私が18才の時・・・つまり遥か昔、生まれ育った町を後にして首都圏の大学に入学しました。
以来、その町に40年住んでいて、新しい町で家庭を作って子供もいて、その子供が成人して・・・
田舎を出る時は第一感「さあ思い切ってやりたいことをやるぞ!」だったが心のどこかに「これからは何をやるにせよ全て自分の責任」という覚悟みたいなものもあった。
こういうのも成長の節目でしょうが、私みたいに地方育ちは皆そのような感じでしょうね、高校を出たら家・故郷を離れるみたいなことが当たり前みたいな感覚です。
現実には何割かは大学を出てからUターンするのでしょうが・・・私はそれを考えなかったですね。
高校時代から結構やりたいことをやっていて、田舎には住み難いみたいなところが・・・私自身は人に迷惑はかけた記憶は無いのですが少し引っかかりはある。
第一、田舎には親戚や知人が多すぎますから、行動を監視されているわけではないにしても、いつも誰かに見られているような・・・
そういえば、11才年上の兄の会社に高校の同窓生が二人大学を出てUターン就職をして・・・兄の部下になった。
私の話題で兄が冷や汗をかいたとか・・・やはり故郷は住み難いに違いない。
さて、私など田舎出身は家を出て行くのが当たり前ですが、私の娘・息子は初めから首都圏に暮らしている・・・東京都内へは1時間もあれば通えるわけで、家を離れて進学するという選択を持っていなかった。
いや全く無いとは言いませんが、それは他所の県の大学に行くのではなくて、隣の町の大学の側にワンルームを借りようという・・・何という贅沢な発想
だから、「食べるものと住む所の心配」などしたことがない・・・だからアルバイトしても好きなことにお金を使うだけ・・・これって自立できない典型ですよね。
それでもともあれ娘は国家試験の免許を取って巣立っていったからヤレヤレ
だが、あと一人が問題。
日頃から彼には「やりたいことを思い切ってやってみろよ」と言ってきたから・・・彼の希望を聞いてやや考えさせられた。
やや、というのは彼の言い分が分かったという意味ではないのです、どちらかというと「結局は彼の人生」だから「自分で選ぶしかないんだよね」と思い至ったという程度です。
彼は語学の学生で、今度はその国に留学したいという希望です。
留学と言っても「○○学」を学ぶみたいなアカデミックなものではないのは明らか
何の役に立つことなのか、全く疑問の余地だらけなのですが・・・
私が学生時代何を学んで、それがどう生かされているか考えると、学んだことが大して大きな意味があるとは思えないのです。
その年令のとき、そこにいて生活していたことの方が大きな意味があるように思える・・・だがこれは口外しにくい。
私は高校時代の同窓生からも、大学時代の友人たちからも「好きなことをやって生きてきた」否「好きなことだけやって生きてきた」と思われている所があります。
実際には本人はそれほどやりたいことがやれたわけでもないと考えているし、現実に地位とか収入とかを犠牲にしている面もあるのですからね。
だから何かを身につけるためにの「何か」がはっきり分かっていなくても「それはそれで良いか」みたいな・・・
確かに時間と費用と本人の将来を無駄にする危険性は大いにある。
そこのところを「彼の人生さ」と見ているしかないな
昔彼には「好きなことやりたいことをやっていいし、お金が必要なら多少の援助はする。だけど現実的には親の方が先にこの世から立ち去るのだから、自分でやっていく覚悟と力をつけろ」と言っておいた
彼は外国語の勉強をしたいのだそうだ・・・英語ではなく
今ドン・キホーテの国に旅たつ準備で大忙し
ドン・キホーテほどの徹底性は無くても、多少浮世離れしているかもね
スペインと聞いて一瞬バルセロナかなと思いました・・・サッカーで言えばバルサ・カンプノウ
それにサグラダファミリアのイメージが強い
国内のJ1のオレンジつながりで、バレンシアのような気がしたがはずれ。
彼の希望地はセビージャだった。
日本では(歌劇などでは)セビリアと言うがどうしてそこなのかは聞いていない
そこにはセビージャFCとレアルベティスがあるけれどどっちを応援するのだろうか。
親の私にしてもサッカー関連しかイメージが無いのだから似たもの親子か
マア親に似てあんまり現実の社会と言うか、就職みたいなものに役に立ちそうも無いことに目が行ってしまう・・・やはり親子かな。
そこで最近は彼に囲碁を伝えてなかったことが悔やまれます。
何も海外普及みたいなことではなく、東洋に昔からあったゲームを向うの人と楽しめるチャンスだったのにね。
ギブアンドテイクではないにしても、自分から出せるものがあるといいですよね
考えてみると、彼の予定ではホームステイの後共同生活がある
彼は数年前までカップヌードルも作ったとが無いから、袋入りラーメンなど全然
母親からスクランブルエッグを勉強中だけれど・・・
これほど出来ないヤツが外に出て行くこと自体が凄い勉強かも知れない!
