なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

研修疲れ

2008-05-23 17:27:45 | Weblog
 木曜日は一日研修絵でした。
  電車に乗って東京まで行くのはいいけれど、、、まあ1時間ぐらい座れなくたって文句は言いませんが、私は人が多いところは苦手なのです。
 あんなに大勢の中を歩いていて、それでいて知り合いに出会うことなどマズ考えられない、、、当然ではあるけれど、余程のことが無い限り他人には無関心なのです。
 この辺りが、非常に複雑なところで、田舎みたいに町を歩けば知り合いに出会うこと無しでは済まされないようなところは疲れるし。
 その反対の極も疎外感がある。  
  贅沢と言うか無いものねだり、あるいは、いつも何かに不満を抱く嫌な性格なんでしょうね。
 少しだけ、良いことと言うか悪くは無いこともありました。
  会場の案内図がファックスなので、潰れた線やかすれた印刷で非常に判断しにくくて、、、要するに迷子になりかかって。
 充分に時間の余裕を見てきていたので問題はおきませんでしたが、
 二人の人に目的のビルの場所をを訊きました
  昔なら、東京で道を尋ねて10人に一人相手をしてくれれば良い方だという印象がありましたが、今回は二分の二ですから大変化です。
 そして二人目の人で大ヒット、開始5分前に滑り込んだ。

 ともかく夕方5時過ぎまでたっぷりとお勉強させて戴きました。
  私などは1時間で来られるからまだ良い方だったかも知れません。
 静岡とか栃木とか、いや私と同じ県でも遠い人は、朝6時過ぎの高速バスで来たらしい、、、しかも途中で渋滞につかまったというから大変です。
 こういう人は、、、私などは6時半には家に着きましたが、それから1時間は余計にかかるでしょう。
 それと、中には明日もまた連続で、テーマを深化させて研修を受ける人も数人いる、、、1泊2日らしい。
 マア遠いところから来た人は反ってこの方が楽かも知れません。
 
 それにしても、当然とは言いながら真面目な研修でして、、、
 1日では時間が足りないくらいの量をこなさなければならない。
 しかもパソコンで「何故そうするか」的な部分は省いて、ともかくオペレート中心。
 しかも立場の違う人も混じっているのですから、何故こういうことをやるのかわからない部分や、どう言う時に必要な作業か分からない部分も含めて、ともかく「この場合はこうする」的な「鵜呑み」というか「頭から丸呑み状態」
本当は質問したいことを用意して言ったのですが、それどころでは無さそうなので控えてしまいました。
 それと、いつも使っているパソコンで、システムの説明通りに動かないことがあるので、それが作業ミスなのか機械的な原因なのか知りたかったのですが、とてもそこまで余裕が無かった。

 マ、それでも昨年1年やってきたことを復習して、新しいことも多少は分かったし、収穫はあったということらしい。
 もっとも、最後に”支給された”研修終了証という紙切れで、何かを勉強して来たという証明になるらしいから笑ってしまいます。
 というのも、昨年この仕事に就いたとき、本来業務を教えてくれるはずの人が忙しくて引継ぎ無しで始まった。
 ですから業務用のシステムなど、半分は意地で半分は必要に迫られて電話帳みたいな説明書を読んで覚えたわけで・・・この自習と言う努力には終了証も努力賞も無いのです、、、

 囲碁もスポーツもゲームも多少似ているところがあるようです。
  教えてもらいたいと思うだけでは、多少甘さが出るような気がします。
 憶えたいと思う時、先達に教えて貰うのは勿論いいこととして、それだけでなく「自分で何とかしたい」というところとの兼ね合いが問題でしょうね。
 教えてもらうのもいいけれど、これが口で教えてもらうことだけではなくて、横にへばりついてでも教わるようなところも・・・
 例えば碁会所で自分では1局しか打たないのに、K畑師匠の対局を横に座って何局も見せてもらったり・・・勝手に見ているだけですが
 若いころ(30才代から40才代前半の頃)平日の夜・土日には碁会所に通っては、そういうことをしていました。
 自他共に認める一番弟子・・・弟子の中で一番強い弟子ではなくて・・・一番古くからいる弟子と言うか師匠に一番手間をかけさせている弟子ですね。
 ”出来の悪い子ほど可愛い!”、、、可愛がって貰いました。

 さてさて研修に疲れて、慣れない電車で立っていたので疲れて、早く眠ったので、、、ジイサマは早く目が醒めてしまった。
 朝の4時半に目が醒めると、バアサマも起きていた
  年はとりたくないというか、同じように年をとったというか
 目が醒める前に研修絡みの嫌な夢を見たり、眠った割には疲れが取れていない感じがする・・・これが老化なんでしょうね。