なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

安部吉輝九段

2009-10-27 04:15:25 | Weblog
 夕方仕事から帰ってネットに接続して、いきなり囲碁クラブに行く前に囲碁関係のブログなどを読んで頭を仕事バージョンから囲碁バージョンに切り替えようと思いまして・・・遊びながら仕事をしているように見えて、これでなかなか真剣にやっているのですぞ!、只、他の人よりマジな仕事の中に冗談の種を見つけたり、真剣と息抜きの切り替えが素早いところはあります。
 マアこういうところは、かなり親しい人でも結果として私を理解しにくい面であり、二重人格的に見えるところでしょうネ。
 くそまじめみたいなところと、いい加減で冗談が好きなところが同居していますから、他からはどこに照準を合わせたら良いか難しいらしい・・・これは自分でも難しい・・・どっちも私ですから。

 さてブログ検索ネットに週刊碁ブログの更新記事が出ていまして、これは井山新名人の記事とか対局取材のきじ・・・
 その上にもう一つ週刊碁ブログの記事がありまして、私はそちらに釘付け。
  「記事は10月26日10:46更新・・・安部九段逝去」
 詳しい内容はわからないのですが、発信元が週刊碁ブログですから信憑性は高い筈です・・・日曜日にNHKでネット関連の番組で迷惑メイルとかナリスマシメイルの話対策の番組がありましたが、これはそうであって欲しい。
 細かな話が無い、第一報の見出しだけですからただ驚くだけでどう受け止めて良いやら分かりません。
 勿論先生とは会ったこともなければ話したことも無いわけですが・・・でも「安部ちゃんの・・・」というシリーズは読んでいましたし、中山先生の囲碁講談にも登場していましたから、イメージとして親近感があります。
 有名人が地方に来た時に「いつもTVで拝見しています」と挨拶をする感じでしょうか。
 安部先生の話と言えば、中山先生の本で「動物園のサル山で安部先生が”サルは可哀そうだ”と言った」という話が頭に浮かびます。
 可哀そうな理由は「サルは碁を打てないから」だそうで、プロ棋士でもそこまで囲碁が好きだった人も少ないでしょう。
 職業プロ棋士・且つ趣味が囲碁の筈ですね。

 さて私も60を越えまして着々と平均寿命年令に近づきつつあります。
  平均と言うのは生まれてすぐ無くなった赤ちゃんから相当な長生きの人までの平均なので、実際には所謂平均よりは長生き出来そうですが、それは健康な人に限るでしょう。
 私はいつどこでゲームオーバーを迎えるか分かりません・・・そういう意味では緊張感とか、ドキドキ感はあります。
 いたって健康な人なら今日は昨日の続きに過ぎないでしょうが、私の場合は「ヤッ!今日もなんとかいけそうだぞ」という喜びに似た気持ちにはなります。
 ま、それでも「一日一日を無駄にしないで生きる」と言うような生真面目さには縁遠い「今日も一日楽しいことを探そう」くらいですから。

 さて安部先生。
  詳しい情報が入るまではお悔やみの言葉は控えます。

PS.
 この記事を更新した後で、他の方のブログにも出ておりましたので、どうやら間違いなさそうです。
 私のようファンにはただただ残念なこととしか言いようがありません。
 合掌。