なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

お言葉ですが・・・

2007-07-20 18:19:12 | Weblog
 当地、今朝は曇天ながらまあ雨の心配は無い天気で、通勤の自転車を走らせていて「チャリ通日和」だと思いました。
 多少湿気は感じるものの、さして暑いというほどではないし、直射日光は無い・あるいは弱い。
 そして何よりなのは「匂い」です。
  恐らくこれは朝のうちだけで消えてしまうと思うのですが・・・
 ベランダで夏の夕方植木鉢に水遣りをしたときに感じるあの匂いです。
 以前はベランダにいろんなハーブを置いていたので、真夏は早朝と夕方の二度水遣りをして、手間はかかったけれど、夕方の水遣りにはハーブからお返しにいい香りがあった・・・あの匂いに似ている。
 私は鼻が利かないのですが、それでも分かるというのは相当ですね。
  これは朝からご機嫌

「白にあんなに考えられたら黒はかなわない」「あれだけ考える所を見ると黒がイイ所に打っているのかな」
 これは昼休みのF氏終局時の弁
 (囲碁そのものは終盤直前で、白が凌いでヨセ勝負になりそうな気配の場面で打ち掛け無勝負)
 確かにそうかもしれないけれど、少し違う所もあるような気がします。
「黒さんも遠慮なく考えて下さい」というしかないですよね。
 でも私はそんなに考えるかな?・・・違うでしょう。
 比較的の問題であって、私など時間を使わない方だと思うのです。
 私は「黒が最強に打つとどうなる?、その時白も頑張ると攻めあいになるのでその結果は?など前から考えて置いた手順を確認していたのであって、黒が打った手の1手1手で考えているのと少し違う・・・それに黒の最強の手はそうではなくてコレですよ・・・」などと説明
 「エッ?黒からそんな手があったのですか」となったけれど・・・黒が考えたら思いついたか、今の棋力では無理かは分からないけれど、少なくとも考えなくてはそこに到達しないでしょう。

 確かに4子の棋力差があって、読み比べをしたら多分結果は想像できるけれど、しかし囲碁は考えるゲームであるし、「考えることを楽しむゲーム」でもあるはず
 4子のハンデを克服するのに白が考えずに打つなど考えられない
 また、黒だって白に対抗して考えることが大切な事の筈・・・結果ではないでしょう。
黒氏「白は勝負どころで考えるんだもん」・・・『おいおい』
 4子で序盤は概ね同じような立上がりだったり、似たような展開なのである程度スピードアップしても打てる(マアプロの序盤とは違います)、だけれど、中盤ともなると毎回初体験の場面になるのだから考えずに打つのは無理というものです。
 この点についてはF氏も『確かに・・・』という同意はあった
 要するに「Fさんも考えるべき所では考えればいいのです」と思う
 その場合、昼休み碁で1日1局打ち切りみたいなことを考えない方がいいですね
 昼休みの囲碁タイムを実質40分としたら、仮に1週4日で160分ある
 ココから前日の進行を並べるのと、その日の棋譜整理で10分を引いてもトータルで120分残ります。
 だから週1局のペースで打つ気になれば、相当きめの細かい碁を打てるはず・・・マア、ザルの限界はありますが。
 彼がそういうことに同意すれば、何処かの囲碁ゲームソフトをダウンロードして対局室にパソコンを持ち込んで・・・オフラインで使えば問題が起きないでしょう?
 私が棋譜を入れてもいいし、K氏などと順番に当番でやってもいい
 その日の分までをプリントアウトすれば結構な宿題になりますね。
 こういう記録はとかく素人は敬遠する(私も素人ですが)
 何だか「素人のくせに」みたいな気分があるのだろうか?
 でも、「着手に責任を持つ」みたいな打ち方は重要なことだと思う
 賭け碁では無いからお金を取られるわけでもないし、点数制でも打ち込み制でもないから「責任」というのも変ですが、少なくとも考えて打つ癖がつく筈
 私も他人に威張れるほどのシッカリした碁では無いけれど、少なくとも4,5子の相手に悪い影響の出そうな碁は打てないと思っているわけで、記録があればその検証にはなる。
 黒さんから見ても、折角打った碁をそのままにしておくのは、垂れ流し的なもったいなさがあるでしょう。
 そのままでは後に残るものが殆ど無かったり・・・
 自分の対局を記録するとか、他人の碁を記録して後で考えるとか彼らにしたら「革命的」な出来事になると思うのです・・・飛躍的に伸びるきっかけになると思うのだけれど・・・
 「お遊びの場で余計なことを考えるな!」と叱られるだろうか?