しかし多くの人のお世話になったり、迷惑をかけたりすんるんだろうなァ
結果は知らない
以来、その町に40年住んでいて、新しい町で家庭を作って子供もいて、その子供が成人して・・・
田舎を出る時は第一感「さあ思い切ってやりたいことをやるぞ!」だったが心のどこかに「これからは何をやるにせよ全て自分の責任」という覚悟みたいなものもあった。
こういうのも成長の節目でしょうが、私みたいに地方育ちは皆そのような感じでしょうね、高校を出たら家・故郷を離れるみたいなことが当たり前みたいな感覚です。
現実には何割かは大学を出てからUターンするのでしょうが・・・私はそれを考えなかったですね。
高校時代から結構やりたいことをやっていて、田舎には住み難いみたいなところが・・・私自身は人に迷惑はかけた記憶は無いのですが少し引っかかりはある。
第一、田舎には親戚や知人が多すぎますから、行動を監視されているわけではないにしても、いつも誰かに見られているような・・・
そういえば、11才年上の兄の会社に高校の同窓生が二人大学を出てUターン就職をして・・・兄の部下になった。
私の話題で兄が冷や汗をかいたとか・・・やはり故郷は住み難いに違いない。
さて、私など田舎出身は家を出て行くのが当たり前ですが、私の娘・息子は初めから首都圏に暮らしている・・・東京都内へは1時間もあれば通えるわけで、家を離れて進学するという選択を持っていなかった。
いや全く無いとは言いませんが、それは他所の県の大学に行くのではなくて、隣の町の大学の側にワンルームを借りようという・・・何という贅沢な発想
だから、「食べるものと住む所の心配」などしたことがない・・・だからアルバイトしても好きなことにお金を使うだけ・・・これって自立できない典型ですよね。
それでもともあれ娘は国家試験の免許を取って巣立っていったからヤレヤレ
だが、あと一人が問題。
日頃から彼には「やりたいことを思い切ってやってみろよ」と言ってきたから・・・彼の希望を聞いてやや考えさせられた。
やや、というのは彼の言い分が分かったという意味ではないのです、どちらかというと「結局は彼の人生」だから「自分で選ぶしかないんだよね」と思い至ったという程度です。
彼は語学の学生で、今度はその国に留学したいという希望です。
留学と言っても「○○学」を学ぶみたいなアカデミックなものではないのは明らか
何の役に立つことなのか、全く疑問の余地だらけなのですが・・・
私が学生時代何を学んで、それがどう生かされているか考えると、学んだことが大して大きな意味があるとは思えないのです。
その年令のとき、そこにいて生活していたことの方が大きな意味があるように思える・・・だがこれは口外しにくい。
私は高校時代の同窓生からも、大学時代の友人たちからも「好きなことをやって生きてきた」否「好きなことだけやって生きてきた」と思われている所があります。
実際には本人はそれほどやりたいことがやれたわけでもないと考えているし、現実に地位とか収入とかを犠牲にしている面もあるのですからね。
だから何かを身につけるためにの「何か」がはっきり分かっていなくても「それはそれで良いか」みたいな・・・
確かに時間と費用と本人の将来を無駄にする危険性は大いにある。
そこのところを「彼の人生さ」と見ているしかないな
昔彼には「好きなことやりたいことをやっていいし、お金が必要なら多少の援助はする。だけど現実的には親の方が先にこの世から立ち去るのだから、自分でやっていく覚悟と力をつけろ」と言っておいた
彼は外国語の勉強をしたいのだそうだ・・・英語ではなく
今ドン・キホーテの国に旅たつ準備で大忙し
ドン・キホーテほどの徹底性は無くても、多少浮世離れしているかもね
スペインと聞いて一瞬バルセロナかなと思いました・・・サッカーで言えばバルサ・カンプノウ
それにサグラダファミリアのイメージが強い
国内のJ1のオレンジつながりで、バレンシアのような気がしたがはずれ。
彼の希望地はセビージャだった。
日本では(歌劇などでは)セビリアと言うがどうしてそこなのかは聞いていない
そこにはセビージャFCとレアルベティスがあるけれどどっちを応援するのだろうか。
親の私にしてもサッカー関連しかイメージが無いのだから似たもの親子か
マア親に似てあんまり現実の社会と言うか、就職みたいなものに役に立ちそうも無いことに目が行ってしまう・・・やはり親子かな。
そこで最近は彼に囲碁を伝えてなかったことが悔やまれます。
何も海外普及みたいなことではなく、東洋に昔からあったゲームを向うの人と楽しめるチャンスだったのにね。
ギブアンドテイクではないにしても、自分から出せるものがあるといいですよね
考えてみると、彼の予定ではホームステイの後共同生活がある
彼は数年前までカップヌードルも作ったとが無いから、袋入りラーメンなど全然
母親からスクランブルエッグを勉強中だけれど・・・
これほど出来ないヤツが外に出て行くこと自体が凄い勉強かも知れない!
しかし多くの人のお世話になったり、迷惑をかけたりすんるんだろうなァ
結果は知らない