太陽光発電パネルにも被害をもたらした大雨。
6月04日から九州南部で降り続いた大雨は各地で深刻な被害を
もたらしました。なかでも被害が大きかったのが宮崎県川南町。
川南町では町内をながれる平田川[へだがわ]が氾濫し、溢れた水
が濁流が設置中の太陽光発電施設や製材所内の貯木場を襲いまし
た。
そんなニュースサイトは こちら。
大破した太陽光発電パネルや 流出した木材の様子を写しだした
6月5日の宮崎日日新聞の映像は、今回の雨量のすごさを伝えて
います[ちなみにこの写真では大河にさえみえますが、通常時の
平田川の川幅は10メートル程度の小さな川]。
そして実際の氾濫の経緯ですが、川南町の友人たちに聞いた話を
まとめますとおおよそつぎのように。
6月03日から雨が降り始める
↓
6月04日午前5時ころから50ミリ以上の豪雨となる
↓
午前8時くらいに貯木場の木材が平田川に流される
↓
ながされた木材が平田川にかかる橋の橋げたにひっかかる
↓
橋げたと木材が[ダムのようになり]川の水をせき止めはじめる
↓
午前10時ころ、行き場を失った川の水が周囲に広がる
↓
低い場所から次第に水かさが増していく
↓
田畑だけでなく建物などへの浸水被害が出始める
↓
付近の施設ハウスの重油タンクが増水した水の影響で転倒
↓
重油タンクの重油が周辺の田畑に流出
↓
午前11時ころから小雨となる
↓
水が引きはじめる
といった経緯をたどったものと思われます。
「一時的に深いところでは水深3メートルにもなった」ということで
すから、設置されていた約5000枚の太陽光パネルの大半が水に
浸かった・流出した木材の量が10トントラック50台分にものぼる
という被害も、総雨量が400ミリを超えたということがわかった
いまとなっては当然のことであったのだなと思う次第です。
それにしても 雨のこわさ・水の恐ろしさ です。
これまでに氾濫したという話を聞いたこともない、この小さな川
を、これほどまでに氾濫させてしまうのですから[それだけにこれ
からの日本の日常にもなりそう・・・]。
◎ 被害からおよそ一週間。昨日訪れてみた現地の被害の大き
かった水田の周辺では、濁流のもたらしたドロの匂いと重
油の匂いとがいまだに充満していました。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
6月04日から九州南部で降り続いた大雨は各地で深刻な被害を
もたらしました。なかでも被害が大きかったのが宮崎県川南町。
川南町では町内をながれる平田川[へだがわ]が氾濫し、溢れた水
が濁流が設置中の太陽光発電施設や製材所内の貯木場を襲いまし
た。
そんなニュースサイトは こちら。
大破した太陽光発電パネルや 流出した木材の様子を写しだした
6月5日の宮崎日日新聞の映像は、今回の雨量のすごさを伝えて
います[ちなみにこの写真では大河にさえみえますが、通常時の
平田川の川幅は10メートル程度の小さな川]。
そして実際の氾濫の経緯ですが、川南町の友人たちに聞いた話を
まとめますとおおよそつぎのように。
6月03日から雨が降り始める
↓
6月04日午前5時ころから50ミリ以上の豪雨となる
↓
午前8時くらいに貯木場の木材が平田川に流される
↓
ながされた木材が平田川にかかる橋の橋げたにひっかかる
↓
橋げたと木材が[ダムのようになり]川の水をせき止めはじめる
↓
午前10時ころ、行き場を失った川の水が周囲に広がる
↓
低い場所から次第に水かさが増していく
↓
田畑だけでなく建物などへの浸水被害が出始める
↓
付近の施設ハウスの重油タンクが増水した水の影響で転倒
↓
重油タンクの重油が周辺の田畑に流出
↓
午前11時ころから小雨となる
↓
水が引きはじめる
といった経緯をたどったものと思われます。
「一時的に深いところでは水深3メートルにもなった」ということで
すから、設置されていた約5000枚の太陽光パネルの大半が水に
浸かった・流出した木材の量が10トントラック50台分にものぼる
という被害も、総雨量が400ミリを超えたということがわかった
いまとなっては当然のことであったのだなと思う次第です。
それにしても 雨のこわさ・水の恐ろしさ です。
これまでに氾濫したという話を聞いたこともない、この小さな川
を、これほどまでに氾濫させてしまうのですから[それだけにこれ
からの日本の日常にもなりそう・・・]。
◎ 被害からおよそ一週間。昨日訪れてみた現地の被害の大き
かった水田の周辺では、濁流のもたらしたドロの匂いと重
油の匂いとがいまだに充満していました。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」