今日は最近では一番悲しく打ちのめされた気分の一日でした。
朝出勤して一番に知ったのが、若い同僚のK君の死でした。
彼は市内に住んでいてバイクで通って来るので、駐輪場で出会うことが多いのですが、今朝は彼のバイクが無いので、遅れているのかなと思った程度。
2階の事務所に上がって異様な空気に、『これは何かあった』と直感した。
その場に居ないのは二人だけでしたのですが、まさか彼が・・・
K君は今年4月この事務所に転勤して来ましたから、私とは年も立場も違いますが、勤務先に関しては同期ということでしょう。
彼は性格も穏やかで、駐輪場やロッカールームで出会うことが多かったから、言葉を交わすことが多かったのですが・・・彼は昨夜昔の同僚たちと一杯やって帰ったらしいのですが、今朝家族が起こしに行った時には既に冷たくなっていたらしい・・・
全く予期しないことが起きるものです。
本人が一番困惑しているに違いないのですが、家族の悲しみも余りの突発的な出来事に収拾がつかないのではないだろうか。
聞く所によると彼は30を僅かに越えたばかり・・・と言うことは多分親御さんと私などは同世代の可能性が高い。
自分の息子、娘にこのようなことが起きたらと考えると・・・
K君に合掌
法医学に従って、彼の遺体は大学病院での検査を受けてから家に戻って来るということですが、状況としては心臓関係だろうか。
一番可能性が高そうですが、そうだとすると人事ともいえないような思いもある
昔、若い頃の同年代の同僚のA君が、やはり夏に一人で深夜のスポーツニュースを見ていたはずが、朝になって冷たくなって発見されたことがありました。
その時A君は30半ば
この時は心臓発作という風に説明されたけれど、今度の状況も似ている。
それと私にも若干思い出に残ることがあります。
第一の記憶は私が大学生の頃、あるバイトに遅れないように国電の改札口から到着しかけている電車に猛ダッシュしたことがあります。
運動の前にちゃんと準備運動をしないと心臓麻痺を起こす危険性がある・・・ということは小学生の頃から言われて知っているのだが、この時程実感として恐怖を感じた事は無い・・・以来急な動き出しは決してしていない。
二番目の経験は、女房殿の田舎に車で帰ってその休暇の帰り道。
急に心臓が苦しくなって、車を田舎道の広い所に停めた
既に夕方で薄暗くなってきていて、車を停めたところは田んぼの横だが、道の反対側は田舎のスーパーと言うか万屋でした。
私が乗っている車を店の人やお客が不審に思うのだがかかわりにはなりたくないのだろう、誰も来てくれなかった。
心臓の動悸が周期的に急に早くなったり・・・不規則な感じがしていて苦しかった・・・そこに3時間は停車していた。
何とか動けるようになって、そこから3時間以上車を運転して帰宅・・・酷い経験をしました。
これがまだ子供が居ない時代だから30前だった。
三番目は、まだアパート住まい時代。
やはり動悸を感じて夜中に医者を探したのですが見つからなくて、仕方なく救急車の手配を頼んで、医院の前で待ち合わせて先生を起こしてもらったことがありました。
原因は分からないということでしたが、元気な時は全く病気の影も無いのですから厄介なものですね。
四番目もあるのですよ
これは深夜に車で帰宅して、駐車場から家までの50m足らずの道中の出来事
急に動悸がして足が前に出せなくなったのです。
家前での残り10mを休み休み時間をかけて帰ったのです。
これは半身を起こしていると何とか我慢できるのですが、横になると苦しくなるという厄介なもの。
しかも深夜の帰宅ですから、誰も起こさずに孤独な戦い?
その夜は家で様子見、まんじりともせず孤独な一夜を過ごして、翌日は土曜日ですが総合病院に押しかけて診察を受けました・・・この時は心臓肥大
この辺りから現在の治療に繋がってきます。
長々とキャリアを書きましたが、もしかしたら何時ピリオドを打たれてもおかしくなかったかも知れない。
そういう意味では運が強いのかも知れないですね。
K君の場合はもしかしたら、初めの1回目だったかも・・・
若い人は若さを過信するというか、「何かが起こる可能性』など考えもしないでしょうね。
この1回目を乗り越えれば、後は正しい検査・治療で何とかなったか。
ともあれ囲碁を打って遊ぶしか能が無いジイサマは何とかカンとか生きています
前途洋洋の若者にとってはさぞ矛盾に違いない。
改めて合掌
このブログに来てくれる人も無理やりつき合わせてしまいました。
追伸
こんな日でも、Fさんとの昼休み碁は打ったのです。
今週は彼が五子で連勝しているので、三番手直りとしては今日の対局が私の角番です。
私の方から「今日は角番ですので宜しく」と打つ前に挨拶。
こういうことは初めにはっきりさせておかないといけませんね。
Fさん「大分連敗をしたのに六子にしないで打っていたのですから・・・」という話もあったけれど、それはそれです
私:「マア勝敗だけで置石を決めるのではなくて、碁の内容ということもあるのでソレはいいではないですか、ともかく今日は私のカド番です」
結局彼は来週また新たな地点から五子で再スタートとなりました。
ともあれ、昭和天皇の大葬の時に歌舞音曲を遠慮する・・・はあったけれど・・・同僚の悲しい出来事と碁は別・・・それでいいのだろうか・・・と今頃言っていますが既に打ってしまいました。
