なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

「幽玄の間案内」

2009-10-01 03:43:37 | Weblog
 先日日本棋院のネット碁「幽玄の間」の無料会員になった話をしました。
  無料会員だから贅沢は言えませんが、タイゼム以上にサービスで差別があるので、とても試しに対局するところまでは行っていません。
  その辺り、外国のネット碁では受けられるサービスが、国内のネット碁では冷たい感じがして、商売上已むを得ないのだろうとは思うのですが・・・あるいはそれだけ国内のネット間競争があるのだろうとは思いますが、多少受ける印象にザラツキを感じます。
 自分の無料会員申請に書きこんだ段位を全く無視されて「25級からなら打っても良いよ」みたいなところが、何やら癪に障るのです。
 「無料会員まで、有料会員みたいな待遇は出来ない」ということでしょう・・・それは分かる・・・しかし25級とは・・・ホントにその棋力なら文句は言わないし、プロに打って貰う時に井目風鈴中4目と言うことなら従いますが。
 ネットとは別問題ではありますが、昔の判詞で申し訳ない、私が30才台の頃当時通っていた囲碁クラブのローカルな大会で優勝した記念に4段に推薦されて免状を申請しました。
 実際にその時それだけの棋力が備わっていたとも思えませんが、「せっかくだから」「この際だから」みたいなノリで免状を申請して、受けました。
 当時の年令での給料から見ると、遊びにかける代金としては決して安く無かったので、女房殿に相談すると「貰っておけば」とあっさり賛成したのには驚きました。(普段ケチなのに、意外と太っ腹)
 そういう思い出があるのですが、今でも押し入れの隅で眠っている筈・・・
  とにもかくにも、それも日本棋院公認の筈なんです・・・「無料会員の立場なんだから25級からでもコツコツやる・・・」それもあるかも知れませんが、以前に有料で棋院の免状を発行している事と多少矛盾するような気がします。

 ともあれ、ネットで幽玄の間無料会員申請・承認の関係で今度は「幽玄の間」ユーザーズガイドが送られて来ました。
  パソコンの使い方では多少の違いはあるものの、ネット碁ごとに極端に違うことも無いので問題は無さそう
 碁を打つことについてはそれほど大きな差は無いと思います。
 問題は「点数制」か「段級制」・・・ここは段級制のようですね・・・タイゼムとかパンダ、のような感じなんでしょう。
 段級制の為でしょうが、ネットで「握り」は珍しい。
  あと、問題は持ち時間・・・何でも秒読みの方法が「手合い方式」「NHK方式」「カナダ方式_」・・・最後のカナダ方式というのがイメージが湧きませんが、マアそれ以外はなんとなく理解できるので問題は無い。
 ただ、「持ち時間20分」「秒読み30秒」「3回」・・・持ち時間45分の碁に慣れているので20分は難しそうではあるが、もうひとつのNHK方式が「1手30秒、考慮時間20分、秒読み付き」であるならこれは打てそうな条件。

 会員数も多いでしょうし、打ちたい時に誰か相手をしてくれる人がいそうなのでそれは安心・・・ID制なのでマナー問題は分かりませんが天下の日本棋院ですから安心しても良さそうだと考える・・・。
 最後の、最大の問題。
  月会費2100円は問題ないとして、今入っているところとダブル登録する意味があるのか?そこが問題。
 仮に金額は問題ないとしても、現在でも月間20局程度の対局なのに二つはいかにも贅沢を通り越して無駄な感じはする。
 リアル碁会所に毎日曜日出かけて席料1000円づつ払う事を考えれば無駄とも言えないのに、いざとなるとケチな事を考えます。
 それとIDで大勢いるところも好いが、実名サイトも捨てがたい愛着もあるので、これは選択が難しい。
 まさか実名サイトとIDサイトで鉄道みたいに「合い乗り入れ」交流は無いだろうし・・・。
 あるいは一つのサイトに入会すると複数のグループに入室して対局できるみたいにグループ化されれば最高なんだけれど、都合が良すぎますね。
 取り敢えず二者択一と言う事なので、これは暫く悩みになりそう。
 しかもどちらかを選択して解決とも言えない問題です。