土曜日に買った「NHK囲碁講座6月号」と「圍碁6月号」を読んでいます。
雑誌ですから本のような重量感というかボリュームは感じませんが、2冊同時ですから忙しい感じはある。
急がなくてはいけないことも無いのですが、買ってきた勢いみたいなものがありまして、手持ちの未読の本・図書館から借りてきた本などの中で優先順位が高い。
週末ですから、サッカーの試合を見ながら・・・これも地上波・衛星放送・スカパーと帯みたいに繋がっていきますから結構忙しい。
それに、いつものネット碁があるわけで、体は家にいてTV画面かパソコンの画面か、そうでなくては本を見ている状態ですから、およそ運動とは縁の無いスタイル・・・「少しは表を歩いてきたら?」と言われるのですが、そんな暇などあるわけが無い。
体は疲れなくても、目は疲れるから時々目を閉じてジッとしているので、これは周りから見るとどう見ても「TVを見るか、寝ているか」に見えるらしい・・・確かにその通りみたいなものです。
さて、久ぶりに買って読んだ月刊誌
私としては一番初めに読んだのは大学生の頃ですから、40年前ですね
時折本屋さんで「囲碁クラブ」を買って読んでいましたが、たまに買い損ねた時とか、売り切れてしまった時にそれがあれば買って読んだものです。
月刊誌ですから、当然連続ものの企画とかあるのですが、そういうものが繋がらないという不満とか、時事的な記事が3ヶ月くらい前のものですから古い新聞をお金を出して買っているような不満もあるにはありましたが、それでも買って読んだということは・・・
そういう情報に飢えていたのでしょうね
当時私は囲碁を学生の仲間内で打つだけで碁会所とは縁が無かったし、ネットなど無い時代です、月刊誌は「棋道」|囲碁クラブ」「圍碁」しか無かったような気がします。
ずっと後になって「週間・囲碁」が新聞形式で発行されて、嬉しかったものです
これは新聞屋さんに頼んで定期購読したものです。
久ぶりの月刊誌の紙面
読んでみて、、、何やら懐かしいような、、、
昔読んだ時と同じような気がした
マンネリなどと失礼なことは言いませんが、構成がニュース的な部分と囲碁についての解説・講座みたいなもの、詰め碁の問題、認定テスト・・・
一体他に何を期待しているのか聞かれても返答に困りますが、ともかく構成としては昔と変わらない感じです。
それの何が悪いのかと言うと、これもまた返事につまります
逆に、「いつもの」的に安心感はあるのですが、一方で「こんなものなのかな?」という気がしないでもない・・・マア無いものねだりみたいですね
内容は昔読んだ物と全く同じではないはずですよね・・・例えば1980年代バージョンとか21世紀のコミ6目半バージョンとか、多分違うはずです。
それに、その時代に合わせたような説明のしかたみたいなものがあるはずですね
いずれにせよ、プロ・プロになれる人が1回でわかってしまうこと・アマでも強豪なら数回で分かること、それをコチトラ100回かかっても理解できていないらしい。
その証拠に似たようなことを繰り返し繰り返し読んでいるような感じで、しかも棋力は下がることはあっても上がらないみたいな・・・
雑誌としてはその時代時代で読者が世代交代していくようなところがあるでしょうが、、、私・進歩が無いが故に、似たような内容で楽しませていただいている、、、嬉しいような寂しいような感じです。
ところであるページに「日本棋院免除料金」という表が出ていました。
それによると初段の免状を欲しいとすると税込み31500円だそうです。
欲しければ誰でももらえるわけでもないでしょうが、一応そういう料金・・・この金額が高いのか安いのかは人によって違うとは思いますが、ともかくマア払えない金額ではないとは思えます。
しかし四段ともなると、仮に飛びつけ(三段の免状が無い人が四段の免状を受ける)の場合89250円となる、、、この辺りになると「!?」
私の場合、かなりの昔ローカルの囲碁大会のご褒美として「半額の免状取得権」を頂いた。
飛びつけだったので三段の免状料+四段の免状料の半額で頂いた・・・いや今にして思うと「買った」というか「買わされた」感じもあります。
碁会所との付き合いと言うか、日本棋院への寄付行為というか
六段飛びつけともなるとこれが210000円!!となる
ニュースでみるワーキングプアーの月収より高い
新卒の月収より高いでしょう
勿論買える人が自分のお金を出して取得するのに、第三者がとやかく言う筋合いではないことは確かですが、感想としてははっきり言って「貧乏人は相手にしていない」という印象ですね・・・僻みが大部分を占めますが。
免状の持つ意味を考えたら、棋力認定としての免状と寄付行為は分けて考えなくてはいけないと思うのです。
棋力認定は普及にも影響がありそうですが、これと寄付は本来別物のはずです
「寄付はするけれど見返りは望まない」というのが本来の寄付行為のはずですが、「寄付してくれた人には特典があります」などというのは大いに変
そこの所が整理できていない社会なのか、あるいは棋院だけなのか・・・
ともかく210000円という正札は、はっきり言って「馬鹿にしている」という印象です。
「嫌な人」「お金が無い人は買わなければ善い」ということでしょうが、こういうところが変わらないと明るい未来は無いでしょう。
売りたい人がいて、買いたい人がいるから勝手でしょうという論理は正しいかも知れません。
でも、免状に関する限り、好きになれない最大の理由の一つです。(囲碁は好きだし、プロ棋士は尊敬している方が多いのですが棋院は嫌いという意味です)
そして、こういう体質は多分この世界の発展の阻害要因の一つだと思う
