昔のことです、仕事で都内で打ち合わせがあり出張した時のことです。
浜松町駅の通路で絵の展示即売のような催しがありました。
絵と言っても油絵では無くてリトグラフですからびっくりするような値段ではありませんが、マア新人の初任給ぐらいからのお値段と言うところ。
それにバブル崩壊する以前ですから、日本での価格は仕入れ先の欧米に比べたらかなり高かったとは言えます。
ですから絵画・美術品に投資みたいな事を言う人がいましたが、それは海外で仕入れて来る人の話で、日本でバブル価格で買うのでは相当ミリがあります・・・ですから値段云々より純粋にそれが欲しいかどうか、あるいはどの程度までなら支払うことができるのか・・・そういうことだったとは思います。
マアそれはともかく、仕事で通りかかっただけですが、多少時間に余裕があったのでブラブラと見て歩いているうちにそこから立ち去れなくなってしまいました。
気に言ったリトグラフと巡り合ってしまったらしい。
ジャンセンという画家で250枚刷ったうちの一つではあるから、値段と絵の価値のバランスは判断できないものの、その絵が欲しくなってしまった。
勿論財布にそんなお金は入っていませんし、家のお金は全て女房殿管理ですから一存で買うわけにはいきません・・・相談したとして、こういう買い物は初めてですから頭からダメが出る可能性が高いから言い出すのには不安がある。
画廊での常設展示では無くて駅の通路コースの企画販売ですから即断即決が必要・・・
かなり迷いました・・・迷いに迷って・・・公衆電話から女房の勤め先に電話して「絵を買いたいから口座番号を教えてくれ・・・」
聞いた方も何の話かびっくりしたでしょうね。
ともかく初めの一枚とはこういうことが無いとクリアー出来ないようです。
そして初めの一枚が無いと次は無いわけです・・・つまり、迷った挙句見送っていれば多分一生絵を買うと言うことは無かったと思われます。
こういうことは単に余裕があるとかないでは無く・・・私などどちらかと言うと貧乏な方でしょう・・・気にいったもの・事にお金を出すかどうか。
そういう習慣みたいなものを持つかどうかというところが分かれ道のような気がします。
(お金があるから買うとか投資として買うのではなく、こういうところで出費があるので、貧乏からは脱出できないとも言えます・・・)
最近のコミュニティの囲碁を見ていても多少そういうところがあるような気がします。
公的なスペースを借りて自主活動ですから当然みたいに無料・・・当地には近所にこういう施設が2か所あります。(一つは高齢者専用、もう一つは誰でも)
それに団地集会所をを利用したクラブなども。
ですから近くの碁会所は立ちいかなくなって閉店したのも、そういう施設の影響が大きいと思います。
利用者にしてみれば当然無料の方が良いので、遠くから毎日車で通ってくる人もいる・・・しかし、有料のところもそれなりに良い点はあった筈なんです。
碁を打つ環境と言うか雰囲気は全く違う・・・当然ここに差が無くては有料の意味が無いですが。
それに、定期的にプロが来て指導碁が受けられるとか、指導碁を観戦できるとかも。
どちらにも良い点があったとしても、有料碁会所には経営問題があるので存続させていくこと自体が難しいと言えます。
従って無料の施設のある近くでは成り立たなくなっていく傾向にあります。
それにネット碁もありますし。
プロの指導碁と言うと
碁会所などでプロの指導碁など受けられる場合、有料でも教えて貰いたい人と、無料なら受ける人と、無料でもプロとは打ちたいと思わない人・・・いろいろいます。
勿論有料と言う場合はポケットマネーから支払うわけですから席料とは別の出費にはなります。
でも出費が嫌というより、趣味に出費して有料レッスンを受けるかどうか。
例えばゴルフにしたって、きちんとプロのレッスンを受ける人もいれば、打ちっぱなしで少し打って、すぐにコースに出る人もいる。
マアそういう習慣であるし、楽しみ方其々。
財布に余裕がなければできないことですが、それと趣味に出費する習慣があるかどうかにも左右されそうです。
子供の教育費には出費は惜しまないけれど、代わりに自分の趣味は切り詰めると言うこともあるでしょうし。
物事を斜めに見てしまう癖ですが
例えば囲碁祭りイベントで多面打ちの企画には希望者が多い
趙治勲杯の時もトーナメントの合間なのに希望者が多かった。
熱心なファンだと言えますが、プロに無料で指導碁を受けられる企画でもあるので、当然であるとも言えます。(まして趙治勲先生本人が打ってくれる場合もあるのですから)
では、これが有料だったら?
値段によるだろうか?いくらなら受けますか?
