区民から「世田谷自動車学校の隣、と新築マンションの間の歩道に、自転車や歩行者が衝突するような柵が作られました。歩道部分は未だ私有地なのでしようが、この柵は、あまりにも酷く意地悪です。歩行者、自転車にとっても不便で、しかも危険です。」と世田谷区に苦情が届いています。(区政情報課第347号行政情報一部開示決定通知書より)
本日、世田谷区道とS邸歩道と野村不動産分譲マンション(プラウド千歳烏山アベニュー)の現場で、世田谷区土木部工事一課烏山土木管理事務所所長らとS邸鉄柵問題について、11時から12時15分まで忌憚のない意見交換をしました。
この事案は、「建築計画のお知らせ」を受理した烏山総合支所街づくり課及び本庁の都市整備政策部(ユニバーサル推進条例審査担当・建築基準法バリアーフリー法担当)が、「民有地の私道部分」だからと「アンタッチャブル」したからではないかと思考しています。
今後は、関係部署の中で議論してもらい数カ月から一年のスパンで、現実的な解決をしましょうと合意して別れました。
管理人は、バリアフリー法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)及び都及び世田谷区関連条例を研究し、民有地であったとしても今回の事案に適用できなかったのかを研究していきます。
2020年5月管理人が撮影した画像。
野村不動産(株)が、マンション敷地並びにS邸建築予定地を造成していた。
野村不動産「風景条例に基づくおしらせ」の写真の一部。
世田谷区道を黄色の線及び「旧S邸」の文字は、野村不動産(株)の企画・営業部門はS邸の「建築基準法第43条の路地状敷地部分」を認識いていた証左である。
2022年5月のS邸路地状敷地部分の外構工事が未着手の時点で世田谷区は、施工業者住友林業(株)と話し合いをしたのだろうか。
新宿区では建築確認は、みどり土木部との合議制になっています。今回の事案も、烏山土木事務所との合議があれば、平坦な歩道になっていたと考えられます。
(了)