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「電話を貸して下さい」詐欺

2014年01月29日 | 健康・福祉・児童

管理人は、警視庁意見欄に下記の文章を送信しました。

ご苦労様です。今朝のNHK朝イチは詐欺事件についての番組でした。私が新宿区議時代に市谷薬王寺町でひとり暮らしの老婦人から相談に乗った被害実例をお伝えしたいと思います。

ある日ひとりの青年が玄関を開けて「電話を貸してくれませんか」と言われたので部屋に入れ電話を貸しました。青年は会社に現在薬王寺町にいることを報告している様子でした。電話が終わると電話代10円を置いたそうです。老婦人はその律儀さに感心をして、お茶を入れたそうです。そのことを切っ掛けに青年は何度か訪問して話し相手になったそうです。そして「羽根布団」を買わされ、別居している息子が悪徳商法だと気がつき私に連絡が来ました。

先日の川崎地検から逃亡した犯人は、何処かで電話を借りているかもしれないと、番組の中で元神奈川県警刑事が話をしていましたが、現在も「携帯電話を忘れた。公衆電話が見つからないので電話を貸して下さい」と言って、犯人が自宅に入り込む事例が出てくるかもしれません。

現職時代の「個々訪問」も殆ど玄関先で、部屋に招かれる場合は希でした。電話による「オレオレ詐欺」や「パンフ詐欺」だけではなく、「電話を貸して下さい詐欺」にも注意を喚起して下さい。

その後、この老婦人は、息子から相談もしないからこんな目に遭うんだと、詰られたことを苦にしたのか、痴呆症になってしまいました。「いやなことは忘れたい忘れたい」という心理が、原因で痴呆症になるのだとその時は感じていました。

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