なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

6子って大丈夫?

2007-07-03 23:24:24 | Weblog
 毎日業務関連の郵便物が届くのですが、偶に業界関連の雑誌も郵送されて来ます。
 行政的に関連があるのでサービスで送ってくるのでしょうね。
  内容は仕事関連が3分の1で後は文化活動とか、親睦活動的な記事です
 今日は最新号が届いたので、課内回覧として、古いものを片付けていて偶然「認知症」についての記事を見つけて、思わず読んでしまいました。
 この方面は仕事とは関係ないのですが、死んだ母がそうでしたし周囲にもそういう肉親を抱えた人も何人かいます。
 それに何と言っても自分が何時どうなるか分からないという恐怖も0ではない。
  DNAが関係するならば、充分に資格があるわけです。

 お医者さんの話ではないけれど、ボランティア活動をしている人が「認知症」についての知識と理解を広めるための講演・・・だいぶ参考になりました・・・新しい知識というより、整理して理解するという意味です。
 ① 認知症は脳細胞が死んだり働きが悪くなって引き起こされる
 ② 現状を正しく理解できなくなる
 ③ 記憶障害も伴う
  そして「うつ病は精神の病」で「認知症は脳の病気」という所でしょうか
 特徴として:考えるスピードが遅くなり、二つ以上のことが重なると上手く処理出来なくなる・・・なんだこれは!!、私の碁のことか。
何だか僻みっぽいけれど、直ぐに置き換えられそうで、思わず唸ってしまいます
 日常生活はギリギリボーダーライン正常で、碁の方にはじわじわと症状が出ている・・・一日中碁を打たないではいられない病気というのも発病寸前。
 効く薬はなさそうです!?

 さて、今日の昼休み碁からまた問題が発生しました。
  マア自分で問題を作って、自分で困っているような所もありますがね
 「置き碁・向う6子で打てるのか?」という問題です。
今日の昼休み碁は壮絶な捻り合いの末黒の投了となった。
 「壮絶」というのは多分に言葉のあやみたいなもので、白の立場から見ると両者のっぴきならない・引くに引けない形でぶつかり合ったとは思えない。
 5子くらいの進行については、白がイロイロ仕掛けるにしても、どういう碁にするかは黒次第という所があるでしょう?
 だから、黒は正面からぶつかって白を撃破できると考えたか、こういう戦いが好きなのかのどちらかでしょう。
 しかも黒としては戦端を開くのは手数が進まない時の方が、石数の差が大きい(%で)し・・・しかし
 F氏は戦意を喪失して投了
「次は6子で無いとダメですね」とつぶやいた
私:「いや、5子でも白はヒーヒー言っているのですよ」
「でも、現実に勝てない」少し元気が無い
  確かに直近の成績はFさんは1勝の後これで5連敗。
 戦いの碁・模様作戦・再度戦いの碁と彼としては工夫をしたつもりなのかも知れないが結果が出ていないのです。
 でも私の「5子でも苦しい」というのは社交辞令ではなく本音なんですよ。
5連敗は単なる結果であって、内容を考えたら白は楽に勝ているわけではないし、結果が勝ちというだけで、五子局の勝敗は重要な意味があるのだろうか?・・・なんですが、当人としたら結果が大事なんだろうな。
 ただ内容がどうのこうのと言っても素人の身ですから、そんなに適切なアドバイスは出来ない・・・実感としては複雑なものがある
 打ち込み制の手合い割りだから、3連勝で置石が増えてもいいところだから、5連勝なら6子に変更されても何にも不思議は無いのですが、白の私がそんなに勝ってどうする?という感じもある。
 「楽しみとしての昼休み碁はどうなる」
 「これを機会にFさんの奮起があるだろうか」
いずれにしても、私のほうには故意に負ける気は無いから碁盤を前にしたら「フェアプレイ」「上手らしく」には気をつけながら、それでも精一杯打つでしょうね。
 
 気持ちは打つ以上は精一杯ということでしかないのですが、現実に6子は打てるのだろうか。
 5子にしても今回みたいにF,K両氏と打つので多少は勉強したのですが、
それも白が5子局をどう戦うという勉強ではありません。
 強いて言うなら「負け方の勉強」ですね
  言い方を替えれば「黒にいい勝ち方をしてもらうには白はどう打ったらいいか?」あるいは「白がやってはいけないことがあるだろうか」のような事前学習
 まあ、私程度の腕ではたいしたことは出来ないのですが、4子から5子に置石が増えた時は、増えた所、つまり天元を働かせなければ、形は5子の置き碁だけれど実質は4子と左程変わらないのではないかと考えて、そういうことを意識して打っています。
 今の所そういう事が功を奏しているかも知れないですね。
  それにF、K両氏が増えた置石=天元を活用していないので5子の威力を発揮していないというところかも。
 そこに気がつけば、5子でもよさそうなんですがね
  一旦6子にして黒氏は出直すということでしょう。

今度は私の方が困っています
 5子は何とか打てたのだけれど、6子は全くイメージが湧きません。
  5子が天元の石を働かせる立体的な形とするなら、6子は辺を中心とした展開なんだろうが・・・さてどうなることやら