なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

ジェネリック効果!?

2008-05-17 16:09:57 | Weblog
 これは健康な方には縁の薄い話ですね。
 私の場合は「生活習慣」とか「循環器・内科」で毎月検診を受けています。
 これに眼科や歯科が加わると毎週どこかの病院に通うことになる
 誠に面倒ではあるし、医療費・薬代も馬鹿にならない・・・そうはいっても必要な薬だから飲んでいるわけで・・・「お薬」のおかげで生かして戴いているのですから文句も言えませんが。
 しかし、考えて見ると薬って不思議ですね
  どこか悪いところがあるから飲むのです、、、要するに何らかの症状を治すために飲む、、、だから直ってしまえば薬はいらない
 だから、患者の側から見れば完璧に治るのがよい薬、、、しかし、モシカシテ薬屋さんの側から見ると、ソコソコ直して評判を取って使い続けてもらうのが「良い薬」?かもしれない・・・「生かさず殺さずが一番儲かる?」そんなことは無いか
 マア製薬会社も競争があって良い薬を開発してくれていると思いますが
  その開発費などが薬の値段に載ってきているのも事実で、利く薬ほど高い?
 それに私みたいに何種類も必要な人間は診察の度に大量の薬が書き込まれたアリガタイ処方箋を戴いている・・・
 これが定年後も続くはずですから、見通しの暗い未来が口を開けて待っているとも言えますね・・・収入は限定されて、出て行くほうは確実
 しかもその未来に到達できるかどうかも・・・まさに「生きるも地獄・・・」だいぶオーバーです。
 ところで最近は後発品という救済がありまして「ジェネリック」というのだそうです。
 先発品の製法特許などが切れたものを後発のメーカーが作ったもの
  表現が悪いですが、公的な「海賊品?」、イエとんでもない!、救いなのです
 先発品とほぼ同じ効果が期待できるが、開発費などがかかっていないし、薬の効果もテスト済みみたいなものですから値段がダンチです。
 先月から病院の先生や調剤薬局にお願いして、後発品が出ているものは後発品に替えて貰いました。
 この差が大きい!!

 これと囲碁と関係が・・・
 今朝、内科の診察を受けまして
 ココで4週間分の薬の処方箋を戴くのですが、これらの薬の値段が数種類トータルで半分とまではいかにけれど相当違う
 思わず薬局の帰りに、そのすぐ側にある大型店の本屋さんに寄ってしまいました
  せっかく浮いたお金ですからネ
 でもまあセコイ買い物ですけれど
 囲碁関係は、丁度NHK囲碁講座の発売時期でしたので6月号を買って、ついでに?月刊の「圍碁」を久し振りに買いました。
 発売日の関係なのかどうかは分かりませんが、棚に「囲碁クラブ」「棋道」などが無かったので選択肢としては買うか買わないかだけでした、、、
 表紙の一番下に「新連載 呉清源 新布石構想 白の打ち方」とあったのが決定打で買うことに決定!。

 呉先生の「21世紀の・・・」あの本とかビデオとかも確か誠文堂関係だったはずで、ビデオはK畑先生の持っているものを見せてもらったりしたし、王立誠九段との3巻セットの本は図書館にあったので読みました。
 新機軸なのか焼き直しなのか、それとも微調整改訂版かは知りませんが、呉先生の大ファンですから嬉しいことです。
 構成・記述を見ると牛力力とある!
  来日したばかりころから、私にとって老師ですから(若くて美しい女性でも中国語では”老師”には違いないので、わざと”老師(ラオシ)”と呼んだものです)
  小さな見出しに「白の布石3」とあるから、これは1,2を入手しなくてはいけないですね。
 それにしても牛先生とは去年のJFE趙治勳杯以来です。
 今回は紙面での出会いですが、なんだか嬉しくなってきます。
  これで、当分は毎月この月刊誌もチェックしなくてはいけませんね。
 ともかくこれもジェネリック効果かも知れません。
  朝から嬉しい一日になりそうな予感。