1000面指導碁と言う事で、大盛況だったそうですが、大先生の記念であり囲碁ファン・囲碁のお祭りですし、そういうもので囲碁の露出度をアップさせるということでしょう・・・皮肉な見方をすれば盛況なのは当たり前でこれで盛況でなければ危機的です。
現代生活と言うか、今は「無駄な出費はしない」「理由のないお金は出さない」という合理的な考え方が主流だろうし、そうしなければやっていけない時代でもありますが、一方で楽しみにお金を使う時代でもある。
さて、趣味にかかる費用が無駄だと思うかどうか、どのくらいが許容範囲なのか、そこの辺りが問題です。
更に趣味を持っている人は一つだけの人は少ないと思われりので、趣味の中で囲碁の占める割合も問題ですね。
浜松町駅の通路で絵の展示即売のような催しがありました。
絵と言っても油絵では無くてリトグラフですからびっくりするような値段ではありませんが、マア新人の初任給ぐらいからのお値段と言うところ。
それにバブル崩壊する以前ですから、日本での価格は仕入れ先の欧米に比べたらかなり高かったとは言えます。
ですから絵画・美術品に投資みたいな事を言う人がいましたが、それは海外で仕入れて来る人の話で、日本でバブル価格で買うのでは相当ミリがあります・・・ですから値段云々より純粋にそれが欲しいかどうか、あるいはどの程度までなら支払うことができるのか・・・そういうことだったとは思います。
マアそれはともかく、仕事で通りかかっただけですが、多少時間に余裕があったのでブラブラと見て歩いているうちにそこから立ち去れなくなってしまいました。
気に言ったリトグラフと巡り合ってしまったらしい。
ジャンセンという画家で250枚刷ったうちの一つではあるから、値段と絵の価値のバランスは判断できないものの、その絵が欲しくなってしまった。
勿論財布にそんなお金は入っていませんし、家のお金は全て女房殿管理ですから一存で買うわけにはいきません・・・相談したとして、こういう買い物は初めてですから頭からダメが出る可能性が高いから言い出すのには不安がある。
画廊での常設展示では無くて駅の通路コースの企画販売ですから即断即決が必要・・・
かなり迷いました・・・迷いに迷って・・・公衆電話から女房の勤め先に電話して「絵を買いたいから口座番号を教えてくれ・・・」
聞いた方も何の話かびっくりしたでしょうね。
ともかく初めの一枚とはこういうことが無いとクリアー出来ないようです。
そして初めの一枚が無いと次は無いわけです・・・つまり、迷った挙句見送っていれば多分一生絵を買うと言うことは無かったと思われます。
こういうことは単に余裕があるとかないでは無く・・・私などどちらかと言うと貧乏な方でしょう・・・気にいったもの・事にお金を出すかどうか。
そういう習慣みたいなものを持つかどうかというところが分かれ道のような気がします。
(お金があるから買うとか投資として買うのではなく、こういうところで出費があるので、貧乏からは脱出できないとも言えます・・・)
最近のコミュニティの囲碁を見ていても多少そういうところがあるような気がします。
公的なスペースを借りて自主活動ですから当然みたいに無料・・・当地には近所にこういう施設が2か所あります。(一つは高齢者専用、もう一つは誰でも)
それに団地集会所をを利用したクラブなども。
ですから近くの碁会所は立ちいかなくなって閉店したのも、そういう施設の影響が大きいと思います。
利用者にしてみれば当然無料の方が良いので、遠くから毎日車で通ってくる人もいる・・・しかし、有料のところもそれなりに良い点はあった筈なんです。
碁を打つ環境と言うか雰囲気は全く違う・・・当然ここに差が無くては有料の意味が無いですが。
それに、定期的にプロが来て指導碁が受けられるとか、指導碁を観戦できるとかも。
どちらにも良い点があったとしても、有料碁会所には経営問題があるので存続させていくこと自体が難しいと言えます。
従って無料の施設のある近くでは成り立たなくなっていく傾向にあります。
それにネット碁もありますし。
プロの指導碁と言うと
碁会所などでプロの指導碁など受けられる場合、有料でも教えて貰いたい人と、無料なら受ける人と、無料でもプロとは打ちたいと思わない人・・・いろいろいます。
勿論有料と言う場合はポケットマネーから支払うわけですから席料とは別の出費にはなります。
でも出費が嫌というより、趣味に出費して有料レッスンを受けるかどうか。
例えばゴルフにしたって、きちんとプロのレッスンを受ける人もいれば、打ちっぱなしで少し打って、すぐにコースに出る人もいる。
マアそういう習慣であるし、楽しみ方其々。
財布に余裕がなければできないことですが、それと趣味に出費する習慣があるかどうかにも左右されそうです。
子供の教育費には出費は惜しまないけれど、代わりに自分の趣味は切り詰めると言うこともあるでしょうし。
物事を斜めに見てしまう癖ですが
例えば囲碁祭りイベントで多面打ちの企画には希望者が多い
趙治勲杯の時もトーナメントの合間なのに希望者が多かった。
熱心なファンだと言えますが、プロに無料で指導碁を受けられる企画でもあるので、当然であるとも言えます。(まして趙治勲先生本人が打ってくれる場合もあるのですから)
では、これが有料だったら?
値段によるだろうか?いくらなら受けますか?
1000面指導碁と言う事で、大盛況だったそうですが、大先生の記念であり囲碁ファン・囲碁のお祭りですし、そういうもので囲碁の露出度をアップさせるということでしょう・・・皮肉な見方をすれば盛況なのは当たり前でこれで盛況でなければ危機的です。
現代生活と言うか、今は「無駄な出費はしない」「理由のないお金は出さない」という合理的な考え方が主流だろうし、そうしなければやっていけない時代でもありますが、一方で楽しみにお金を使う時代でもある。
さて、趣味にかかる費用が無駄だと思うかどうか、どのくらいが許容範囲なのか、そこの辺りが問題です。
更に趣味を持っている人は一つだけの人は少ないと思われりので、趣味の中で囲碁の占める割合も問題ですね。