昼休みのF氏との向う5子局の成績は、黒のFさんから見て[○●●●●●○○●○●]、約3週間の星取表です。
この表でも分かるように、最近黒のFさんはだいぶ5子局に慣れてきたかも知れません。
何に慣れたかと言うと、”戦い”と言うより一局の進行ペース・あるいは”に戦わない”と言うことに慣れてきたように見えます。
単純に言うと、序盤での考慮時間が少し長くなっているようにも思えますが、そういう絶対時間ではなくて、”戦いの呼吸”みたいなものが変わってきている。
5子局を私の方から見ると、黒さんは必ずしも戦わなくても良い、但し白が無理・無体をしたら断固戦うと言う準備は必要。
平和を唱えながら、場合によっては断固武器の使用も辞さないみたいな・・・少しきな臭いな・・・まあその辺の呼吸ですね。
常に5分の分れなら置いた方が有利な状況です、それで多少損でも”シッカリ(後に手が残らないように)打つとしたら、どの程度までが許容範囲なのか?
後手の先手みたいに自陣の味は消して後日の戦いを有利にする・・・とか
きっと、5子局辺りではこの辺の呼吸を飲み込むのが難しいのではないのかな?
少しのユルミ・凹みが後退の引き金になるみたいな事はあるから、後退は臆病なようで物凄く勇気が要ります。
そういう要素は互い先では多いのだけど、4子、5子でもよく表面化しませんか
F氏くらいになると、囲碁の知識もだいぶあるし、ある程度の自信も出来ていると思われる・・・そこが進歩には欠かせないことであっても、落とし穴になる事だってあると思うのです。
これまでにも話して来ましたが、今日の囲碁から見た角度で話します。
端的に言うと[多少ぬるくても・・・]という[ぬるく]を我慢できないのだと思う
[いっぱいいっぱいに打っている]方が「碁を打っている充実感」というか「碁の楽しみ」を感じるのかも知れません。
それにそういうことを「上達のための必須条件」みたいに思い込んでいる・・・と言うことは無いだろうか?。
確かにそういう面はあるし、否定は出来ないでしょうね
が、こういう方針で打った結果が先にあげた星取表の前半部分ではないだろうか、そこが難しい所だと思う。
黒から見て前半は1勝5敗、後半は3勝2敗・・・これは偶然ではなくて明らかに打ち方が変わってきた結果だと思うのです。
それで「多少ぬるくても・・・」と関連して、こういう打ち方を「勝ちに拘った打ち方」みたいで「小さくまとまる」打ち方と見るか、「5子の置石の特性を生かした戦法」と見るか・・・どうでしょう。
都合の良い言い方をすると、「ぬるい」=「シッカリした」ではないという事が分かることだともいえないでしょうか。
置き碁は「黒、戦いなさい!」それも「白石と黒石の比率の差が大きいうちに」・・・マア要所に白石が来る前に戦いなさい・・・確かに一気に行くのは黒として非常に魅力的。
それが出来たら気持ちがいいし、自分が強くなたと「確信に近いもの」を得られるかも知れません。
究極と言うか目標はそうかもしれないけれど・・・
私が思うには、5子局でいつもそういう風に打てる人は4子はおろか、3子局でも打てるのではないだろうか、つまり5子は手合い違いかも。
現状5子の壁を乗り越えようとすることが目標の人にはかなり難しいでしょう
やはり5子には5子の打ち方があって、それをマスターして4子に進むのが順序のような気がする。
それが何かと問われると詰まってしまいますが・・・
もう一つF氏が私に対して持っている気持ちにも問題点があるように思うのです・・・この点について白の立場からのコメントは非常に誤解を呼びやすいから、口外は危険な感じもしますが・・・
最初彼は私に対して3子でも何とかなると思っていた・・・節がある
それが4子になり5子になったのだから「そんなバカな」であり「目に物見せてやる」になったようです。
それが星取表の前半部分と重なるはずだと推測
後半部分で、現実のギャップを受け入れたかな?