寂しい話です。
雑誌ですから本のような重量感というかボリュームは感じませんが、2冊同時ですから忙しい感じはある。
急がなくてはいけないことも無いのですが、買ってきた勢いみたいなものがありまして、手持ちの未読の本・図書館から借りてきた本などの中で優先順位が高い。
週末ですから、サッカーの試合を見ながら・・・これも地上波・衛星放送・スカパーと帯みたいに繋がっていきますから結構忙しい。
それに、いつものネット碁があるわけで、体は家にいてTV画面かパソコンの画面か、そうでなくては本を見ている状態ですから、およそ運動とは縁の無いスタイル・・・「少しは表を歩いてきたら?」と言われるのですが、そんな暇などあるわけが無い。
体は疲れなくても、目は疲れるから時々目を閉じてジッとしているので、これは周りから見るとどう見ても「TVを見るか、寝ているか」に見えるらしい・・・確かにその通りみたいなものです。
さて、久ぶりに買って読んだ月刊誌
私としては一番初めに読んだのは大学生の頃ですから、40年前ですね
時折本屋さんで「囲碁クラブ」を買って読んでいましたが、たまに買い損ねた時とか、売り切れてしまった時にそれがあれば買って読んだものです。
月刊誌ですから、当然連続ものの企画とかあるのですが、そういうものが繋がらないという不満とか、時事的な記事が3ヶ月くらい前のものですから古い新聞をお金を出して買っているような不満もあるにはありましたが、それでも買って読んだということは・・・
そういう情報に飢えていたのでしょうね
当時私は囲碁を学生の仲間内で打つだけで碁会所とは縁が無かったし、ネットなど無い時代です、月刊誌は「棋道」|囲碁クラブ」「圍碁」しか無かったような気がします。
ずっと後になって「週間・囲碁」が新聞形式で発行されて、嬉しかったものです
これは新聞屋さんに頼んで定期購読したものです。
久ぶりの月刊誌の紙面
読んでみて、、、何やら懐かしいような、、、
昔読んだ時と同じような気がした
マンネリなどと失礼なことは言いませんが、構成がニュース的な部分と囲碁についての解説・講座みたいなもの、詰め碁の問題、認定テスト・・・
一体他に何を期待しているのか聞かれても返答に困りますが、ともかく構成としては昔と変わらない感じです。
それの何が悪いのかと言うと、これもまた返事につまります
逆に、「いつもの」的に安心感はあるのですが、一方で「こんなものなのかな?」という気がしないでもない・・・マア無いものねだりみたいですね
内容は昔読んだ物と全く同じではないはずですよね・・・例えば1980年代バージョンとか21世紀のコミ6目半バージョンとか、多分違うはずです。
それに、その時代に合わせたような説明のしかたみたいなものがあるはずですね
いずれにせよ、プロ・プロになれる人が1回でわかってしまうこと・アマでも強豪なら数回で分かること、それをコチトラ100回かかっても理解できていないらしい。
その証拠に似たようなことを繰り返し繰り返し読んでいるような感じで、しかも棋力は下がることはあっても上がらないみたいな・・・
雑誌としてはその時代時代で読者が世代交代していくようなところがあるでしょうが、、、私・進歩が無いが故に、似たような内容で楽しませていただいている、、、嬉しいような寂しいような感じです。
ところであるページに「日本棋院免除料金」という表が出ていました。
それによると初段の免状を欲しいとすると税込み31500円だそうです。
欲しければ誰でももらえるわけでもないでしょうが、一応そういう料金・・・この金額が高いのか安いのかは人によって違うとは思いますが、ともかくマア払えない金額ではないとは思えます。
しかし四段ともなると、仮に飛びつけ(三段の免状が無い人が四段の免状を受ける)の場合89250円となる、、、この辺りになると「!?」
私の場合、かなりの昔ローカルの囲碁大会のご褒美として「半額の免状取得権」を頂いた。
飛びつけだったので三段の免状料+四段の免状料の半額で頂いた・・・いや今にして思うと「買った」というか「買わされた」感じもあります。
碁会所との付き合いと言うか、日本棋院への寄付行為というか
六段飛びつけともなるとこれが210000円!!となる
ニュースでみるワーキングプアーの月収より高い
新卒の月収より高いでしょう
勿論買える人が自分のお金を出して取得するのに、第三者がとやかく言う筋合いではないことは確かですが、感想としてははっきり言って「貧乏人は相手にしていない」という印象ですね・・・僻みが大部分を占めますが。
免状の持つ意味を考えたら、棋力認定としての免状と寄付行為は分けて考えなくてはいけないと思うのです。
棋力認定は普及にも影響がありそうですが、これと寄付は本来別物のはずです
「寄付はするけれど見返りは望まない」というのが本来の寄付行為のはずですが、「寄付してくれた人には特典があります」などというのは大いに変
そこの所が整理できていない社会なのか、あるいは棋院だけなのか・・・
ともかく210000円という正札は、はっきり言って「馬鹿にしている」という印象です。
「嫌な人」「お金が無い人は買わなければ善い」ということでしょうが、こういうところが変わらないと明るい未来は無いでしょう。
売りたい人がいて、買いたい人がいるから勝手でしょうという論理は正しいかも知れません。
でも、免状に関する限り、好きになれない最大の理由の一つです。(囲碁は好きだし、プロ棋士は尊敬している方が多いのですが棋院は嫌いという意味です)
そして、こういう体質は多分この世界の発展の阻害要因の一つだと思う
寂しい話です。