Facebook友達である加藤正衛さんが、過日投稿された「空中聴音機」の画像を頂きたいとお願いしましたら、「空中聴音機」以外にも蒐集された資料を沢山頂きました。感謝の気持ちを込めて順次ご紹介していきます。
新人物往来社刊:日本陸海軍事典「空中聴音機」より
『ラッパ状の大型捕音機四個を空中に向けて回転させ、敵機の爆音をとらえ、その方向や機種・距離などを予測する兵器。一九三〇年の九〇式空中聴音機は小型で、人の背ほどの高さがあり、三脚式。一九三五年の九五式は大型で、四輪がついている。当時は地上の雑音が少なかったから効果はあった。第二次世界大戦中、レーダーの登場により、能力の低い空中聴音機は放棄されてしまった。』
管理人所蔵の資料
加藤正衛さんから頂いた、より鮮明な資料です。
(続く)