さて今日もそんなことで白は苦しい戦いを強いられていた。
白は何処に打っても打ち込みみたいなものだから、打ち込んできた石を攻め上げるのは戦法の一つ・・・但し、攻め手の隙を狙って返し技を仕掛けるとか、囮作戦で白は多方面での成果を重視するとか・・・だが黒は白の動きをみながら打つようになって来ている。
白としては仕方が無い、5子のギャップがありますからね
「ボチボチ行って3回に1回勝てればいい」くらいの気持ちです。
白としては勝敗に拘るとか拘らないとかでなく、勝敗など忘れることが必要かも知れないと思っています・・・どんな形勢でも最後まで打つということではなくて・・・
実戦では終盤の入り口で、白の様子見に黒が受け損なって形勢が逆転した。
時刻は「どんど晴れのエンディングテーマ」が流れは始めた・・・
局後のF氏の感想:「チョッとかっこつけすぎたかな?」「そろそろ4子でもやれそうな気がしてきている」・・・5子で負けたセリフとしてはチョッと「ムッ」と来るセリフだと思うのだけれど、実際にそう思っているんだろうな。
さっき「勝敗を忘れ・・・」なんていった割には、こういうセリフにはアンテナがピクピクします。
白も修行が足りないのです。
ところで私は対局前に彼に「何処かで打っています?」と質問・・・これもちゃんと伏線なんです。
「今はココだけですよ」の答え
だとすると、職場碁で強くなっている面もあるはずなんだけれど白とかライバルへの感謝の気持ちは感じられない・・・
いや感謝してくれとか何かしてくれではないのだら、こういうことを言うと誤解されるだろうな。
置かせている相手が強くなれば頼もしくもあるけれど、この場合は「ムムッ嘗められている」みたいな気持ちのささくれも出てきます。
Fさん一流の挑発行為かも知れませんね、「摩擦っぽい」ことも楽しんでいる
さて逆転の場面で「これさえなければ楽に4子の碁」と見ているみたいです・・・が逆からみるとそこが大きな問題でもあるはずなんです。
「これが出るうちはマダマダ5子」と考えるのは間違いだろうか・・・
例えば5子の手合いの彼が4子で打ったとして、対戦成績は勝率0ではないはずです・・・例えば1勝2敗とか1勝3敗ペースであったとして、両者間の手合いは4子といえるのだろうか?
マア勝負ではなくトレーニングと考えれば何でもありですが、そうならばトレーニングマッチに勝っても威張るのはおかしいでしょうね
さて彼は前者でしょうが私は後者乗り
元々遊びの昼休み碁なのだから口論しても始まらないから3番手直りでやるのがいいかもしれないけれど、トレーニングでもいいかも
この表でも分かるように、最近黒のFさんはだいぶ5子局に慣れてきたかも知れません。
何に慣れたかと言うと、”戦い”と言うより一局の進行ペース・あるいは”に戦わない”と言うことに慣れてきたように見えます。
単純に言うと、序盤での考慮時間が少し長くなっているようにも思えますが、そういう絶対時間ではなくて、”戦いの呼吸”みたいなものが変わってきている。
5子局を私の方から見ると、黒さんは必ずしも戦わなくても良い、但し白が無理・無体をしたら断固戦うと言う準備は必要。
平和を唱えながら、場合によっては断固武器の使用も辞さないみたいな・・・少しきな臭いな・・・まあその辺の呼吸ですね。
常に5分の分れなら置いた方が有利な状況です、それで多少損でも”シッカリ(後に手が残らないように)打つとしたら、どの程度までが許容範囲なのか?
後手の先手みたいに自陣の味は消して後日の戦いを有利にする・・・とか
きっと、5子局辺りではこの辺の呼吸を飲み込むのが難しいのではないのかな?
