なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

概ね順調

2007-07-09 18:00:32 | Weblog
 ここのところネット碁は概ね順調に勝ったり負けたりを繰り返しています。
 順調ではあるけれど自己MAX.には遠いから絶好調とは言えませんが、マアマアというか”ボチボチでんな”と言ったところ。
 宵のうちにTVを見ていて、面白くも無いのに何が楽しいのか大騒ぎしたり、やたらと(私には無意味に感じますが)登場する人数が多い・・・こういう時は刺激を受け入れるアンテナが自動的にシャットされて>>>
  囲碁を理解しない人は逆に「あんなものの何処が面白い?」と思っているのかな・・・逆から見ればそうなるかも
 そんなことで気がつけば12時を回っています。
  お医者様からは寝る前と起きてから30分以内の血圧を測るように言われていて、測定値を書き込む手帳を渡されているのですが、今回も一眠り後の血圧になります。
 こういう数値はどういう意味があるのだろうか?
  実際の数値的変化から、クランケの注意を促しやる気を引き出す効果があるのかな・・・マア言われてやっているだけという無気力な患者ではあります。
 ともかく、今日明日にお坊さんを呼びに行かなくても良さそうで、毎日仕事にも行っている程度には元気です。
 あーしかし、”その時”にお坊さんは呼ばないように日頃家族には言っていますが、果たして守ってくれるだろうか?
 こういうことはきちんと紙に書いておかないといけないかも・・・
  それともう一つ、最近TVで知ったのですが、人の骨から数カラットのダイアモンドが造れるとか・・・費用がどれだけかかるかは問題ですが・・・私の骨で家宝を作るように書いて置くのも良いかも知れない
 話を戻します
  オジンはそんなものかな、でも先に寝てしまったのだから後は起きていれば睡眠時間の辻褄は合う事になる、早速ネットに直行。
 こういう、うたた寝した後は変に勢いがあります。
  やはり多少時間を損したような気持ちがあるから、取り返したい気分でしょうかね・・・「朝三暮四」みたいなもので別に何にも損も得もしていないのに。
 それとも多少は疲れが取れて元気になっているのか
 「同じくらいの点数の人が居たら対局したい」と待合室へ。
  それでもいきなり「オファー」を出さないところなど慎重?
 私の対局条件は「上は先まで、下は3子まで」としてあって、サンサン棋院(持ち時間45分)か早碁棋院(1手30秒+考慮時間10分)のいずれでもOKです。
 ただ、出来れば上下先までの碁を打ちたいので、まずは待合室の顔ぶれを見に行ったのです。

 いつもですと、帰宅直後とか、目覚め直後などはなるべく打ちません。
  寝覚め時は多分脳が眠っている状態ですから、準備運動というかインターバルが必要でしょう。
 同じように帰宅直後は、神経が娑婆用になっていて囲碁バージョンにはなっていないような気がします。
 だからこういう時に対局すると、上滑りというか空回りみたいな・・・
  まず他人様の対局を観戦して、脳神経を囲碁バージョンに馴染ませる
 マア高段者とかプロが対局場に入室して直ぐ打ち始めるのではなくて、まずはお茶を戴いて、1手目を打つのに呼吸を整えてから打つのに似ている(と本人は思っています)
 まず1手打っておいてから、ゆっくりと座りなおすのは手順前後の気がします。
  (細心?注意を払ってやっとこ5割です)

 ともあれ私にとっては必要なことです。
  私は、例えばホンのローカルな大会でも、先日のJFE趙治勲杯囲碁大会などでも、口開けの1局目の第1手を打つときは震えるのです。
 俗に言う武者震いではありません、気が小さい方ですしね・・・胴ブルイでしょうが、この1手打つ時の緊張を上手に解くことが必要・であると同時に緊張を持続させることも。
 ともかくこの時は、何故かルンルン気分(多少調子に乗って)
  ところが対局希望者リストを見て驚いた・・・冷や汗物です。
 リストに(私が勝手に思っている)好敵手のMさんがいる!
  それは良いのですが彼の点数が異常に下がっている!
 私もボウフラみたいに水面まで上がったり水底まで落ちたりしていますが、彼はもっと揺れ幅が大きい。
 調子が良いときは私など2つ置かなくてはいけない勢い・・・ところが今日は私より10点下>>>これは向う先・コミ白から3目半。
 いくら彼の調子が悪くてもこれは二の足を踏む。
  「金は天下の回り持ち」ではないけれど、”負けても彼のところへ点数が行くだけなのだから良いではないか”という考えと、”いかにも調子が悪そうな彼のコンディションにつけ込もうとしている”みたいに思われたくない・・・勝手に複雑な心境。
 さて常連なら強い時の彼の力を知っている筈で、皆この点数では私と同じような考えを持ったのだろうか、この夜は手合いがつきませんでした。
 私もなんだか悪いことをしたような気分で、観戦だけに止め・・・またいつの間にか眠ってしまいました。
 Mさんごめんね、次に行き会ったらきっと対局します。