケセットに乗り、
パーク正面でダンパー波に海底に叩きつけられ、
中海岸のhitomiとお話をし、
看護婦ミキちゃんに傷口をやさしく拭いてもらった。

髪に水分は残っておらず、
肌は異様に黒くなり、
疲労がたまり目はギラギラしている。

毎日毎日、海に浸かり、
波に乗ることだけ考えて、
家に帰ってシャワーを浴びてビールを飲んで寝る。
オイラはまっさらな人間になっちまった。
まっさらになっちまったので、逆にいろんなことを考えた。

考えることは辛いものだ。
いろんなことは幻のようにオイラに降りかかってくる。
波乗りして、浜に上がった瞬間、降りかかってくる。
それはしんどい。

明日は会社でPCのパスワードを忘れているだろう。
いや、ロッカーの場所を忘れているだろう。
いや、会社への道順を忘れているだろう。
いや、会社の名前さえ忘れているだろう。

いい夏休みだった。
8泊9日でサーフトリップしたようなバカンスだったよ。
オイラは一人ぼっちで波乗りのたびに出かけた。
そこでいろんな人に会い、ビールを飲んだ。
そんな感じの夏休みだったな。


I'm A Planing Man!

2006-08-18 21:37:58 | windsurfin'

(1985年のパーク)


長い長ーい台風ウネリのサーフィンデイはとうとう終わった。
朝からオンショアで波はプアー。
そうオンショア!
朝からオンショアが吹いた。
今日は何の日?そうです!ウインドの日です。

先日までの、あの人ごみのサーフィンから打って変わって、今日は大海でフルプレだ。
暖かく湿った台風10号へ流れ込む南風はちょい東。
いったんチーパーまで引っ張り、そのあと一気に茅ヶ崎漁港端の平島まで怒涛のプレーニング。

Tバーには釣り人がたくさん糸を垂らしている。夏やん!
サザンビーチにはアリのように海水浴客がごった返してる、夏やん!
オイラは防水処理の絆創膏をアゴに貼り走り続ける。ばい菌入るやん!
沈してウオータースタートしたら傷口が海水に浸る。セイルアップやん!

後半Y君のスラセットをお借りした。セイルはナイトロ7.5。
まるでオイラはF1レーサー、ロケットのように飛んでくぜ!
あれは楽しい。物凄いスピードだ。しかもセイルも板も軽い!

それからオイラの板をOLD-HiTechさんとチャモさんに乗ってもらった。
評判がすこぶる良かった。
OLD-HiTechさんは小波で遊んでいたし、
チャモさんは脱力系さりげなジャイブをとってもステキにこなしていた。

オイラは今日、楽しかった。
南風は、オイラのラージウエーブをグイグイ前に引っ張った。
海のでかさと、青い空と、暖かい水と、楽しい会話を楽しんだ。

海は本当にでかい。
オイラは沖で、はっ!っとした。
ウインドの基本は大海でのプレーニングなんだ。
それは孤独を味わう楽しみと、母なる海に抱かれることなんだ、と。
サーフィンをするところは『ポイント』っていうね。まさにその通り。
サーフィンの移動距離って本当に限られている。
その狭い範囲で、まるでバーゲン会場のオバチャンのように一つの波の取り合いになる。

ウインドは違う。
大きな声で好きな女の名を叫ぼうが、思い切り股間を掻こうが、
『ズラ部長!早く定年しやがれ!』と叫んでも、
聞いているのは頭上のカモメさんだけだ。
ウインドは自由だ。
この自由は、オイラはウインドサーファーだっていう自覚がなければ味わえないはず。
サーファーは味わえないんだよ。

オイラは今日実感した。
オイラはウインドサーファー!!イエス!
明日の日曜日は今日とあまり変わらない。
北海道から延びる前線が停滞する。
今日吹いたのもこの前線に吹き込んだおかげ。
台風は若干北東方面へ動いていくのでもしかしたら今日より明日がいいかも。
それにサーマル効果があればいうことなし。
念のため、スタンバイしていたほうがいいのでは?
(提供:ビーチピーピング覗き伝説)