朝出勤して一番に知ったのが、若い同僚のK君の死でした。
彼は市内に住んでいてバイクで通って来るので、駐輪場で出会うことが多いのですが、今朝は彼のバイクが無いので、遅れているのかなと思った程度。
2階の事務所に上がって異様な空気に、『これは何かあった』と直感した。
その場に居ないのは二人だけでしたのですが、まさか彼が・・・
K君は今年4月この事務所に転勤して来ましたから、私とは年も立場も違いますが、勤務先に関しては同期ということでしょう。
彼は性格も穏やかで、駐輪場やロッカールームで出会うことが多かったから、言葉を交わすことが多かったのですが・・・彼は昨夜昔の同僚たちと一杯やって帰ったらしいのですが、今朝家族が起こしに行った時には既に冷たくなっていたらしい・・・
全く予期しないことが起きるものです。
本人が一番困惑しているに違いないのですが、家族の悲しみも余りの突発的な出来事に収拾がつかないのではないだろうか。
聞く所によると彼は30を僅かに越えたばかり・・・と言うことは多分親御さんと私などは同世代の可能性が高い。
自分の息子、娘にこのようなことが起きたらと考えると・・・
K君に合掌
法医学に従って、彼の遺体は大学病院での検査を受けてから家に戻って来るということですが、状況としては心臓関係だろうか。
一番可能性が高そうですが、そうだとすると人事ともいえないような思いもある
昔、若い頃の同年代の同僚のA君が、やはり夏に一人で深夜のスポーツニュースを見ていたはずが、朝になって冷たくなって発見されたことがありました。
その時A君は30半ば
この時は心臓発作という風に説明されたけれど、今度の状況も似ている。
それと私にも若干思い出に残ることがあります。
第一の記憶は私が大学生の頃、あるバイトに遅れないように国電の改札口から到着しかけている電車に猛ダッシュしたことがあります。
運動の前にちゃんと準備運動をしないと心臓麻痺を起こす危険性がある・・・ということは小学生の頃から言われて知っているのだが、この時程実感として恐怖を感じた事は無い・・・以来急な動き出しは決してしていない。
二番目の経験は、女房殿の田舎に車で帰ってその休暇の帰り道。
急に心臓が苦しくなって、車を田舎道の広い所に停めた
既に夕方で薄暗くなってきていて、車を停めたところは田んぼの横だが、道の反対側は田舎のスーパーと言うか万屋でした。
私が乗っている車を店の人やお客が不審に思うのだがかかわりにはなりたくないのだろう、誰も来てくれなかった。
心臓の動悸が周期的に急に早くなったり・・・不規則な感じがしていて苦しかった・・・そこに3時間は停車していた。
何とか動けるようになって、そこから3時間以上車を運転して帰宅・・・酷い経験をしました。
これがまだ子供が居ない時代だから30前だった。
三番目は、まだアパート住まい時代。
やはり動悸を感じて夜中に医者を探したのですが見つからなくて、仕方なく救急車の手配を頼んで、医院の前で待ち合わせて先生を起こしてもらったことがありました。
原因は分からないということでしたが、元気な時は全く病気の影も無いのですから厄介なものですね。
四番目もあるのですよ
これは深夜に車で帰宅して、駐車場から家までの50m足らずの道中の出来事
急に動悸がして足が前に出せなくなったのです。
家前での残り10mを休み休み時間をかけて帰ったのです。
これは半身を起こしていると何とか我慢できるのですが、横になると苦しくなるという厄介なもの。
しかも深夜の帰宅ですから、誰も起こさずに孤独な戦い?
その夜は家で様子見、まんじりともせず孤独な一夜を過ごして、翌日は土曜日ですが総合病院に押しかけて診察を受けました・・・この時は心臓肥大
この辺りから現在の治療に繋がってきます。
長々とキャリアを書きましたが、もしかしたら何時ピリオドを打たれてもおかしくなかったかも知れない。
そういう意味では運が強いのかも知れないですね。
K君の場合はもしかしたら、初めの1回目だったかも・・・
若い人は若さを過信するというか、「何かが起こる可能性』など考えもしないでしょうね。
この1回目を乗り越えれば、後は正しい検査・治療で何とかなったか。
ともあれ囲碁を打って遊ぶしか能が無いジイサマは何とかカンとか生きています
前途洋洋の若者にとってはさぞ矛盾に違いない。
改めて合掌
このブログに来てくれる人も無理やりつき合わせてしまいました。
追伸
こんな日でも、Fさんとの昼休み碁は打ったのです。
今週は彼が五子で連勝しているので、三番手直りとしては今日の対局が私の角番です。
私の方から「今日は角番ですので宜しく」と打つ前に挨拶。
こういうことは初めにはっきりさせておかないといけませんね。
Fさん「大分連敗をしたのに六子にしないで打っていたのですから・・・」という話もあったけれど、それはそれです
私:「マア勝敗だけで置石を決めるのではなくて、碁の内容ということもあるのでソレはいいではないですか、ともかく今日は私のカド番です」
結局彼は来週また新たな地点から五子で再スタートとなりました。
ともあれ、昭和天皇の大葬の時に歌舞音曲を遠慮する・・・はあったけれど・・・同僚の悲しい出来事と碁は別・・・それでいいのだろうか・・・と今頃言っていますが既に打ってしまいました。