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「桜を見る会」警視総監の「警護警備の万全を期する」開示文書を見る

2020年01月11日 | 桜を見る会・森友・加計・甘利疑惑問題
警視総監には『「2019年、18年、17年、16年、15年の総理大臣主催の桜を見る会」の「新宿御苑正門及大木戸門に於る車両(乗用車、マイクロバス、大型バス別)の入門・退門及徒歩入門・退門について内閣府との「態勢打合せ記録文書」警視庁警備部又は所轄四ッ谷警察署警備課』を開示請求しましたが、19年と18年の文書しか開示されませんでした。(開示文書101枚中70枚が全面黒塗り。)

内閣府大臣官房長からの開示文書で分かったのは「正門、千駄ヶ谷門、新宿門、大木戸門」から招待者は入苑できましたが、請求した大木戸門の画像(不鮮明)が開示されました。

内閣府開示文書によれば、17年16,520人、16年16,040人、15年14,726人であるにもかかわらず「皇族、元皇族、各国大公使、衆・参両院議長及び副議長、最高裁判所長官、国務大臣、副大臣及び大臣政務官、国会議員、認証官、事務次官等及び局長等の一部、都道府県の知事及び議会の議長等の一部、その他各界の代表者等」計約1万人となっています。予算上も問題ありですが、参加人数もいい加減です。
実施時間は、「午前8時30分から午前10時30分までの間」となっていますが、安倍晋三後援会の大型バスは、午前7時30分から入苑しているのですからその警護警備態勢をとっていると考えられますが、「黒塗りの部分」に協議している内容があるのでしょう。
安倍晋三後援会の大型バスは、今年は何台なのかを事前に把握するのが警視庁の仕事でしょう。
「その他各界の代表者等」に安倍後援会員やお笑い芸人、タレント、歌手、俳優が含まれていました。
反社会的勢力の人間も入苑していたのですから、どんな「警備警護」をしていたのでしょうか。安倍首相は年々予算金額が膨らんできたのは「セキュリティ強化」だと答弁してきましたことに怒りを覚えます。
桜を見る会野党追及本部にバトンを渡しましたので、今後の追及を期待します。
(了)






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