少しのユルミ・凹みが後退の引き金になるみたいな事はあるから、後退は臆病なようで物凄く勇気が要ります。
そういう要素は互い先では多いのだけど、4子、5子でもよく表面化しませんか
F氏くらいになると、囲碁の知識もだいぶあるし、ある程度の自信も出来ていると思われる・・・そこが進歩には欠かせないことであっても、落とし穴になる事だってあると思うのです。
これまでにも話して来ましたが、今日の囲碁から見た角度で話します。
端的に言うと[多少ぬるくても・・・]という[ぬるく]を我慢できないのだと思う
[いっぱいいっぱいに打っている]方が「碁を打っている充実感」というか「碁の楽しみ」を感じるのかも知れません。
それにそういうことを「上達のための必須条件」みたいに思い込んでいる・・・と言うことは無いだろうか?。
確かにそういう面はあるし、否定は出来ないでしょうね
が、こういう方針で打った結果が先にあげた星取表の前半部分ではないだろうか、そこが難しい所だと思う。
黒から見て前半は1勝5敗、後半は3勝2敗・・・これは偶然ではなくて明らかに打ち方が変わってきた結果だと思うのです。
それで「多少ぬるくても・・・」と関連して、こういう打ち方を「勝ちに拘った打ち方」みたいで「小さくまとまる」打ち方と見るか、「5子の置石の特性を生かした戦法」と見るか・・・どうでしょう。
都合の良い言い方をすると、「ぬるい」=「シッカリした」ではないという事が分かることだともいえないでしょうか。
置き碁は「黒、戦いなさい!」それも「白石と黒石の比率の差が大きいうちに」・・・マア要所に白石が来る前に戦いなさい・・・確かに一気に行くのは黒として非常に魅力的。
それが出来たら気持ちがいいし、自分が強くなたと「確信に近いもの」を得られるかも知れません。
究極と言うか目標はそうかもしれないけれど・・・
私が思うには、5子局でいつもそういう風に打てる人は4子はおろか、3子局でも打てるのではないだろうか、つまり5子は手合い違いかも。
現状5子の壁を乗り越えようとすることが目標の人にはかなり難しいでしょう
やはり5子には5子の打ち方があって、それをマスターして4子に進むのが順序のような気がする。
それが何かと問われると詰まってしまいますが・・・
もう一つF氏が私に対して持っている気持ちにも問題点があるように思うのです・・・この点について白の立場からのコメントは非常に誤解を呼びやすいから、口外は危険な感じもしますが・・・
最初彼は私に対して3子でも何とかなると思っていた・・・節がある
それが4子になり5子になったのだから「そんなバカな」であり「目に物見せてやる」になったようです。
それが星取表の前半部分と重なるはずだと推測
後半部分で、現実のギャップを受け入れたかな?
さて今日もそんなことで白は苦しい戦いを強いられていた。
白は何処に打っても打ち込みみたいなものだから、打ち込んできた石を攻め上げるのは戦法の一つ・・・但し、攻め手の隙を狙って返し技を仕掛けるとか、囮作戦で白は多方面での成果を重視するとか・・・だが黒は白の動きをみながら打つようになって来ている。
白としては仕方が無い、5子のギャップがありますからね
「ボチボチ行って3回に1回勝てればいい」くらいの気持ちです。
白としては勝敗に拘るとか拘らないとかでなく、勝敗など忘れることが必要かも知れないと思っています・・・どんな形勢でも最後まで打つということではなくて・・・
実戦では終盤の入り口で、白の様子見に黒が受け損なって形勢が逆転した。
時刻は「どんど晴れのエンディングテーマ」が流れは始めた・・・
局後のF氏の感想:「チョッとかっこつけすぎたかな?」「そろそろ4子でもやれそうな気がしてきている」・・・5子で負けたセリフとしてはチョッと「ムッ」と来るセリフだと思うのだけれど、実際にそう思っているんだろうな。
さっき「勝敗を忘れ・・・」なんていった割には、こういうセリフにはアンテナがピクピクします。
白も修行が足りないのです。
ところで私は対局前に彼に「何処かで打っています?」と質問・・・これもちゃんと伏線なんです。
「今はココだけですよ」の答え
だとすると、職場碁で強くなっている面もあるはずなんだけれど白とかライバルへの感謝の気持ちは感じられない・・・
いや感謝してくれとか何かしてくれではないのだら、こういうことを言うと誤解されるだろうな。
置かせている相手が強くなれば頼もしくもあるけれど、この場合は「ムムッ嘗められている」みたいな気持ちのささくれも出てきます。
Fさん一流の挑発行為かも知れませんね、「摩擦っぽい」ことも楽しんでいる
さて逆転の場面で「これさえなければ楽に4子の碁」と見ているみたいです・・・が逆からみるとそこが大きな問題でもあるはずなんです。
「これが出るうちはマダマダ5子」と考えるのは間違いだろうか・・・
例えば5子の手合いの彼が4子で打ったとして、対戦成績は勝率0ではないはずです・・・例えば1勝2敗とか1勝3敗ペースであったとして、両者間の手合いは4子といえるのだろうか?
マア勝負ではなくトレーニングと考えれば何でもありですが、そうならばトレーニングマッチに勝っても威張るのはおかしいでしょうね
さて彼は前者でしょうが私は後者乗り
元々遊びの昼休み碁なのだから口論しても始まらないから3番手直りでやるのがいいかもしれないけれど、トレーニングでもいいかも