何故に「郷原信郎弁護士の予算中央公聴会」発言をマスメディアはスルーするのか

昨日衆議院予算委員会中央公聴会で「甘利氏問題の真相解明が国会の責務」（民主党サイト）と公述人の弁護士郷原信郎氏が陳述をしました。郷原氏は、「この問題が、大臣辞任だけでなんら真相解明されず、うやむやにされるとすれば、国会議員の政治活動への倫理観の弛緩（しかん）を招きかねない」「議員立法によってあっせん利得処罰法が制定されたことの意味も全くなくなってしまう」「検察当局が捜査にすら着手しないのであれば、国会が自ら事実解明に乗り出す以外に方法はない」として、「甘利氏や秘書の証人喚問や参考人招致により事実解明を行うことが国会の責務だと主張」したそうですが、そのこと自身大変重要なことですが、郷原氏の発言に対しておおさか維新の足立康史議員が、突然、「民主党に利する発言をしてきたあなたはどういうつもりで来たのか！？」「民主党の応援団だ。結局ですね、郷原さんは専門家じゃないんです、政治家、政治屋なんです。予算委員会でのこうした売名行為に批判を申し上げて終わります」と発言したとネットニュース掲示板「阿修羅」にありました。
衆議院の会議録にはまだ公開されていませんが、誹謗中傷は明らかな名誉毀損です。多くのマスメディアの新聞・ＴＶは報道していません。僅かに読売新聞だけがベタ記事１０行だけと民主党衆議院山井和則事務所の事務員が教えてくれましたので、近くのクリニックの待合室で確認してきました。しんぶん赤旗は、工藤昌宏東京工科大教授の陳述しか記事にしていません。「竹下衆院予算委員長おおさか維新・足立氏に厳重注意」とWEB版毎日新聞は小さく伝えていました。

山井議員の事務員には、民主党の甘利疑惑問題チームは頑張っているので期待をしています。願わくば千葉県白井市の薩摩興業と千葉ニュータウン北環状線工事現場の関係マップを公表して欲しいと要望しました。
山井議員のプロフィールを見ると宇治市に自宅があるようですので、市立宇治中学校の修学旅行バス二台の生徒を新宿区戸山の国立感染症研究所内にある旧陸軍軍医学校跡地から発見された「人骨」慰霊碑と国立競技場内の「出陣学徒壮行の碑」をガイドをしたことを伝えました。



「出陣学徒壮行の碑」
現在は新国立競技場工事のために他の場所に移転しています。