なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

三局目のしょうじき!?

2008-05-07 16:58:18 | Weblog
 GWも終盤、ニュースでは帰省のUターンラッシュが報道される時期にやっと3局目を打ちました。
 そろそろ、体にも心にも鞭を入れておかないと、連休明けにボーッとした顔で出勤することになりますから、緩みきったところに渇を入れる意味もあります。
不思議なことにGWの中頃では「打つより見ている方が好いな」と身も心もだらけていたのが、ともかく石を持つ(ネットですからキーを叩く)気になるから・・・何処かでセルフコントロールが働いているかも知れません。
 碁の内容としては、マダマダ満足できるものではない(何時までたってもそういう碁は打てそうにありませんが)ものの、ヘボ碁のザルキチとしてはマアマアだったでしょう。
 序盤で相手に下駄を預ける場面がありましたが、きっとこれが好いと思う。
  出切って戦いの碁にするのか、実利と外勢・隅の地対中央の大模様か相手に選択の権利のある場面です。
 こういう展開が好いようですね・・・気のせいかも知れませんが
  自分で決めてかかる時は、目的に合うように、無理にでもそっち方面に行くような打ち方になることが多いから、無理・歪が出るのでしょう。
 相手が”素直”に打ってくれれば良いのですが、どこかに隙、欠陥があってそこを突かれるといっぺんにおかしくなるのです。
 その点相手に「お好みはどちらですか?」と訊きながら展開する方がどうも石の流れに無理が生じないような気がするのです。
 もともと、ナマクラ的な性格ですから、相手が決めてくれるほうが楽なわけです
  この辺りが性格が反映されるのかも知れません。
    横道に逸れますが、皆で外食レストランに行くとその性格がモロに出ます
   まず先頭を切ってオーダーを出すことはありませんで、得意手は合わせ技
   誰かが注文すると「アッ、私もそれと同じ!」となりますから。
 ともかく相手はガンガン隅で地を稼ぐ
 流石に4隅全部地にされたら、中央の石が余程味よくまとまらないと対抗できないので1隅は確保して、[相手:3隅+若干の辺の地]対[私:1隅+中央の大模様]となりました。
 
 相手にしてみると大模様が大きく地になるといけないと見たか、そこを地にさせない打ち方を巡っての終盤勝負。
 コウ含みの寄せ勝負となりました。
  終盤は小刻みに時間を使う、緊張する展開で、これも久し振り。
 何度も何度も数え直して、コウ立てとコウ替わりの計算をしたものです。
  レベルとしてはお恥ずかしい程度でしょうが、まあまあ自分としては満足感がある展開ですね。
 一手ばったりではなく
 悪手のカバーに更に悪手を重ねるような展開ではなく
 相手のミスを期待することもなく・・・
  私レベルとしては碁らしい碁を打てたということです。
 取り敢えず序盤で無理をしないのが良かったかも
 更に相手に選択権を預けたのも・・・
  イヤここのところはきっと違うでしょうね。
 相手が選んだように見えて実はそうせざるを得ない状況が作れれば・・・、そういう選択がこちらのヤヤ有利な状況・・・そういう碁を打てればきっと楽しいかも
 もっともそんなことが出来るのは神様みたいな人だけでしょうね