なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

インフルエンザ対局?

2009-10-21 06:24:47 | Weblog
 最近インフルエンザワクチン接種のニュースがありました。
  まず医療機関の担当する医師・看護師、ついで重篤化したら危険な老人、妊婦、乳幼児・・・当初二度の接種が必要と言われていましたが1回で済みそうだとか。
 手間と費用、ワクチンの量などからして助かります。
  さて私は基礎疾患と言うものが一つや二つでは無いので相当優先順位は高そうなんですが、そういうことは喜んでいいやら、素直には喜べないですね・・・。
 生活習慣病クリニックの医師に相談すると、「まずは、このクリニックでは接種はしませんが、予約はできるのでして行ってください。」「私が責任を持って手続きの書類を書きます」と真剣な表情で言ってくれました。
 マア事務手続き上の事なので”真剣”も”熱心”もないのですが、あり難いと思う反面「そこまで心配な状況?」と言う不安もチラッと頭をよぎるのですから、素直では無いですね。
 ともかく来月あたり体勢が整ったら接種を受けられるでしょう。
  それで安心なのかどうかは運次第みたいなところがあるので単純には喜べませんが・・・
  勤め先の同僚には「虚弱体質のジイサマなので優先順位が高いそうです」と言っておきました。

 ところで、病気は確実に広がって来ているようで、近くの小中学校でも学級閉鎖も少し出てきています。
 それに大好きなサッカーのプロ選手の中にも少しインフルエンザの感染があるようで、そういう選手は当然試合には出られないし、練習だってもってのほか・・・チームメイトとの接触も困ります。
 仮にチームの一人とか二人でしたら・・・要の選手の場合は困りますが、それでもなんとか試合にはなるでしょう。
 しかし学級閉鎖では無いけれど一定以上の割合で感染者が出た場合・・・さて選手が11人残っているからと言って試合を強行するのでしょうか。
 尤もそこまで広がれば、観客も集まらない可能性が高いので、スポーツ興行として成り立たなくなりますね・・・少なくとも一時的には成り立たなくなる筈です。
 政治的理由とかみたいにTV中継のみの、無人観客試合?

 さて囲碁は?
  アマチュアがネットで対局するのには、インフルエンザの感染は心配は無い。
 碁会所・コミュニティなどは心配です・・・そうですリアルの碁はある程度区切られた空間に複数の人間がいるし、対局では一定以上向き合っているし、心配ですね。
 それに碁会所で、全員大きなマスクをして向かい合っている絵を想像すると異様ですし、誰かが軽く咳払いなどしようものなら他の全員から睨まれたりする光景を想像してしまいます。
 やはり学級閉鎖並みに、一定以上人が集まるものは一時閉鎖とか・・・なんだか一昔前の集会禁止令みたいですね。
  ですからプロの碁はもっと心配・・・予定通り対局できるのかどうか。
 もし感染していると分かれば棋院に入場できないでしょうから、感染者入場禁止で当然対局不可能と言う事で不戦敗?。
 もし両者感染していたとしたら、その場合は引き分け?
  タッチの差で、感染の確認が遅れ、棋院に来ることができれば相手の不参加により不戦勝獲得?・・・なんだか変な心配ですね。
 でも、感染かどうか不明な場合、感染拡大を防ぎつつ対局をするには、通常のリアル対局のように対局室での対局では無く、碁盤を使わない対局なんていうのも用意されたりして・・・
 両者別室でパソコンでの対局と言うものが用意されたりして・・・それなら家にいても良さそうなんですが・・・
  対局の公平性を保つために、例えば棋院職員が介添え兼監視員的に同席するとか、あるいはパソコンを大会議室のようなところで、10メートルくらい離れたところに置いて、両対局者は離れた位置で向かい合って対局するなども考えられる・・・。
 公平性と言う意味では、各自の家でのパソコン対局はなさそうな気がします。
  プロの先生たちですから、試験のカンニングみたいなファールは無い筈ですが、それでもゲームの性格上家でのパソコン対局は公式戦としては認められないような気がします・・・
 しかし、私もこういう心配はしなくても良さそうなのに、空想がスタートするとブレーキがかかりません。
 私の場合の心配事は万が一の時、入院先にパソコンを持ち込んで対局・観戦・ブログが普段と同じように出来るかどうか・・・
 仮に病気にかかったら、そちらの方は運と御医者様任せなのですから、心配することといったら、そういうことと好きな物を食べること。

 さあて、スポーツを囲碁将棋もインフルエンザ対策と言うものは取れるのでしょうか?
 やはり感染がある程度で収まるように神頼みしかないかも知れませんが。